
万博という祝祭の只中で、ひときわ異様な輝きを放っていた「量子飛躍する美の世界」が、いま静かに大阪の街へ帰還している。タカラベルモント本社一階のロビーに足を踏み入れると、そこはもはや単なる企業の空間ではなく、かつて夢洲で交わされた問いと感動が、形を変えて息づく場所となっている。
色とりどりの多面体が組み合わさった立体は、光を受けてわずかに揺らぎ、見る者の感覚をどこか遠くへ連れ去る。それは再現ではなく、再構築された記憶である。万博という非日常の中で生まれた体験を、日常のただなかへ移し替えるため、社員たちは四十五日間、手探りでこの空間を編み直した。
掲げられた理念は「宇宙時代の循環思考」。それは大げさな標語であると同時に、ここに立つと妙に腑に落ちる。美とは何か、健康とは何かという問いが、光と構造のあいだに漂い、訪れる者の内側に静かに沈殿していく。
万博は終わったはずである。しかし、このロビーに足を踏み入れた瞬間、あの時間は終わらず、別のかたちで続いていることに気づく。そんな不思議な感覚に身を委ねるため、わざわざ訪れてみる価値がある。
万博のレガシーを未来へ
「量子飛躍する美の世界」を大阪本社に移設し、再出発
2026.4.28大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンに出展した展示「量子飛躍する美の世界」を、当社の大阪本社1階ロビーに移設し、新たな一歩を踏み出します。
当社が大切にしたのは、万博の感動やそこに込めた思想を、一過性のものにしないということでした。次世代へとつないでいくために、「万博を万博で終わらせない」という考え方のもと、本社からの再始動に取りかかりました。この取り組みは、「THINK CIRCULAR for SPACE AGE(宇宙時代の循環思考)」を基本理念に掲げ、持続可能な社会を目指そうと進めたものです。そこで私たちは、「美と健康の創造企業」として、資源循環という視点から、これからの社会や暮らしのあり方を見つめ直す拠点となるような空間づくりを意識しました。今回の移設作業は、タカラベルモントの従業員が中心となって行いました。「大阪ヘルスケアパビリオン」での展示設計をもとに、約45日間をかけての施工でした。
プロジェクトの出発点にあったのは、「単なる移設で終わらせない」という共通の想いでした。万博で生まれた価値を、自分たちの手で未来へとつないでいく。その意思が、チーム全体を動かしていきました。
とくに、今回の取り組みで大きな課題となったのが、展示の“再現”ではなく“再構築”でした。万博という特別な空間で生まれた体験を、日常にある大阪本社のロビーにどう落とし込むか――。プロジェクトをリードしたサステナビリティ推進室の中山健太郎は、「限られたスペースの中で、当時の体験価値をどう損なわずにどう表現するかが最も難しいポイントでした」と振り返りました。
設計チームと密に連携しながら、細部の調整を何度も重ね、最適なカタチを模索。そうして、展示空間は少しずつ現在の姿へ。また、 設計を担当したタカラスペースデザインの瓦崎裕康は、「1つの作品を様々な箇所にわけて展示することは非常に困難を極めました。しかし、現場の職人さんたちの試行錯誤に支えられ、無事完成でき本当にホッとしました」と語りました。
(タカラベルモント | 万博のレガシーを未来へ 「量子飛躍する美の世界」を大阪本社に移設し、再出発)
タカラベルモントグループ従業員らの手で、「万博レガシー」の想いを形に ~「量子飛躍する美の世界」大阪本社にて~
5月GWには入場無料で一般公開イベントを開催
タカラベルモント株式会社
2026年4月13日 16時00分タカラベルモント株式会社(本社:大阪市中央区/代表取締役会長兼社長:吉川秀隆)は、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンにて出展参加した「量子飛躍する美の世界」を大阪本社へ移設し、この度、完成したことをお知らせいたします。本取り組みは、「THINK CIRCULAR for SPACE AGE(宇宙時代の循環思考)」を基本理念に掲げて、持続可能な社会を目指そうと進めたものです。万博の感動と思想を一過性のものに終わらせず、次世代へ継承していくことを目的とした、当社サステナビリティアクションプランの第二弾です。完成を記念し、万博開幕1年記念となった4月13日(月)に報道関係者向けのお披露目会を実施したほか、2026年5月1日(金)~5月6日(水・休)には、入場無料で、一般のお客様にも公開いたします。
(タカラベルモントグループ従業員らの手で、「万博レガシー」の想いを形に ~「量子飛躍する美の世界」大阪本社にて~ | タカラベルモント株式会社のプレスリリース)
タカラベルモントの万博パビリオンが大阪本社で復活 GWに一般無料公開イベントを実施
4/16(木) 8:00配信 WWDJAPAN.comタカラベルモントはこのほど、大阪・関西万博に出展した大阪ヘルスケアパビリオン“量子飛躍する美の世界”を大阪本社へ移設した。完成を記念し、5月1〜6日には入場無料で一般公開イベントを開催する。一般公開会場では移設された展示ブースのほか、海外パビリオンとして人気を博したヨルダン館、チリ館の人気コンテンツを展示。関西パビリオンの京都ゾーンに出展した京都の御菓子メーカー・鼓月や、サウナ“太陽のつぼみ”を設計・施工した太陽工業からも当時の貴重なコンテンツや資料を借りてブースを展開する。
今回の移設作業は、万博の感動と思想を一過性のものに終わらせず、次世代へ継承することを目的としたサステナビリティアクションプランの第2弾として実施し、出展ブースの設計図をもとにタカラベルモントグループの従業員が自らの手で行った。作業期間は約45日間で、2025年4月に設立したサステナビリティ推進室のメンバーと、サロンやクリニックの空間デザイン、設計に携わるタカラスペースデザインのメンバーを中心に、延べ14人が参加したという。移設作業をリードした同社サステナビリティ推進室の中山健太郎氏は、「万博会場での展示空間を、単に“再現する”のではなく、本社という日常空間の中で展示に込めた想いやレガシーをいかに”再構築する”かが最も難しいポイントだった。ぜひ多くの人に体験してほしい」とコメントした。◼︎「量子飛躍する美の世界」一般公開概要
日程:5月1〜6日
時間:11:00〜16:00(予定)
場所:タカラベルモント株式会社 大阪本社1階
住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋2-1-1
入場料:無料
(タカラベルモントの万博パビリオンが大阪本社で復活 GWに一般無料公開イベントを実施(WWDJAPAN.com) – Yahoo!ニュース)
万博出展「量子飛躍する美の世界」 本社に移設し無料公開、タカラベルモント
2026.04.21国内最大手理美容・医療機器メーカーのタカラベルモント(大阪市中央区)は、大阪万博の大阪ヘルスケアパビリオンに出展参加した「量子飛躍する美の世界」を大阪本社へ移設し、5月1日から6日の間、入場無料で、一般に公開すると発表した。
同取り組みは、「THINK CIRCULAR for SPACE AGE(宇宙時代の循環思考)」を基本理念に掲げて、持続可能な社会を目指そうと進めたもの。万博の感動と思想を一過性のものに終わらせず、次世代へ継承していくことを目的とした、同社サステナビリティアクションプランの第二弾。
ちなみに「THINK CIRCULAR for SPACE AGE(宇宙時代の循環思考)」の第一弾はユニフォームを全国の教育機関への寄贈するというもので、すでに寄贈作業が始まっている。
この移設作業は、タカラベルモントグループ従業員が単純に移設するだけではなく、「自分たちの手で万博のレガシーを未来につなぐ」という思いのもと行ったもの。
サステナビリティ推進室の中山健太郎氏は、「万博会場での展示空間を、単に〝再現する〟のではなく、本社という日常空間の中で展示に込めた想いやレガシーをいかに〝再構築する〟かが最も難しいポイントだった。ぜひ多くの人に体験してほしい」と語った。
(万博出展「量子飛躍する美の世界」 本社に移設し無料公開、タカラベルモント | 週刊大阪日日新聞)
《Expo Legacy》タカラベルモント『美の世界』本社ロビーへ移設 コシノジュンコさん絶賛
2026/04/22大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」内に出展していた理容・美容機器メーカー、タカラベルモント(本社・大阪市中央区)が、万博開幕から1年の4月13日、立体展示物『量子飛躍する美の世界』を本社ロビーへ移設した。
この取り組みは、大阪・関西万博を一過性のイベントとして終わらせるのではなく、その価値や記憶を次世代へ継承することを目的とした“サステナビリティアクションプラン”(持続可能性の社会実現に向けた行動計画)の一環。
タカラベルモントは1970年、2025年の万博に参加。2025年は美容と医療が融合した「ミライのヘルスケアサロン」をかなえる「真の美しさとは何か」を問いかけた。
展示ブースでは、カラフルな374個の多面体を組み合わせた立体造形が輝いていた。
大型連休の5月1〜6日に一般公開される(入場無料)。出展ブースの設計図をもとに、同社の従業員が45日間きかけて手作業で行った。展示物はパネル型で、幅4.7m、高さ2.2m、奥行き0.7m。
(《Expo Legacy》タカラベルモント『美の世界』本社ロビーへ移設 コシノジュンコさん絶賛 | ラジトピ ラジオ関西トピックス)