
8月19日、真夏の太陽が夢洲の地を焼きつけるなか、万博会場は朝から人波に揺れていた。東ゲートに連なる列はまるで大河のようにたゆたい、体温に迫る暑さの中で期待と熱気が混ざり合う。会場に一歩足を踏み入れれば、そこには奇想天外な光景が次々と広がっていた。
フューチャーライフヴィレッジでは、人工知能をまとった「しゃべりかけるミャクミャク」が訪れる者を迎え、機械と人との境界を曖昧にする。EXPOホールからはルーマニアの合唱団が奏でるルネサンスの調べが流れ、時代を超えた音楽が空気を震わせる。さらに大阪府が子どもたちを招待したツアーでは、小さな瞳に映る未知の世界が、未来を考える扉をそっと開いていた。
ヘルスケアパビリオンのステージでは大学や高校が研究の成果を披露し、ロボットや生命科学が「未来社会」の輪郭を描き出す。そして透明なプラスチック製パイプオルガンが鳴り響くと、竹の楽器が響いた1970年の記憶と交錯し、環境への祈りが音色となって立ち昇った。ブルーオーシャン・ドームでは駿河湾の深海を覗き込むトークが繰り広げられ、見えない海の底に眠る神秘が観客を誘う。
同時に、限定発売の記念ICOCAを求めてネット上に8万人を超える人々が殺到し、見えぬ熱狂がサーバーを揺さぶった。さらにジュニアSDGsキャンプブースでは、子どもたちが未来のエネルギーについて体験的に学び、夏の自由研究が一層の輝きを帯びる。
熱気と幻影、過去と未来、科学と夢想が渦を巻くこの場所に足を踏み入れれば、誰もが自らの物語をそこに重ねざるをえない。万博は一つの都市を超えて、時代そのものを凝縮した祝祭として脈打っている。
【万博】関係者含む来場者数が1700万人突破 8月18日(月)お盆明けの一般来場者は12万7000人 8月終盤は混雑予想「余裕あり」の日も
8/19(火) 9:53配信 MBSニュース大阪・関西万博はきょう19日(火)で開幕から129日目。大阪メトロ中央線夢洲駅と接する会場東ゲートの前には、今朝も入場を待つ人の列ができていました。
19日の大阪の予想最高気温は36℃となっていて、体温に迫る暑さが予想されています。
(【万博】関係者含む来場者数が1700万人突破 8月18日(月)お盆明けの一般来場者は12万7000人 8月終盤は混雑予想「余裕あり」の日も(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
【速報】万博きのう8月19日(火)の一般入場者数は12万5000人、今日のイベントは?
8/20(水) 9:56配信 Lmaga.jp『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の8月19日(火)の入場者数は、一般12万5000人、関係者1万8000人、合計14万3000人だった。場外への救急搬送件数は2件(うち熱中症(疑い含む)1件)だった。
(【速報】万博きのう8月19日(火)の一般入場者数は12万5000人、今日のイベントは?(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)
【速報】万博19日(火)一般来場者数は12.5万人 総来場者数1700万人突破 20日の見所は? ブラジル館のコーヒー体験やオーストラリア館のステーキイベント
2025年8月20日 9:38 YTV NEWS NNN万博協会が20日(水)に発表した、8月19日(火)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約12万5000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約14万3000人でした。
(【速報】万博19日(火)一般来場者数は12.5万人 総来場者数1700万人突破 20日の見所は? ブラジル館のコーヒー体験やオーストラリア館のステーキイベント(2025年8月20日掲載)|YTV NEWS NNN)
大阪万博に「しゃべりかけるミャクミャク」 動き感知しセリフ25種
2025年8月19日 15:50 日本経済新聞大阪・関西万博のフューチャーライフヴィレッジで19日、「しゃべりかけるミャクミャク」の展示が始まった。人工知能(AI)のついたカメラで近づいた来館者の動きを感知し、日本語や英語で「想像以上!が、万博だ。」、「今日は暑いな」、「水分補給してね」など、25パターンのセリフをランダムに話す。
首相官邸に設置されているものと同型のモデル。
見学には館内で当日発行する整理券が必要。午前の枠を午前10時〜、午後の枠を午後1時〜と午後4時30分〜に配布する予定。
(大阪万博に「しゃべりかけるミャクミャク」 動き感知しセリフ25種 – 日本経済新聞)
万博に響くプラ製パイプオルガン
カルチャー | 共同通信 | 2025年8月19日(火) 17:28大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで19日、植物由来の素材も含むプラスチック製のパイプオルガンがお披露目された。地球温暖化や海洋プラスチック汚染の問題が深刻化する中、環境配慮素材の活用の可能性を伝えようと大阪のプラスチック成形企業8社が協力し3年間かけて製作した。展示終了の25日までプロが生で演奏する時間帯もある。
完成したオルガンは高さ2・8メートル、幅約1・9メートルで、53本のパイプが約4オクターブの音を奏でる。パイプや鍵盤は透明で、内部構造もサトウキビやトウモロコシといった素材を原料とするプラスチックでできている。
1970年の大阪万博で竹製のパイプオルガンを演奏したオルガニストの住山玖爾子さんが、19日はプラスチック製オルガンの奏者を務めた。
(万博に響くプラ製パイプオルガン | カナロコ by 神奈川新聞)
万博で話題!吉本館の4m「巨大ネギ」、未来の所有者捜しスタート
8/20(水) 17:00配信 Lmaga.jp閉幕まで2カ月を切った『大阪・関西万博』(会場:夢洲、大阪市此花区)。8月19日より、「吉本興業」(大阪市中央区)による民間パビリオン「よしもと waraii myraii館」にある巨大アートが閉幕後の引き取り手を募集することが決まった。
そして今回未来の所有者を決めるべく一般公募にかけられるのはアーティスト・MASARU OZAKIによる作品「問いかけられるネギ」。サイズは約4メートルで、「笑顔の球体 タマー」内にある。
見る人に「これは何だろう?」「なぜここにネギが?」という問いを生み出す、知覚のスイッチを入れる装置として鎮座し、会場では国内外からの来場者が写真や動画を撮影し、SNSでも多く拡散されたアート作品。巨大なネギは生命の力強さ、そして未来への成長を象徴する。万博の閉幕にあたりこの作品が新たな場所で物語を紡ぎ続けることを願い、公募を開始したという。
(万博で話題!吉本館の4m「巨大ネギ」、未来の所有者捜しスタート(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)
万博になぜか“巨大ネギ”…閉幕後の所有者・活用法を公募 よしもとパビリオンが呼びかけ
2025/08/19 17:13 南日本新聞デジタルよしもと waraii myraii館は、吉本興業ホールディングスが出展し、「こころとからだの健康につながる、笑いのチカラ」をテーマに、連日1万人以上が楽しんでいる。大きな笑顔の球体「タマー」が目印で、その周辺で毎夜盛り上がる万博カラオケ&盆踊りも話題。
一方、タマーの内部展示も異彩を放つ。現代アーティスト・MASARU OZAKI氏による巨大な「問いかけられるネギ」は「なぜここにネギが?」という問いが生まれ、「普段どれだけ無意識にモノを見ているか」に気づかせてくれ、生命の力強さ、そして未来への成長を象徴する。
万博の閉幕にあたり、この作品が新たな場所でその物語を紡ぎ続けることを願い、この作品の未来を託す新たな所有者(個人・法人・団体)を公募。「購入をご希望される方も、寄付として受け入れ活用してくださる方も、この作品への想いと共に、その未来像をご提案ください」と呼びかける。
アート作品の「活用計画」を最重視して選定し、最低譲渡価格は設けない。公募期間は9月3日まで。
(万博になぜか“巨大ネギ”…閉幕後の所有者・活用法を公募 よしもとパビリオンが呼びかけ | ORICON NEWS | 国内海外のニュース | 南日本新聞デジタル)
大阪・関西万博で8月19日は「常翔Day!」学園設置各学校が大阪ヘルスケアパビリオンに集結– 常翔学園
(2025年08月20日 20時05分 更新) Digital PR Platform学校法人常翔学園(理事長:西村泰志)が設置する大阪工業大学、摂南大学、広島国際大学、常翔学園中学・高等学校、常翔啓光学園中学・高等学校が8月19日、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンのリボーンステージで、「大学の智がとびらを開く -未来社会の可能性-」をテーマにステージとブースの両企画で研究や部活動の成果、魅力を発信します。
ステージ企画は午前10時から常翔啓光学園中学・高等学校の吹奏楽部の演奏でスタート。その後、大阪工業大学生命工学科の長森英二教授「バイオものづくりで持続可能型社会の実現を加速」、同ロボット工学科の井上雄紀教授「人にやさしい救助ロボットの提案」など計5つの発表が続き、午後4時から常翔学園高等学校吹奏楽部の演奏で締めくくります。
ブース企画は3部制で、大阪工業大学、摂南大学、広島国際大学が生命工学やロボット工学、食品栄養、住環境、健康スポーツなどの幅広い分野から延べ25の出展を行います。電気と光を利用した体調管理や人の体の生体信号を用いた応用システム、未来の身体の運動能力予想など、来場者が体験できるコーナーも多数用意しています。
(大阪・関西万博で8月19日は「常翔Day!」学園設置各学校が大阪ヘルスケアパビリオンに集結– 常翔学園:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト)
大阪・関西万博 大阪府が子ども対象に無料ツアー
08月19日 11時50分 NHK親の仕事の事情などで大阪・関西万博に行くことが難しい子どもを対象に、大阪府は無料の万博ツアーを行っていて、スタッフや大学生に引率された小中学生たちが笑顔を見せていました。
大阪府は、府内の学校に通う子どもたちを学校単位を基本に大阪・関西万博に招待し、学校で行かない子どもには無料で入場できるチケットを配付しています。
ただ、親の仕事の事情などで万博に行くことが難しい子どももいるため、大阪府は、夏休みの小学3年生から中学生を対象に無料の万博ツアーを始めました。
19日は、子どもたち36人がスタッフや大学生のボランティアに引率されて万博会場に到着すると、吉村知事に出迎えられました。
吉村知事は「ふだんはなかなか体験できないものばかりなので、未来を考えるきっかけにしてください」と呼びかけました。
参加した子どもは「お母さんが申し込んでくれました。万博にはまだ来られていなかったので楽しみにしています」と笑顔で話していました。
(大阪・関西万博 大阪府が子ども対象に無料ツアー|NHK 関西のニュース)
大阪・関西万博 「駿河湾DAY~駿河湾の中をのぞいてみよう~」
2025年8月19日(火)~2025年8月20日(水)8月19日(火)・20日(水)の2日間、2025大阪・関西万博のパビリオン「ブルーオーシャン・ドーム」で、幼魚水族館館長の鈴木香里武さん、日本初の深海水中ドローン企業創業者の伊藤昌平さんなどが参加し、駿河湾の魅力と危機を紹介するトークイベント 「駿河湾DAY ~駿河湾の中をのぞいてみよう~」 が開催されます。
駿河湾の多様な生態系や深海の不思議、海の異変を発見する深海探検ツアーに出かけよう!幼魚水族館館長の鈴木香里武氏、日本初の深海水中ドローン企業創業者の伊藤昌平氏、テレビ静岡で深海番組を企画演出してきた齊藤嘉一が登場! 水中ドローンがとらえた驚きの生物たちや深海カメラがとらえた”駿河湾最深部”の神秘の光景を一緒に目撃しよう!
(大阪・関西万博 「駿河湾DAY~駿河湾の中をのぞいてみよう~」 | テレビ静岡)
大阪・関西万博記念の「万博ICOCA」、1万5000セットが3時間で完売 ファン嘆き「また転売ヤーが続出する」
8/19(火) 16:15配信 J-CASTニュースJR西日本グループは2025年8月19日正午、大阪・関西万博を記念した交通系ICカード「万博ICOCA」を発売した。
19日に発売となった「2025 大阪・関西万博 記念ICOCA・フォトフレームセット」は、ICOCA のキャラクター「カモノハシのイコちゃん」と 「ミャクミャク」が大阪・関西万博をきっかけに出会い、仲良くなった様子を描いたオリジナルイラストが描かれた限定カードだ。
これまでは万博会場内のみで販売されてきたが、8月7日の発表で待望の会場外販売が決定。同社が展開する「WESTERモール」の「おみやげ街道【関西】WESTER モール店」で、1人1点・1万5000セット限定で発売となった。
19日正午の発売開始時には、記念ICOCAを求めるユーザーがサイトに殺到。
今回の販売では、新商品発売時などにおける通販サイトへの過剰な混雑が予想される際、サーバーダウンなどを防ぐために使われる「仮想待合室システム」が適用されているが、開始後30分を待たず待機人数は4万5000人超に。14時30分時点での待機人数は8万3000人を超えた。この時点で待機時間のカウントダウンについては「只今、一時停止しております」とのアナウンスが表示されていたが、14時50分には「イベントが終了いたしました」と表示。売り切れが告知された。
限定1万5000セットを大幅に超える人気ぶりに、SNSでは「万博ICOCA、万全の体制で待ち受けていましたが前に二万人以上いて売り切れ確定」「万博ICOCA買えないなあ 現地も難しいのに」など困惑の声が相次いだ。
(大阪・関西万博記念の「万博ICOCA」、1万5000セットが3時間で完売 ファン嘆き「また転売ヤーが続出する」(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース)
小・中学生親子の参加者大募集!大阪・関西万博にて8月19日・20日、エネルギーをテーマに体験プログラムを実施
夏休みにお子さまと大阪・関西万博にご来場予定のみなさん、この機会に、「エネルギー」をテーマにした、夏休みの自由研究にも役立つ体験型プログラムに参加してみませんか?「エネこれ」では、これまでも、「エネルギー」をテーマにした大阪・関西万博の展示をご紹介してきましたが、今回は、2025年8月19日(火)・20日(水)の2日間にわたって「ジュニアSDGsキャンプブース」で提供する、エネルギーとその課題について考えて学ぶ体験型プログラムをご紹介します!
体験を通じてエネルギーを学ぶ、3種類のプログラム
この体験型プログラムは、資源エネルギー庁主催で実施するもの。プログラムは両日ともに、①かべ新聞をつくるワークショップ 、②電力バランスを考えるワークショップ、 ③科学実験教室の3種類をご用意しています。いずれもワークを取り入れた参加型の内容で、小学4年生以上の子どものみの参加も可能です。事前申し込み制となっていますので、以下のプログラム内容をご確認の上、リンクよりお申し込みください。
(小・中学生親子の参加者大募集!大阪・関西万博にて8月19日・20日、エネルギーをテーマに体験プログラムを実施|エネこれ|資源エネルギー庁)