• 万博閉幕から

万博8月20日(130日目)のまとめ

万博8月20日(130日目)のまとめ

8月20日、夢洲の大地は再び熱気に包まれていた。入場者は14万5千人、数字の響きは単なる統計に過ぎぬようでいて、実際にはひとりひとりの物語が重なり合い、巨大な潮流となって会場を満たしている。猛暑のなか救急搬送された者もいたが、それもまた、この祝祭の現実のひとこまとして刻まれる。

この日の舞台を飾ったのは、遠いカリブ海からやってきたセントクリストファー・ネービスの人々。スティールパンの澄んだ響きとジャンベの力強い鼓動が交差し、二人の歌い手がカリプソやソカ、レゲエを声に乗せて放つ。彼らのリズムは海を渡り、炎天下の夢洲に吹き渡る潮風のように観客を包み込み、知らぬ間に身体を揺らしてしまう。小国の誇りと文化が、万博という大舞台で鮮やかに羽ばたいていた。

一方、理化学研究所による量子コンピューター体験会では、目に見えぬ極小の世界が未来を形づくる可能性を示していた。スマートフォンで遠隔の量子計算に触れるひとときは、まるで魔法の扉をそっと覗き込むようで、子どもたちの瞳には未知への憧れがきらめく。

また、駒ヶ根市の中高生は、新聞づくりを通して万博を記録する挑戦を始めた。彼らが取材し、記事を書き、紙面を編む過程は、この万博を未来へと語り継ぐ新たな方法となるだろう。

さらに、象印マホービンは「炎舞炊き」の炊飯技術で生まれたおにぎりを披露。日本の郷土を包み込む塩むすびから、世界の食文化を融合させた異国の味まで、ひと口に広がる風景は果てしない。

音楽、科学、学び、食。すべてが交錯するこの一日は、夢洲という限られた空間に、地球全体の鼓動を凝縮したかのような眩さを放っていた。

【速報】万博きのう8月20日(水)の一般入場者数は12万7000人、週末土曜は西ゲート混雑予想…「月替わり花火大会」実施日 今日のイベントは?
8/21(木) 9:45配信 Lmaga.jp

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の8月20日(水)の入場者数は、一般12万7000人、関係者1万8000人、合計14万5000人(前日比はプラス2000人)。場外への救急搬送件数は7件(うち熱中症(疑い含む)1件)だった。
(【速報】万博きのう8月20日(水)の一般入場者数は12万7000人、週末土曜は西ゲート混雑予想…「月替わり花火大会」実施日 今日のイベントは?(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)

【速報】万博19日(火)一般来場者数は12.5万人 総来場者数1700万人突破 20日の見所は? ブラジル館のコーヒー体験やオーストラリア館のステーキイベント
2025年8月20日 9:38 YTV NEWS NNN

 ブラジル館では、ブラジルコーヒーの世界に没入できる体験型プログラム「ブラジリアン・コーヒー・エクスペリエンス」が行われます。ブラジルコーヒーの風味や歴史、抽出技術などが体験できるということです。21日まで。
 イタリア館は、現代イタリアンポップを代表するアーティスト、エリーザのコンサートを開催します。場所はEXPOアリーナ「Matsuri」です。
 オーストラリア館では、おいしいステーキの焼き方をプロが指南するイベントが行われます。
 ウーマンズパビリオンでは、大阪の中学生らも参加し、世代を超えたシンポジウム「未来シンポジウム」が開催されます。
 20日は、カリブ海の島国「セントクリストファー・ネービス」(コモンズA)のナショナルデーです。
(【速報】万博19日(火)一般来場者数は12.5万人 総来場者数1700万人突破 20日の見所は? ブラジル館のコーヒー体験やオーストラリア館のステーキイベント(2025年8月20日掲載)|YTV NEWS NNN)

島国「セントクリストファー・ネービス」が描く未来とは?
~若者たちの手作りロボットが伝えるサステナブル~
2025年8月13日 EXPO2025 News Vol.11

 カリブ海東部に位置するセントクリストファー・ネービス(The Federation of St. Christopher and Nevis)は、セントクリストファー島とネービス島の二つの島からなる国です。1983年にイギリスから独立。人口は約5万3,000人で、その多くをアフリカ系住民が占めており、植民地時代に培われた歴史や文化は、今もなお人々の暮らしに色濃く根付いています。また、小さな島国であるがゆえのさまざまな課題に対し、「持続可能な島国(Sustainable Island State)」の実現を国家ビジョンに掲げ、持続可能性を軸にした発展を進めているといいます。
 「コモンズA」館にあるセントクリストファー・ネービスパビリオンでは、「持続可能な島国の構想」をテーマに環境への配慮や次世代の育成に根ざした展示が展開されています。
■8月20日(水)「セントクリストファー・ネービス」 ナショナルデー
 ナショナルデーでは、セントクリストファー・ネービスの自由と誇りを象徴する文化イベントが繰り広げられます。パフォーマーは総勢10人。ドラム缶から生まれた「スティールパン」の奏者、アフリカの打楽器「ジャンベ」の奏者、そして、カリブ海の魂を歌い上げる2人のボーカリストらが登場します。この2人のボーカリストたちは、社会を風刺するカリプソ、活気に満ちたリズムとメロディーのソカ、そして日本でもおなじみのレゲエまで、カリブ海の多様な音楽ジャンルを歌いこなします。彼らの歌声に乗り、スティールパンとジャンベが織りなすリズムが会場を一体感で包み込みます。
 今回の出演者は、近年同国が新設した“クリエイティブ産業振興”を担う政府機関に登録された数百人の中から選ばれた精鋭たち。歌手、ドラマー、ダンサー、作曲家など、多彩な表現者によるパフォーマンスは、先祖から受け継いだ精神や美意識を世界に伝える大切な手段でもあります。

量子コンピューターを遠隔操作 大阪万博で理研が体験イベント
2025年8月20日 16:16 日本経済新聞

理化学研究所などは20日、「量子力学」という物理学の理論を応用した次世代コンピューターの体験会を大阪・関西万博で開いた。通常のコンピューターでは時間のかかる複雑な計算を短時間で実行できる可能性を秘めた次世代技術を体験してもらうことで、国内での認知拡大や人材育成につなげる。
量子コンピューターは電子や光子など、原子よりも小さな量子の性質を応用した技術で、世界各国で開発が進む。特定分野の計算で従来のスーパーコンピューターをしのぐ計算性能が実現できる可能性があるとされ、新薬や新素材の開発などに大きな貢献をもたらすと期待されている。
体験会では研究者が量子コンピューターの原理や計算手法などを分かりやすく説明した。その後、一般の参加者がスマートフォンを使って大阪大学にある量子コンピューターに接続、特定のプログラムを操作してらもらった。
(量子コンピューターを遠隔操作 大阪万博で理研が体験イベント – 日本経済新聞)

大阪・関西万博に出店中の象印のおにぎり専門店「ONIGIRI WOW!(オニギリ・ワウ!)」8月20日(水)より新たなメニューを販売開始!
2025年8月18日 10時00分 象印マホービン株式会社

象印マホービン株式会社は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて、一般社団法人 大阪外食産業協会のパビリオンに出店し、当社最上位モデルの炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げたごはんで作るおにぎりを販売中です。
8月20日(水)~9月16日(火)の期間中は、各エリアの特産品・郷土料理を独自にアレンジした「日本のおにぎり」(島根県・山口県・香川県・高知県)、世界各国の料理・食材の特徴を生かした「世界のおにぎり」(オーストラリア・ベトナム・イタリア・フランス)を販売します。
当社は炊飯ジャーメーカーとして、世界中にごはん好きを増やすことを長期的な目標に掲げており、その一環で、大阪・関西万博を契機に、おにぎりを通じてごはんのおいしさを国内外に発信していきたいと考えています。
(大阪・関西万博に出店中の象印のおにぎり専門店「ONIGIRI WOW!(オニギリ・ワウ!)」8月20日(水)より新たなメニューを販売開始! | 象印マホービン株式会社のプレスリリース)

駒ヶ根市の中学生と高校生が『大阪・関西万博』を取材 新聞作りにチャレンジ!市長直伝の新聞作りの極意とは…
2025年8月20日 20:49 テレビ信州

9月、駒ヶ根市の中学生と高校生が『大阪・関西万博』を見学し、新聞作りにチャレンジします。20日は、新聞作りの極意を経験豊富な特別講師から学びました。
新聞作りについて熱く語るのは新聞社などでおよそ30年の記者経験がある駒ヶ根市の伊藤祐三市長です。地元の中学生と高校生7人が参加した『新聞づくり講座』。
駒ヶ根市は、国際協力友好都市ネパールのポカラ市と交流を続けていて『大阪・関西万博』では、ネパール館などを見学し、中学生や高校生が記事を書いて新聞を作ります。
熱心に『新聞作りの極意」を聞き、万博取材への気持ちを高めていました。
完成した新聞は、10月に駒ヶ根市で開かれる発表会で披露される予定です。
(駒ヶ根市の中学生と高校生が『大阪・関西万博』を取材 新聞作りにチャレンジ!市長直伝の新聞作りの極意とは…(2025年8月20日掲載)|日テレNEWS NNN)

万博の関西パビリオンで三重県ブースが人気 来場者数45万人超える
8/21(木) 12:51配信 三重テレビ放送

 大阪・関西万博の関西パビリオンに設けられている三重県ブースについて、来場者数が45万人を超え、関西パビリオンの中では最も多いことが分かりました。
 三重県によりますと、大阪・関西万博の関西パビリオン内に設けられた三重県ブースの来場者数は、19日時点で45万5599人となっていて、関西パビリオンの中では最も多くなっているということです。
 関西パビリオンには三重県を含めて9府県が参加していますが、関西パビリオンの来場者の8割が三重県ブースを訪れていて、今後、少なくとも50万人を超える想定となっています。
 20日に開かれた定例記者会見で三重県の一見知事は「関西パビリオンの人気が高く。関西が一体となって効果が出ている」とした上で「三重県は引き出しをあけたり、匂いをかげたり、子どもにも、大人にも評判が良い」と話しました。
(万博の関西パビリオンで三重県ブースが人気 来場者数45万人超える(三重テレビ放送) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年8月23日

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