
万博が去った夢洲には、妙に広い空が残った。半年ぶりに公開された会場跡地を見渡すと、東ゲート付近に立ち並んでいた各国のパビリオンはすでに多くが姿を消し、重機の音だけがゆっくりと響いている。
かつては来場者の流れが交差し、色とりどりの建築が密集していた場所が、いまでは風の通り道となり、足元の地面がむしろ強く存在を主張している。祝祭のあとに訪れる静けさは、思いのほか深い。
それでもすべてが終わったわけではない。自前で建設された59館のうち、解体を終えて敷地を返還したのは7割ほどにとどまり、チェコ館はガラス張りの姿をそのまま残し、トルクメニスタン館もようやく動き出したばかりだという。建物はそれぞれの事情を抱え、異なる速度で解かれていく。万博の華やかさとは対照的に、解体の時間は静かで、どこか粘り強い。祝祭の裏側には、こうした遅れや調整の時間が確かに存在している。
会場の中心を囲んでいた大屋根リングもまた、途切れた弧となって空に残っている。約2キロの輪はすでに3割ほどが解体され、ところどころに空白が生まれている。歩いたはずの回廊は消え、しかし完全にはなくならず、北東側の200メートルだけが展望台として保存される予定だという。かつての動線を思い出しながら眺めると、消えていく建築よりも、残された断片のほうが強く記憶を呼び起こす。
夢洲はいま、更地へ向かう途中にある。2028年までに土地は返還され、次の開発が始まる予定だが、その前のこの時間は、万博の余韻そのもののように思える。何もなくなりつつある風景の中に、まだ歩いた足音や歓声が残っている気がする。万博とは、終わったあとにこそ長く続く夢であり、夢洲はいま、その夢の途中に静かに立っている。
「万博の華」閉幕半年で解体着々 目立つ更地、未着手館も
4/13(月) 18:52配信 共同通信大阪・関西万博が昨年10月に閉幕してから半年となった13日、日本国際博覧会協会(万博協会)は大阪市の人工島・夢洲の会場跡地の一部を記者団に公開した。大阪メトロ中央線の夢洲駅に近い東ゲート付近から眺めると、「万博の華」と呼ばれたパビリオンなどの解体・撤去が着々と進み、人気を集めた米国館などが姿を消して更地が目立った。
国内外のパビリオン84館のうち、各国が自前で建設した物など59館は13日が原則、万博協会への敷地返却期限だった。10日時点で41館が返却済みだという。一方、解体に未着手のチェコ館はガラス張りの建物がそのまま残り、トルクメニスタン館も作業が遅れていた。
(「万博の華」閉幕半年で解体着々 目立つ更地、未着手館も(共同通信) – Yahoo!ニュース)
万博開幕から“1周年”!! 大屋根リングは3割解体完了 ・・・一方で一部の海外パビリオンで工事に遅れも
4/13(月) 12:38配信 ABCニュース大阪・関西万博の開幕から、13日で1年です。解体工事が進む会場が報道陣に公開されました。
記者リポート「工事が進む万博会場です。大屋根リングも全体の3割の解体が済んだということです」
1周約2キロの大屋根リングは、北東部分の200メートルを残し、今年末までに地上部分の解体を終える予定です。
大阪府と市はリングを上れる状態で保存するほか、万博のレガシーを継承する記念館を建設する方針です。
トルクメニスタン館は今週ようやく解体工事が始まり、チェコ館は工事開始のめどが立っていないということです。
(万博開幕から“1周年”!! 大屋根リングは3割解体完了 ・・・一方で一部の海外パビリオンで工事に遅れも(ABCニュース) – Yahoo!ニュース)
【万博開幕から1年】会場は閑散 大屋根リングの解体作業進む パビリオンの約3割はまだ作業終了せず
4/13(月) 17:11配信 読売テレビ私は今、大阪メトロの夢洲(ゆめしま)駅から一番近い入口である東ゲートを入ってすぐの場所に来ています。会期中は、来場者を歓迎するかのように、あちらにミャクミャク像があったのですが、現在は移設され、閑散としています。
会場は、2028年2月までに更地にして返還しなければならず、閉幕の翌日から作業が進められています。そのうちパビリオンについては、開幕から1年となるきょうが返還の期限でした。
多くのパビリオンが解体され、更地となっているところが多いのですが、まだ3割で作業が終わっていないということです。さらに、チェコについては、まだ解体に着手すらしていない状況で、万博協会(日本国際博覧会)は最終的な敷地返還までにはまだ時間があるため、「問題視はしていない」としていますが、開幕の際も、会期を半分過ぎてようやくオープンしたパビリオンもあっただけに、不安はぬぐえない状況です。
(【万博開幕から1年】会場は閑散 大屋根リングの解体作業進む パビリオンの約3割はまだ作業終了せず(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博の閉幕から半年 パビリオンなど解体作業進む
4/13(月) 20:31配信 毎日新聞大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)で開かれた大阪・関西万博は13日、閉幕から半年を迎えた。運営者の日本国際博覧会協会(万博協会)は、跡地で進むパビリオンなどの解体作業を報道陣に公開した。
万博は1年前の2025年4月13日に開幕し、会期の半年間で2500万人超が訪れた。
協会によると10日時点で、参加国などが自前で建設したパビリオン計59館のうち、7割に当たる41館が解体され、協会に敷地が返還された。
協会は閉幕から原則半年での敷地返還を求めていた。ただ、資材の再利用方針などの調整に時間が必要なパビリオンもあり、協会は約3カ月の期限の延長を認めた。チェコ館は解体に着手できておらず、協会は「必要な支援を行う」としている。
会場のシンボルだった1周2キロの大屋根「リング」は13日時点で約500メートルが取り壊された。保存される北東側200メートル部分を除き、来年6月に解体は終わる予定だ。
(大阪・関西万博の閉幕から半年 パビリオンなど解体作業進む(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博開幕1年 計画される再開発 未払いなど未解決も
4/10(金) 11:00配信 毎日新聞世界中から2500万人超が訪れた大阪・関西万博は、13日で開幕から1年になる。
半年間にわたる活況が過ぎ、会場となった大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)は、パビリオンなどの解体が進む。並行して大阪府・市による跡地開発が行われている。
シンボルとなった1周約2キロの大屋根「リング」は人気を受け、北東側約200メートルを展望台として残すことが決まった。近くに情報発信の拠点「EXPO2025記念館」(仮称)が建設されるほか、周辺約2・9ヘクタールも記念公園になる。
会場約155ヘクタールのうち北側の約42ヘクタールは、民間が開発を担う。サーキット場やウオーターパークなどにする案が出ており、大阪府・市が開発方針を決めた上で事業者を公募する考えだ。
一方、パビリオンの解体に遅れも出ている。3月にはチェコとトルクメニスタンでの未着手が判明。理由は不明だが、会場の土地は2028年までに大阪市に返還される予定だ。
(大阪・関西万博開幕1年 計画される再開発 未払いなど未解決も(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)
大屋根リングやパビリオンの解体作業進む 大阪・関西万博の開幕から1年 跡地は記念公園に
4/13(月) 19:30配信 読売テレビ大阪・関西万博の開幕から13日で丸1年となりました。夢洲(ゆめしま)の万博会場では、大屋根リングやパビリオンの解体作業が進められています。
「開幕から1年が経った会場内です。多くの人が写真を撮ったミャクミャク像が撤去されたほか、大屋根リングも解体作業が進んでいます」
夢洲の万博会場では、再来年2月の返還期限に向け、シンボルの大屋根リングやパビリオンの解体が進められていて、万博協会によりますと約7割のパビリオンで作業を終えています。
跡地利用については、シンボルの大屋根リングの北東約200メートルを残し、記念公園にすることが決まっていて、解体作業は来年6月までに完了する予定です。
一方、開幕から1年を迎え、大阪のタカラベルモントでは「大阪ヘルスケアパビリオン」で展示したモニュメントを本社内に移設し、5月1日から一般公開します。
(大屋根リングやパビリオンの解体作業進む 大阪・関西万博の開幕から1年 跡地は記念公園に(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)
大阪万博閉幕から半年、跡地の活用計画見えず…開発事業者これから公募・手つかずで残るパビリオンも
4/12(日) 15:00配信 読売新聞オンライン記者が今月8日、読売ヘリで上空から確認すると、会場跡地は更地が目立ち、中心部を環状に囲んだ大屋根リング(1周2キロ)は、4割ほどがなくなっていた。北東側の200メートルを展望台として残し、解体した木材の一部は東日本大震災の被災地などで再利用される予定だ。海外館のうちチェコ館とトルクメニスタン館はほぼ手つかずで残っていた。日本国際博覧会協会(万博協会)幹部によると、トルクメニスタン館は業者との契約に時間がかかって工事が遅れた。チェコ館は再利用方針などがまとまっておらず、解体に着手できていないという。
パビリオンは13日に撤去期限を迎えるが、民間パビリオンも含め複数棟は間に合わず、7月まで期限が延長される見通しだ。万博協会は2028年2月末までに、土地を所有者の大阪市に返還する必要がある。
パビリオン建設を巡る工事費の未払い問題は解決していない。11か国の工事に関わった複数の下請け業者が元請け業者などによる未払いを訴えており、一部は訴訟になっている。
155ヘクタールの跡地の活用計画は定まっていない。
(大阪万博閉幕から半年、跡地の活用計画見えず…開発事業者これから公募・手つかずで残るパビリオンも(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)
【万博閉幕から5か月】解体進む一方、困惑の声も…博覧会協会のガイドラインには「4月13日までに敷地を返却」との記載 協会幹部は「きっちり期限を決めているわけではない」
3/13(金) 18:15配信 MBSニュース万博会場の解体工事が着々と進む一方で、不安材料も明らかになっています。
協会幹部によりますと、自国でパビリオンを建てた47館のうち、2館で今も許可が出ておらず、解体の工事が始まっていないということです。
協会の「ガイドライン」によりますと、タイプAのパビリオンは「4月13日までに敷地を返却しなければならない」とされています。
「パビリオンの解体には3、4か月かかるので、(期限の)4月13日には絶対に間に合わない」
協会幹部は「きっちり期限を決めているわけではない」としていますが、期限を“骨抜き”にするような発言に対し、別の工事関係者からは困惑の声も。
(海外パビリオン 工事関係者)「万博の影響で産業廃棄物の処理場が満杯、事業計画を見直してもらった工事もある。工事期限は万博だけの問題じゃないので、軽く言われると困る」
(【万博閉幕から5か月】解体進む一方、困惑の声も…博覧会協会のガイドラインには「4月13日までに敷地を返却」との記載 協会幹部は「きっちり期限を決めているわけではない」(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
万博会場の今、姿消すパビリオン リングは3割解体 開幕から1年
4/13(月) 18:05配信 朝日新聞昨年4月から半年間開催された大阪・関西万博の開幕から1年を迎えた13日、人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場跡地が報道陣に公開された。パビリオンの多くが姿を消し、大型重機による建物の解体作業が進んでいた。
公開されたのは、来場者の7割超が利用した大阪メトロ・夢洲駅近くの東ゲート付近。会期中は住友館やNTT館、ミャクミャク像などが立ち並んでいたが、大阪ヘルスケアパビリオンの一部を除きほぼ更地になっていた。
日本国際博覧会協会などによると、万博のシンボル「大屋根リング」は、残置される200メートル部分を除き、13日時点で約3割の解体工事が完了したという。
また、原則4月中旬が解体期限となっている国内外のパビリオン計59館のうち、10日時点で解体を終えたのは、海外パビリオン30館と国内パビリオン11館。チェコ館は解体工事が未着手となっているという。
解体期限は原則4月中旬だが、リユースのため慎重に解体する必要があるとして一部については7月中旬まで延長されている。今後、更地にされた敷地は2028年2月末までに協会から土地所有者の大阪市に返還される見通しだ。また、大阪府・市はリング近くに「EXPO2025記念館(仮称)」を新設する方針を示している。
(万博会場の今、姿消すパビリオン リングは3割解体 開幕から1年(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博 開幕1年後の夢洲、解体進む 一部手つかず…《Expo Legacy》
4/14(火) 11:52配信 ラジトピ ラジオ関西トピックス日本国際博覧会協会によると、国内外のパビリオン計59館のうち解体を終えたのは、海外パビリオン30館と国内パビリオン11館。
トルクメニスタンはようやく解体作業に着手、チェコはリユース方法がまとまらず手つかずとなっている。
民間パビリオンも含め複数のパビリオンは、リユースのため慎重に解体する必要があるとして、一部については7月中旬まで延長されている。
今後、敷地は更地にして2028年2月末までに、博覧会が土地所有者の大阪市に返還する見通し。
大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」は、残置される北東200メートル部分を除き、4月13日時点で約3割の解体工事が完了したという。
(大阪・関西万博 開幕1年後の夢洲、解体進む 一部手つかず…《Expo Legacy》(ラジトピ ラジオ関西トピックス) – Yahoo!ニュース)
広がる更地とつかめない方向感覚 万博閉幕半年の「夢の跡」アフター担当記者がリポート
4/13(月) 20:01配信 産経新聞2500万人超が熱狂した夢の跡地は、広大な更地に様変わりしていた。大阪・関西万博の開幕からちょうど1年の13日、大阪市此花区の会場跡が報道陣に公開された。半年前の閉幕以来、解体作業が進められてきた跡地では海外パビリオンを含め多くの建物が撤去されており、大型クレーンがせわしなく動いていた。会期中に万博を一度も取材する機会がなかった〝未体験記者〟がリポートする。
会場跡地の取材は閉幕直後の昨年10月15日以来、6度目。かぶり慣れたヘルメットを手に集合場所の大阪メトロ夢洲駅へ向かった。
駅から仮設フェンスとプレハブ小屋を通って東ゲート広場の周辺に案内されると、眼前に広がるのは広大なコンクリートと砂利の地面。会期中の地図を頼りに位置関係を確認しようとしても、目印となる建物がなく方向感覚がつかめない。 日本国際博覧会協会(万博協会)のスタッフに確認し、かつて来場者が列をなした東ゲートや住友館、電力館などの位置関係が把握できたが、それらはすでに撤去が完了していた。
万博の象徴だったともいえる「大屋根リング」は3割程度の撤去、解体作業を終えており、ところどころ輪が欠けた状態だ。
リングに上るエスカレーターだけが残っていた場所もあった。海外パビリオンが立ち並んでいた大屋根リングの内側に入ることはできなかったが、リングの隙間からは骨組みだけになったコモンズ館(各国の共同出展のパビリオン)や、屋根が特徴的な「いのちの遊び場クラゲ館」の一部を見ることができた。
(広がる更地とつかめない方向感覚 万博閉幕半年の「夢の跡」アフター担当記者がリポート(産経新聞) – Yahoo!ニュース)
万博開幕1年 パビリオンほぼ姿なく 大屋根リング「3割」解体 跡地の再開発は見通せず
4/13(月) 20:22配信 産経新聞大阪・関西万博の開幕から1年となった13日、日本国際博覧会協会は大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で解体工事が進む会場跡地を報道陣に公開した。会場を彩ったパビリオンの姿はほぼなくなり、大屋根リングの解体も着々と進んでいた。大阪府市はまもなく跡地の再開発計画をまとめるが、事業者や具体的な方向性の決定には時間を要する見込みで紆余曲折(うよきょくせつ)がありそうだ。
この日、北東工区と呼ばれるエリア付近には解体用クレーンが立ち並び、パビリオン跡地がクレーターのように掘られていた。「世界一の木造建築」と称された1周約2キロのリングは、残置される部分を除き約3割が解体され、周辺に木材が積み上げられていた。
リングの木材の一部は、2024年1月の能登半島地震で被災した石川県珠洲(すず)市の復興公営住宅などに活用される。
海外政府が建設した42のパビリオンと、民間企業などの国内17パビリオンの敷地返還期限は当初4月13日だったが、一部で遅れもみられることから、協会は申請を受ければ7月13日までに延長することにした。敷地を所有する大阪市への最終的な返還期限は28年2月末となっており、協会側はそれまでに確実に撤去を終えたい考えだ。
(万博開幕1年 パビリオンほぼ姿なく 大屋根リング「3割」解体 跡地の再開発は見通せず(産経新聞) – Yahoo!ニュース)