
夢洲の静かな風景の中で、万博はまだ完全には終わっていない。大阪・関西万博の海外パビリオンのうち、自ら建設された47か国の建物は、いま順に解体され、大地へと還されつつある。その中で、チェコとトルクメニスタンのパビリオンだけが、まだ次の一歩を踏み出せずにいるという。
かつて各国の思想や文化を体現していた建築は、それぞれ異なる事情と時間の流れを抱えたまま、静かに残されている。解体とは単なる撤去ではなく、国と国との対話の延長線上にある作業なのだろう。万博協会は2028年2月までにこの地を更地として返還する必要があり、いまはそのための調整が続いている。
華やかな万博の裏側で、こうした時間のずれが生まれることもまた、国際的な祭典の現実の一部である。夢洲にはまだ、終わりきらない万博の気配が残っている。
万博のチェコ館とトルクメニスタン館が解体工事に未着手…ミャクミャク・こみゃくには利用ルールを作成
3/17(火) 11:10配信 読売新聞オンライン日本国際博覧会協会(万博協会)は16日、大阪・関西万博の海外パビリオン「タイプA」を自前で建設した47か国のうち、チェコとトルクメニスタンが解体工事に着手できていないと明らかにした。
石毛博行事務総長が、東京都内で開いた万博協会理事会後の記者会見で現状を説明した。石毛氏は「どう解体していくか、(相手国などと)相当意思疎通をしている。最終的に解体が進み、全体に支障がないようにしたい」と強調した。
万博協会は、万博会場となった人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)にある施設を解体し、2028年2月末までに土地所有者の大阪市に返還する必要がある。
(万博のチェコ館とトルクメニスタン館が解体工事に未着手…ミャクミャク・こみゃくには利用ルールを作成(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)