
1970年の万博で大きな注目を集めた展示物のひとつは「月の石」でした。
そして、2025年の大阪・関西万博でも、同じく宇宙の魅力を感じさせる展示が予定されています。それが「火星の石」です。
この石は、万博の目玉のひとつとして、訪れる人々に火星や宇宙の神秘を体感させるものになるでしょう。万博において、宇宙の石は時代を超えて重要な展示物として欠かせない存在となっています。
来年4月に開幕する大阪・関西万博で、日本の観測隊が南極で発見した隕石(いんせき)が“火星の石”として展示されることになりました。
経済産業省の発表によりますと、大阪・関西万博の会場に展示されるのは、2000年に日本の観測隊が南極で発見した隕石で、その後の分析で数万年前に火星から地球に飛来したことが確認されました。
現在は東京にある国立極地研究所で保管されていて、重さは13キロ、大きさはラグビーボールほどで火星由来の隕石としては世界最大級だということです。(NHK NEWS WEB)
展示予定の「火星の石」は、日本の南極観測隊が2000年11月に昭和基地近くで採取したもの。幅29センチ、高さ16センチのラグビーボールほどの大きさで、重さは約13キロ。現在は国立極地研究所で保管されており、一般公開は万博が初という。(日刊ゲンダイDIGITAL)
政府は17日、2025年大阪・関西万博で、国立極地研究所(東京都立川市)が保管している「火星の石」を目玉の一つとして展示すると発表した。00年に日本の観測隊が南極で発見し、その後の分析で火星から地球に飛来した隕石(いんせき)だと判明した。一般公開は初めて。(zakzak)
政府は、来年4月に開幕する大阪・関西万博の目玉として、「火星の石」を展示することを決めた。南極で日本の観測隊が発見した世界最大級の火星由来の隕石(いんせき)で、初めて一般公開される。生命の起源を解明する重要な手がかりとなるもので、「いのち輝く」をテーマとする万博の象徴とする。(読売新聞オンライン)