カナダパビリオンが敷地を返還

カナダパビリオンが敷地を返還

夢洲の一角で、ひとつの国の記憶が静かにほどかれていく。大阪・関西万博で150万人以上を迎えたカナダパビリオンは、その役目を終え、解体ののち大地へと返された。氷がゆるやかに解けていくような外観は、会期中、多くの来場者の視線を集め、未来と自然のあわいを思わせる空間をつくり出していた。

だがその物語は、ここで途切れるわけではない。パビリオンを彩っていたオブジェやサインは東北へと運ばれ、新たな土地で再び人々と出会う準備をしている。建材の多くも再利用され、万博の時間は形を変えて各地へと広がっていく。

夢洲に残るのは更地だけかもしれないが、そこに確かにあった風景は、訪れた人々の中でまだ溶けきらずに残っている。万博とは、終わることで広がる記憶の装置なのだと、ふと気づかされる。

カナダパビリオンが解体工事を終え万博協会に敷地を返還 大使館首席公使に感謝状
3/13(金) 18:31配信 ABCニュース

 大阪・関西万博のカナダパビリオンが建物の解体工事を終え、万博協会に敷地を返還するセレモニーが13日に開かれました。
 カナダパビリオンで万博期間中に飾られていたオブジェの一部は東北地方などに送られ、「万博のレガシー」として展示されています。
 カナダの政府代表として万博で多くのイベントに貢献したカナダ大使館首席公使のローリー・ピーターズさんには、万博協会の石毛博行事務総長から感謝状が贈られました。
(カナダパビリオンが解体工事を終え万博協会に敷地を返還 大使館首席公使に感謝状(ABCニュース) – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博のカナダパビリオン敷地返還  「CANADA」のサインは宮城県に移設、建築資材75%再利用可能
3/14(土) 8:33配信 関西テレビ

外観は春に凍った川が溶ける様子を表したデザインで、会期中は150万人以上が訪れました。
パビリオン前の「CANADA」のサインは宮城県にすでに移設され、ほかの建築資材も75%が再利用できるということです。
カナダ政府代表 ローリー・ピーターズさん】
「カナダパビリオンを訪れたたくさんの子供たちが、良き思い出・レガシーを持ち続けてくれることを願っています」
博覧会協会は各国が自前で建設した「タイプA」のパビリオンについて原則来月13日までに更地にして引き渡すよう求めていて、すでに15カ国が返還を済ませているということです。
(大阪・関西万博のカナダパビリオン敷地返還  「CANADA」のサインは宮城県に移設、建築資材75%再利用可能(関西テレビ) – Yahoo!ニュース)

万博のカナダ館、夢洲の敷地返還 政府代表「ドリームみたいでした」
3/13(金) 17:00配信 朝日新聞

 大阪・関西万博の閉幕から5カ月となった13日、カナダが会場となった夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)のパビリオンの解体を終え、跡地を日本国際博覧会協会に返した。協会によると、参加国が自らデザインして建てる「タイプA」の42棟のうち、13日時点で15棟の敷地が返還された。
 カナダは跡地などで式典を開き、政府代表のローリー・ピーターズさんは「この土地ですてきな思い出がたくさんたくさんできてうれしいです。懐かしくて、でも寂しい。(ここは)夢洲、ドリームみたいでした」と振り返った。また、「両国のつながりは、万博を通じてもっともっと強くなった」と話した。
 カナダ館の外観は、砕けた氷を寄せ集めたような形で、展示は氷のようなオブジェに専用タブレットをかざして見る拡張現実(AR)だった。
(万博のカナダ館、夢洲の敷地返還 政府代表「ドリームみたいでした」(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2026年3月17日

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