大屋根リングのゆがみ - 2025年大阪・関西万博のニュース

2025.4.13 - 2025.10.13
  • 終了まで
  • 1533時間186

大屋根リングのゆがみ

アップデート:2025/04/17

大屋根リングのゆがみ

夢洲の空を描くように、その巨大な輪は静かに佇んでいる。大阪・関西万博の象徴、「大屋根リング」。SNSの片隅では「ゆがんでいる」とささやかれ、都市のざわめきのように疑念が波紋を広げた。

だが、それは誤解である。実際には、あの構造には秘密の詩が織り込まれている。リングは108のユニットから成り、それぞれが緻密な設計のもとで組み合わされている。埋め立て地である夢洲の大地が、時の流れとともにわずかに沈むことすらも、すでに織り込み済みなのだ。接合部には意図的に斜めに配された部材があり、それが「ゆがみ」に見えるのだという。

清水建設もまた「これは設計通り」と静かに語ったという。幾重にも積み重ねられた理と意匠が、ただの屋根ではなく、夢洲という未完成の未来を支える輪になっている。その静けさは、喧騒のなかにこそ、確かな存在感を放っている。

【速報】万博・大屋根リング SNSで「ゆがみ」指摘に博覧会協会は否定「リングの構造上斜めに設置している部材がある」
4/17(木) 9:53配信 MBSニュース

 大阪・関西万博の会場内にある「大屋根リング」がゆがんでいるとSNS上などで指摘されている点について、博覧会協会は「ゆがみは生じていない。リングの構造上、高さ調整として斜めに設置している部材がある」などと言及しました。
 博覧会協会によりますと、大屋根リングは構造上109のユニットを108か所で接続し円形にしていて、施工上、高さ調整で斜めに設置している部材があり、高さ調整であらかじめそのように作っているということです。
 博覧会協会は、「大屋根リングにゆがみは生じていない。そのように見えるが、そういった形になっている部材が元々ある」として、SNS上などで指摘されているゆがみについて否定しました。
【速報】万博・大屋根リング SNSで「ゆがみ」指摘に博覧会協会は否定「リングの構造上斜めに設置している部材がある」(MBSニュース) – Yahoo!ニュース
万博の大屋根リング「ゆがんでいる」指摘に協会「高さ調整のため」と回答 安全性問題なし
4/17(木) 13:29配信 産経新聞

2025年大阪・関西万博のシンボルとなっている大屋根リングの一部がゆがんでいるとの指摘がSNS(交流サイト)で拡散されたことを受け、運営主体の日本国際博覧会協会は17日、記者団の取材に「高さ調整のため斜めに設置している部材がある」として、安全性に問題がないとの認識を示した。
協会によると、リングは108のユニットをつなぎ合わせて建設。埋め立て地である夢洲(ゆめしま)の地盤が沈下し、ユニットに高さの違いが生じた際に影響が出ないよう、接合部分のユニットでは、施工段階ではりを斜めに設置しているという。
万博の大屋根リング「ゆがんでいる」指摘に協会「高さ調整のため」と回答 安全性問題なし(産経新聞) – Yahoo!ニュース
大屋根リング「ゆがんでいる」…万博めぐりSNSでデマや不正確な情報、実際は梁も斜めになるよう設計
4/16(水) 21:20配信 読売新聞オンライン

 大阪・関西万博を巡り、SNSで不正確な情報が拡散し、いたずらに不安をあおるような投稿も相次いでいる。専門家は「主催者側は正確な情報を発信することが重要だ」と指摘している。  人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場にある世界最大の木造建築・大屋根リング(1周約2キロ、高さ約20メートル)。開幕日の13日以降、X(旧ツイッター)では、格子状に組まれた木材の梁(はり)の写真が投稿され、その後、「ゆがんでいる」などの指摘が相次いだ。  13日は、大勢の来場者がループ状の遊歩道になっているリングに上がっており、「一気に壊れて大惨事」「崩落するのでは」といった反応が広がった。  日本国際博覧会協会(万博協会)によると、夢洲は埋め立て地のため沈下しないよう地盤を固めているが、それでも沈下した場合に建物に影響が出ないよう、一部の柱の高さを変えており、これに伴って梁も斜めになるよう設計している。担当幹部は「決して(重みで)ゆがんでいるわけではない」と説明する。  施工会社の清水建設も取材に「設計に沿ったもので、不具合はない」と回答した。  リングを巡っては、2月頃から、使用される木材の大半がフィンランド産だとのうわさも広がった。ネット記事が発信源で、リングを設計した建築家の藤本壮介氏はXで「国産材を約68%使用しており事実と異なる」と反論した。
万博の大屋根リング「ゆがんでいる」指摘に協会「高さ調整のため」と回答 安全性問題なし
2025/4/17 13:23 産経ニュース

2025年大阪・関西万博のシンボルとなっている大屋根リングの一部がゆがんでいるとの指摘がSNS(交流サイト)で拡散されたことを受け、運営主体の日本国際博覧会協会は17日、記者団の取材に「高さ調整のため斜めに設置している部材がある」として、安全性に問題がないとの認識を示した。
万博が開幕した13日、SNSでは多くの人が上っている大屋根リングのはりの画像が「ゆがんでるのかそういうデザインなのか」などとする文章とともに投稿され、「これは建築ミスですか?」「近いうちに事故が起きる」などといった反応が広がった。
協会によると、リングは108のユニットをつなぎ合わせて建設。埋め立て地である夢洲(ゆめしま)の地盤が沈下し、ユニットに高さの違いが生じた際に影響が出ないよう、接合部分のユニットでは、施工段階ではりを斜めに設置しているという。
(万博の大屋根リング「ゆがんでいる」指摘に協会「高さ調整のため」と回答 安全性問題なし – 産経ニュース)
SNS指摘のリングゆがみ、万博協会「聞いていない」と否定 初日の来場者は11.9万人
4/14(月) 11:49配信 産経新聞

SNS(交流サイト)上で大屋根(リング)のゆがみが指摘され、記者から危険性について問われた担当者は「そういう話は聞いていない」と述べた。
SNS指摘のリングゆがみ、万博協会「聞いていない」と否定 初日の来場者は11.9万人(産経新聞) – Yahoo!ニュース
【速報】万博の大屋根リング 「雨漏り」ではなく「雨といの水があふれた」とみて調査 万博協会が修正
4/14(月) 16:37配信 読売テレビ

また、万博初日にSNSで「大屋根リングがゆがんでいる」などと指摘されていることについて、万博協会は「重みでゆがんでいるという事実はない」と否定しました。
【速報】万博の大屋根リング 「雨漏り」ではなく「雨といの水があふれた」とみて調査 万博協会が修正(読売テレビ) – Yahoo!ニュース
【大阪万博】大屋根リングが “歪んでる”…SNSで相次ぐ指摘に専門家が明かした「意外な回答」
SmartFLASH4/15(火)20:15

『大屋根リングが歪んでいる』という指摘も寄せられました。来場者が大屋根リングの上を歩いている写真がSNSなどにアップされましたが、床の部分が、まるで重みに耐えられなくなったかのようにへこんで見えたのです。
記者から危険性について問われた万博協会は『重みでゆがんでいるという事実はない』と否定しました」(同)
建築エコノミストの森山高至氏も「壊れているのではありません」として、こう解説する。
「大屋根リングはすべてが一体でできているのではありません。全長2kmの丸い形は、いくつものブロックに分かれて造られています。人が立って手をつないでいるイメージです。そのため、数cmの位置のズレはどうしても出てしまう。それを一番上の “屋根” で調整しているため、それが歪みに見えてしまうとするのが一般的な見方です。
ちなみに、『大屋根リング』と呼んでいますが、最上部は事実上 “床” なんです。ですが、“床” と言ってしまうと面積が広すぎてしまい、法律の規制を受けてしまいます。不燃化や耐火などの規制で木を多く使えなくなってしまうのです。そのため、“屋根” 扱いしているんですね」
【大阪万博】大屋根リングが “歪んでる”…SNSで相次ぐ指摘に専門家が明かした「意外な回答」(SmartFLASH)|dメニューニュース(NTTドコモ)
投稿日:2025年4月17日

“大屋根リングのゆがみ”の関連キーワード