淡路島の新ミュージアム

淡路島の新ミュージアム

万博の未来は、閉幕とともに消えてしまうものではなかったらしい。夢洲で生命の進化を語っていたパソナのパビリオン「PASONA NATUREVERSE」が、海を渡り、淡路島に再び現れようとしている。

今年秋、淡路夢舞台の近くに新たな施設が開業し、あの不思議な空間の大半が移植されるという。祝祭のあとに残るのは、断片ではなく、ほとんど丸ごとの未来である。

展示はおよそ8〜9割が再構成される予定で、iPS細胞技術による心筋シート、生命の進化を象徴する樹のオブジェ、土の中の微生物の働きを感じる空間、理想の眠りを体験するベッドなどが再び並ぶ。万博では一度きりの体験だったものが、淡路島では繰り返し訪れることのできる風景になる。話題となった「動く心臓」は移設が難しいものの、別の形でその存在を感じられるよう工夫されるという。

さらに時が進めば、パビリオンの建物そのものも淡路島へ移される予定で、オランダ館の一部も隣接地にやってくる計画だ。万博で点在していた未来の建築が、島の一角に集まり、別の都市のような気配をつくる。夢洲で体験した断片的な未来が、今度はひとつの持続する場所として立ち上がることになる。

万博は半年で終わったが、未来はそのまま漂い続けている。海を越えて移動し、土地に根を下ろし、ゆっくりと日常に溶け込んでいく。淡路島に現れるこの施設は、万博の続編というよりも、祝祭のあとに始まる静かな第二章のように思える。夢洲で見た生命の物語は、まだ終わっていない。むしろこれから、島の風とともに長く続いていくのだ。

万博展示を体験できる施設開業へ パソナ、兵庫・淡路島で秋ごろに
4/3(金) 16:47配信 共同通信

 パソナグループは3日、大阪・関西万博に出展したパビリオンの展示内容を再び体験できる複合施設を今年秋ごろに兵庫県・淡路島で開業すると発表した。土の中の微生物の働きを説明した空間や、理想の眠りが体験できるベッドなどを展示する。
 パソナは、生命の進化や未来の眠りに関する展示館「パソナ ネイチャーバース」を出展した。iPS細胞技術を活用した「動く心臓」が注目を集め、約215万人が来場した。
 複合施設では、万博の展示内容の8~9割を見られるようにする。iPS細胞からつくった「心筋シート」も紹介する予定だ。大阪市で記者会見した山本絹子副社長は「万博で見られなかった人にも見てもらう機会をつくりたい」と述べた。
(万博展示を体験できる施設開業へ パソナ、兵庫・淡路島で秋ごろに(共同通信) – Yahoo!ニュース)

パソナの万博展示物を移設、今秋に淡路島にミュージアム開業 パビリオン建物は27年度中
4/3(金) 18:26配信 産経新聞

昨年10月に閉幕した大阪・関西万博にパビリオンを出展したパソナグループは3日、今年秋にも兵庫県淡路島で、パビリオン展示物の大半を再展示するミュージアムを開業すると発表した。パソナは2027年度中にパビリオンの建物も淡路島に移設する予定だが、先行して展示物を移設する。万博への関心が依然衰えないなか、展示の再開を通じて地域活性化につなげたい考えだ。
ミュージアムの敷地面積は約3千平方メートルで、淡路島北部の「夢舞台サスティナブル・パーク」(淡路市)の駐車場跡地に建設する。4月中には着工する。
パソナグループの山本絹子副社長は大阪市内で記者会見し、パビリオン展示物の「8、9割程度が展示される」予定だと明かした。人工多能性幹細胞(iPS細胞)技術を活用した「動く心臓」については、移送や維持管理が困難といい、山本氏は「何とか(映像などで)見えるようにしたい」と語った。
パビリオンの建物と、オランダが出展したパビリオンの一部も、27年度中に淡路島のミュージアムの隣接地に移設される計画だ。展示物は戻さず、内部の利用方法は未定という。
(パソナの万博展示物を移設、今秋に淡路島にミュージアム開業 パビリオン建物は27年度中(産経新聞) – Yahoo!ニュース)

パソナ館の心筋シートなどの展示 淡路島の新ミュージアムで今秋公開
2026年4月3日 17時00分 朝日新聞

 昨年の大阪・関西万博にパビリオン「PASONA NATUREVERSE」を出した人材サービス大手のパソナグループは3日、展示の大半を移したミュージアムを兵庫県の淡路島につくると発表した。今年秋の公開をめざしている。
 同県淡路市のリゾート地区、淡路夢舞台近くで4月中に着工する。展示は、万博で披露したものの8~9割を移し、一部は改良して見せる。万博で人気だったiPS細胞でつくった心筋シートのほか、アート作品「生命進化の樹」、海外や宇宙にワープしたような映像に囲まれる「未来を旅するきぼう船」などを展示。iPS細胞の「ミニ心臓」は展示が難しいため、映像で見せることを検討している。
 パビリオンの建物は2027年中に淡路島に移し、別の目的で活用する。万博のオランダ館の建物も引き取り、同年中に淡路島に移す計画だ。
(パソナ館の心筋シートなどの展示 淡路島の新ミュージアムで今秋公開 [大阪・関西万博2025]:朝日新聞)

「体感できる未来がやってくる」万博パソナパビリオンを体感できるミュージアム 淡路島に開業へ
4/3(金) 19:07配信 読売テレビ

 大阪・関西万博で、世界で初めて「iPS心臓」を一般展示したパソナグループは、パビリオンの展示物を体感できる新たなミュージアムを淡路島に開業すると発表しました。
 大阪・関西万博の「パソナグループパビリオン」 では、iPS細胞から作った『iPS心臓』が初めて一般公開されたほか、未来の「睡眠」や「医療」を体験できるコーナーが人気を集めました。
  淡路島に新たに作られるミュージアムには、パビリオンのシンボルの「生命の進化の樹」のほか、展示品の約9割が移設され、360度のプロジェクションマッピングも体感できるということです。
(「体感できる未来がやってくる」万博パソナパビリオンを体感できるミュージアム 淡路島に開業へ(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

「未来の眠り」ベッドや生命進化の樹も…パソナの万博展示を追体験できるミュージアム、淡路島に開設へ
4/4(土) 14:30配信 読売新聞オンライン

 パソナグループは、大阪・関西万博の自社パビリオンの展示内容を追体験できるミュージアムを、今秋に本社機能のある淡路島(兵庫県)で開設すると発表した。パビリオンの理念を継承し、最新の医療技術や生命の神秘を発信する。
 ミュージアムの敷地面積は約3000平方メートルで、展示物の8~9割を移設する。生命の進化を表現したオブジェ「生命進化の樹(き)」や、センサーにより体の状態を解析し、マットレスの傾きを自動調整する「未来の眠り」が体験できるベッドも設置する。iPS細胞(人工多能性幹細胞)を活用し、万博の目玉の一つとして注目された「iPS心臓」については、拍動の様子がわかる映像の展示を検討する。
 3日に大阪市内で開いた発表会で、山本絹子副社長は「万博閉幕後も『展示物を見てみたい』という声が多い。訪れた人に、真に豊かな生活を感じてもらいたい」と話した。
 また、同社は自社パビリオンとオランダ館の建物を、2027年度に淡路島の新ミュージアム付近に移設する計画を立てている。自社パビリオンには新たな展示物を置く方針だ。
(「未来の眠り」ベッドや生命進化の樹も…パソナの万博展示を追体験できるミュージアム、淡路島に開設へ(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2026年4月15日

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