関空で英国館の電話ボックス公開

関空で英国館の電話ボックス公開

関西空港の到着口を抜けた先に、ひときわ鮮やかな赤が静かに立っている。大阪・関西万博の英国館前で人々を引き寄せていた電話ボックスが、いまは旅人を迎える風景の一部となった。高さ約2.5メートルのその姿は、異国の象徴でありながら、不思議とこの場所にも馴染んでいる。

内部に飾られた花と赤い外観の対比は、万博のときと変わらず、思わず足を止めたくなる気配を放っている。かつては夢洲で記念写真の中心にあった存在が、いまは旅の始まりや終わりにそっと寄り添う。

万博は閉幕したが、その記憶はこうして空港という交差点に置かれ、再び誰かの視線に触れる。飛び立つ前、あるいは帰ってきたあと、ふと立ち寄るだけで、あの時間が静かに蘇る。

万博・英国館で注目の電話ボックス、関西空港に移設…総領事「見て万博を思い出してくれたら」
3/27(金) 15:15配信 読売新聞オンライン

 大阪・関西万博で注目を集めた英国館前の赤い電話ボックス(高さ約2・5メートル、幅約0・9メートル)が関西空港に移設され、27日に一般公開が始まった。国内線の到着口付近に置き、万博参加国との友好を示すレガシー(遺産)として発信する。
 赤い電話ボックスは、内部に配置した花と真っ赤な外観との組み合わせが美しく、撮影スポットとして親しまれた。「万博閉幕後、大阪で再び展示したい」という英国側の意向を踏まえ、国内外の多くの人の目に留まりやすい空港での展示が決まった。
 関空で開かれた記念式典で、駐大阪英国総領事のマイケル・ブライス氏は「(移設は)両国のつながりを強める取り組みとなった。多くの方々がこの電話ボックスを見て、万博を思い出してくれたらうれしい」と述べた。
(万博・英国館で注目の電話ボックス、関西空港に移設…総領事「見て万博を思い出してくれたら」(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2026年3月29日

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