• 万博閉幕から

よしもとの巨大ネギは下仁田町へ

よしもとの巨大ネギは下仁田町へ

大阪・関西万博の「よしもとwaraiimyraii館」にそびえていた巨大アート《問いかけられるネギ》。高さ4メートル、全長8メートルという堂々たるネギである。その不思議な存在感に、来場者は立ち止まり、笑い、そして「なぜここにネギが?」と首をかしげた。まさに名の通り、問いかけるネギだった。

このネギが、会期終了とともに群馬県の下仁田町に譲渡されることになった。ネギの名産地であるその町では、11月の「下仁田ねぎまつり」でお披露目され、その後は駅前に新設される「街中活性化情報館(仮称)」に鎮座するという。岩崎正春町長は、地域の子どもたちに「万博でネギが展示されたんだ」と誇りを感じてほしいと語った。

制作したアートディレクター、MASARU OZAKI氏は「なぜ吉本のパビリオンにネギがあるのか」と人々が考える、その一瞬の“対話”こそが作品の核なのだという。笑いとアートと日常が、一本のネギを通してつながったのである。

こうして「問いかけられるネギ」は、夢洲を旅立ち、再び根を下仁田の大地におろす。万博の喧騒をくぐり抜けた一本のネギが、次なる舞台でまた人々に問いかける――あなたの中の「笑い」とは何か、と。

万博巨大ネギが下仁田町へ 譲渡式を開催
10/10(金) 17:28配信 週刊大阪日日新聞

 大阪・関西万博2025も閉幕に近づき「よしもとwaraiimyraii館」で展示されていた現代アート〝問いかけられるネギ〟(高さ4㍍、前長8㍍)が13日の会期終了後、公開コンペで応募があった中から特産品・下仁田ネギで知られる群馬県下仁田町に寄贈される事になり、閉幕を前に同館を運営する吉本興業HDの泉正隆副社長から岩崎正春町長に譲渡式が行われた。
 製作したアートディレクターMASARU OZAKIさんも出席。製作意図について「見る方が〝なぜ吉本パビリオンでネギ?〟と立ち止まって考える。そして心の中でさまざまに対話する。その瞬間のリアルを感じてほしい」と説明。
 大阪・関西万博2025も閉幕に近づき「よしもとwaraiimyraii館」で展示さ 岩崎町長は「11月の下仁田ねぎまつりでお披露目し、後は下仁田駅前に新設予定の『街中活性化情報館』(仮称)で展示する予定。何より地域の子ども達に見てもらって〝万博でネギが展示されたんだ!〟と郷土に誇りを持ってほしい」と大喜び。
(万博巨大ネギが下仁田町へ 譲渡式を開催(週刊大阪日日新聞) – Yahoo!ニュース)

「問いかけられるネギ」4m、下仁田町へ…万博よしもと館
10/9(木) 12:12配信 読売新聞オンライン

 大阪・関西万博の吉本興業ホールディングスのパビリオン「よしもと waraii myraii館」で展示している巨大なネギのオブジェが、閉幕後に「下仁田ネギ」が特産の群馬県下仁田町に譲渡されることになり、セレモニーが催された。
 セレモニーが6日にあり、下仁田町から岩崎正春町長が参加。「町はネギとともに歴史を刻んできた。万博に行けなかった町民にも作品を感じてもらいたい」と話した。町の施設で展示するという。
(「問いかけられるネギ」4m、下仁田町へ…万博よしもと館(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年10月19日

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