• 万博閉幕から

大阪市立科学館にサーキュラー

大阪市立科学館にサーキュラー

万博が終わり、夢洲の風が少し寂しげに吹き抜けるころ、その余韻の中でひっそりと旅立った者たちがいる。
ドイツ館で人々の心をやわらかく包んだマスコット、「サーキュラー」。
まんまるな体に不思議な愛嬌を宿した彼らは、異国の知恵と優しさを象徴する存在として、多くの来場者に「癒し」を届けた。

閉幕後、もう二度と会えぬと思われたその姿が、思いがけず再び姿を現した。行き先は中之島にある大阪市立科学館。ドイツ総領事館の手によって、二体のサーキュラーが正式に寄贈されたのだ。青い川辺にたたずむ科学館の建物の奥で、彼らは再び息を吹き返す。

ドイツ総領事館はX上で「このサーキュラーにはもう会えないと思っていましたが」と語りかけるように投稿し、大阪市立科学館も「サーキュラーがやってきた!」と喜びの声を上げた。

万博という一瞬の祭典のあとに残るものは、きらめく記憶だけではない。サーキュラーたちは今もなお、科学と人の未来をやさしくつなぐ小さな光として、静かに再会の時を待っている。

万博ドイツ館のサーキュラーちゃん、大阪市内に一部“居住”へ 寄贈先にファン沸く「えー!めちゃめちゃ嬉しい」
10/16(木) 13:11配信 オリコン

 ドイツ総総領事館が16日、公式Xを更新し、大阪・関西万博(13日閉幕)のドイツパビリオンで人気だった「サーキュラーちゃん」を、大阪市立科学館(大阪市北区中之島)に寄贈したことを明らかにした。
 「サーキュラーファンの皆さま」としてメッセージ。「#ドイツパビリオンのオーディオガイド#サーキュラーこのサーキュラーにはもう会えない…と思っていましたが、このたび大阪市立科学館@osaka_kagakukanに2体贈られました」と発表。
 「#万博 のレガシーとして、あらためて皆さんにお会いできる日もそう遠くないかもしれません」と期待をもたせた。
 大阪市立科学館広報のアカウントも同日、「 この度、ドイツパビリオンより、 大阪・関西万博で大人気だったサーキュラーが贈られました!大阪市立科学館でみなさんとお会いできる日が 近いかもしれません! 詳細は決定次第、お知らせいたしますのでお楽しみに」と伝えた。
(万博ドイツ館のサーキュラーちゃん、大阪市内に一部“居住”へ 寄贈先にファン沸く「えー!めちゃめちゃ嬉しい」(オリコン) – Yahoo!ニュース)

大阪万博ドイツ館の人気マスコット「サーキュラー」が“大阪残留”。市立科学館への一部寄贈に歓喜の声
10/17(金) 10:09配信 ハフポスト日本版

大阪・関西万博のドイツ館で「癒される」と人気を集めたマスコットキャラクター「サーキュラー」が、大阪市立科学館に2体贈られました。
今回の贈呈について、ドイツ総領事館はXで「このサーキュラーにはもう会えないと思っていましたが、このたび大阪市立科学館に2体贈られました 万博のレガシーとして、あらためて皆さんにお会いできる日もそう遠くないかもしれません」と投稿。
大阪市立科学館もXで「『ドイツパビリオン』から『サーキュラー』がやってきた!」と報告し、「科学館でみなさんとお会いできる日が近いかもしれません!」とコメントしました。
(大阪万博ドイツ館の人気マスコット「サーキュラー」が“大阪残留”。市立科学館への一部寄贈に歓喜の声(ハフポスト日本版) – Yahoo!ニュース)

万博ドイツ館「サーキュラーちゃん」ぬいぐるみオークションに反響 20万円を超えどよめきからの「財力の差」「ハァ?????」
2025年10月14日 17:16 (10月14日 23:00更新)

 閉幕直前の10月12日に「グランド・サーキュラー・オークション」が開催。「ここでしか手に入らない、非売品の30cmサーキュラーぬいぐるみ(試作品)5体をオークション形式で出品いたします」と案内されていた。収益は、すべて寄付されるという。
 5色のサーキュラーちゃんぬいぐるみが、順番に出品された。3万円スタート、5000円単位。20万円に達すると「おお~」とどよめき。しかし、どんどん高値がつき、はるか上の決着となった。なんと、1体55万円~最高77万円。
(万博ドイツ館「サーキュラーちゃん」ぬいぐるみオークションに反響 20万円を超えどよめきからの「財力の差」「ハァ?????」:山陽新聞デジタル|さんデジ)

投稿日:2025年10月19日

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