
万博の賑わいは、思いがけないかたちで街へ戻ってくる。なんば千日前に誕生する「くら寿司 メモリアル店」は、夢洲で過ごした時間をそっとすくい上げ、そのまま日常の中へ差し出す場所である。
店内には、あの長大な回転ベルトの一部が移され、かつて135メートルの流れの上を巡っていた皿の記憶が、再び動き出す。寿司とともに世界70カ国の料理が並ぶ光景は、万博という祝祭を小さく凝縮したようで、席に着くだけで旅の続きが始まる。
30万人が訪れたあの店の空気は、完全に再現されるわけではない。それでも、皿を手に取るたびに、どこか遠くの国とつながる感覚がよみがえる。
万博は終わったはずなのに、その回転はまだ止まっていない。
くら寿司、万博店再現した新店舗 大阪・難波、世界各国の料理も
3/27(金) 16:49配信 共同通信回転ずし大手のくら寿司は27日、昨年10月に閉幕した大阪・関西万博会場内で出店した店舗を再現した新店舗「くら寿司 メモリアル店 なんば千日前」を5月中旬に大阪市中央区にオープンすると発表した。内装の一部を移設し、好評だった世界各国の料理を日常的に味わえるようにする。
くら寿司は昨年4~10月に開かれた万博に「大阪・関西万博店」を出店。同社で史上最長となる約135メートルの回転ベルトで、定番のすしネタとともに約70カ国・地域の料理を再現した特別メニューを提供した。30万人以上が訪れた。
万博の店舗で使用した回転ベルトの一部を開業する店舗に移設し、約70カ国・地域の特別メニューを復刻する。。