
市役所の正面で人々の往来を見守ってきたミャクミャクが、年の瀬を境に静かに旅立つ。大阪・関西万博の理念を背負ったその姿は、役所の石畳から南港のATCへと居場所を移し、新たな風景の一部となる。行政の中心で役目を果たした後、海に近い交易の拠点へ向かうその移動は、大阪という都市の流動そのものを映しているようだ。
夜更けに行われる移設作業は、街が眠る時間に進む小さな儀式であり、翌朝にはまったく別の場所で再会できる不思議を用意する。ATCでは、迎え入れのセレモニーが開かれ、ミャクミャクは来訪者の最初の目印となる。
年末の南港は、空と海が大きく開け、未来を思わせる余白に満ちている。その一角に立つミャクミャクは、万博の記憶を携えながら、次の物語を静かに始める。新しい居場所で出会うその姿を確かめに、足を運びたくなる。
ねそべりミャクミャク像、大阪市役所から南港ATCへの移設決定。記念セレモニーは観覧自由
12/18(木) 18:26配信 トラベル Watch大阪府・大阪市は、大阪・関西万博の理念を継承するレガシーとして、大阪市役所正面玄関前に設置しているミャクミャクのモニュメントをATC(アジア太平洋トレードセンター)に移設する。大阪市役所での観覧は12月26日まで。同日深夜に移設作業を行なうとのこと。
ATCでは、移設を記念して「ミャクミャク ウェルカムセレモニー」を12月27日11時~11時30分ごろに開催する。会場はITM棟 2階 インフォメーション前(大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10)で、12月18日時点では自由観覧となっている。
(ねそべりミャクミャク像、大阪市役所から南港ATCへの移設決定。記念セレモニーは観覧自由(トラベル Watch) – Yahoo!ニュース)