
森とともに400年、住友館で未来へ探検!
住友といえば、その歴史400年。森とともに歩み、発展してきた企業である。近年にわかに叫ばれるSDGsも、住友にとっては「今さら何を言うか」という話かもしれない。なにせ、400年もの間、森を守り、活かし、育ててきたのだから。
そんな住友が万博で披露するのは、「未来の森の探検」である。デジタル技術を駆使し、訪れた者はまるで時を超える探検家のように、森の秘密を解き明かすことになる。葉のざわめき、鳥のさえずり、湿った土の香りまで感じられるかもしれない。
外観は、かつて住友の礎を築いた「別子銅山」をイメージしたもの。そこには、過去と未来が交差する住友400年の哲学が込められている。

住友館では、私たちが直面する社会や環境問題への関心を持ち続けてもらうため、森の中で様々な “いのちの物語”に出会うインタラクティブな体験や、来場者の皆さまが参加できる「植林体験」を実施します。
そして植林した木々が、数十年後、100年後、時を超えて、未来へ脈々と受け継がれていきます。また、住友館で過ごす時間が原体験となり、森や自然と向き合い、未来へ想いを馳せる大切さを感じ続けるきっかけを提供します。
©Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee

(万博公式サイトから)
400年の歴史をもつ住友は、森を大切にし、発展の礎にしてきました。この、かけがえのない地球で、多様な個性をみとめあって生きること。森の中で共生する、さまざまないのちから私たちが学ぶことはたくさんあります。そして、未来にむかう私たち人間も、自然の一部。2025年の住友館で、人と森とあらゆるいのちが響きあい、調和する、ゆたかな未来を見つける旅へ、出かけましょう。(ABOUT | 大阪・関西万博「住友館」)
「住友グループ」がパビリオンの展示内容発表 大阪・関西万博
09月17日 16時21分 NHKパビリオンは、「住友」の発展の礎を築いた愛媛県の別子銅山をイメージしたシルエットで、これまでにおよそ8割が完成したということです。
パビリオンの内部では来場者が音の出るランタンに導かれながら本物の樹木とデジタル技術で再現した川や動物が混じり合った森林を探検します。
そして、風やミストも出る縦7.5メートル、横20メートルのシアターで生命や自然環境の重要さについて感じられるような映像コンテンツを上映するということです。
さらに、小学生を中心に、1万本以上のひのきの植林を行うということです。
(「住友グループ」がパビリオンの展示内容発表 大阪・関西万博|NHK 関西のニュース)