
万博、それは未来と浪漫の交差点。しかし、毎日新聞の世論調査によると、「行きたいとは思わない」という回答が67%にも上ったというではないか。これは由々しき事態である。
一方で「行きたいと思う」人は16%、そして「行くかどうか迷っている」人も16%。この迷っている16%こそが、万博の運命を握る存在なのかもしれない。
そもそも、「行く前は興味がないが、行けば楽しい」というのは万博に限らず、人生においてよくあることではないか。たとえば、京都の観光名所も「混んでいるし、別に行かなくても…」と思いつつ足を運んでみると、「やはり風情がある!」と感動するものなのだ。
万博もまた然り。いざ会場に足を踏み入れれば、そこには未来が広がり、ミャクミャクが踊り、きっと楽しいに違いないのだ。
とはいえ、「行きたくない」67%の壁は厚い。この壁をどう乗り越えるか、万博の真価が問われる時である。
大阪・関西万博「行きたいとは思わない」67% 毎日新聞世論調査
2/16(日) 18:03配信 毎日新聞
15、16日に実施した毎日新聞の世論調査で、4月に開幕する大阪・関西万博に行きたいと思うか尋ねたところ、「行きたいとは思わない」が67%を占め、「行きたいと思う」(16%)を大きく上回った。
衆院選比例代表のブロック別でみると、「行きたいと思う」が最も高かったのは近畿ブロックの28%で、四国ブロック27%、九州ブロック20%と続いた。しかし、他の8ブロックでは2割に満たず、近畿ブロックでも「行きたいとは思わない」が50%と多数を占めた。万博を推進する日本維新の会支持層に限っても、「行きたいとは思わない」(39%)が「行きたいと思う」(33%)を上回っている。
(大阪・関西万博「行きたいとは思わない」67% 毎日新聞世論調査(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)