
万博とは未来への扉である。であれば、その扉をくぐる者たちは、食においても未来を味わわねばなるまい。そこで満を持して登場するのが、ほっかほっか亭の「ワンハンドBENTO」である。
会場は「大阪ヘルスケアパビリオン」内の「ミライの食と文化ゾーン」。そこに忽然と現れるのは、片手でつかめる未来のお弁当。従来のお弁当は「両の手で向き合い、しっかりと腰を据えて食べるもの」という固定観念に支配されていた。しかし、ワンハンドBENTOは違う。片手で、軽やかに、颯爽と、未来の味を頬張る——それが新時代の流儀なのだ。
ラインナップには、ほっかほっか亭の「元祖のり弁当」を未来仕様にした逸品、さらには大阪産の銘柄和牛「なにわ黒牛」を贅沢に使用したもの、さらには鰻まで登場するという。なんたる豪華さか。もはや片手で宇宙をつかむかのごとき壮大さである。
さあ、片手に未来を、そしてもう片方の手には万博のパンフレットを。食べることこそが、未来への第一歩なのだから!

(ほっかほっか亭HPから)