• 万博閉幕から

アメリカパビリオン

アメリカパビリオン

テーマ「共に創出できることを想像しよう」

1970年の大阪万博、ドーム会場に展示された「月の石」は、まさに伝説となった。あれから半世紀、アメリカは再び世界を驚かせるべく、宇宙とイノベーションをテーマにしたパビリオンを展開する。

建物は2棟の三角形に囲まれ、その中心には巨大な立方体が浮かぶという大胆なデザイン。LEDスクリーンにはアメリカの象徴的な風景が映し出され、訪れる人々を未来の旅へと誘う。

さらに、館内には商談スペースを設置し、ビジネスの交流も促進。宇宙、テクノロジー、そして無限の可能性——アメリカパビリオンは、またしても万博の伝説となるだろう。

アメリカパビリオン

 

アメリカパビリオン
(大阪・関西万博公式Webサイト/Trahan Architectsから)

アメリカパビリオンは、人類の英知を前進させる未来を来場者が思い描く場です。わび・さびから着想を得た三角形の木造建造物2棟の上にはライトアップされたキューブが浮かぶように置かれ、2面のLEDスクリーンがアメリカ合衆国の名所を映し出します。
このデザインは、アメリカパビリオンのテーマである「共に創出できることを想像しよう」を補完するものです。交流、協力、成長を促し、持続可能な社会、宇宙探査、教育、起業家精神に共に取り組むことを目指しています。
(アメリカパビリオン | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト)

米国パビリオンは、人類の英知を前進させる未来を来場者が思い描く場です。およそ2880平方メートルのパビリオンは三角形の建物2棟と並行に、キューブが浮かぶように配置されています。LEDスクリーン2面が米国を象徴する名所の数々を映し出すほか、内部には一連の没入型展示スペースが設けられています。
(米国パビリオンについてー米国パビリオン 大阪・関西万博2025)

開幕後のトピックス

大阪万博のアメリカ館、月の石やロケット打ち上げ映像で宇宙を体感
2025年5月16日 5:00 日本経済新聞

目を見張るのは米航空宇宙局(NASA)と連携した宇宙開発関連の展示の充実ぶりだ。1970年の大阪万博とは別の月の石を公開。「写真は1人1枚です」とスタッフが呼びかけるなか、館内にも列ができる。
目玉はロケットの打ち上げ風景を再現した大型スクリーンのある部屋だ。部屋に入るとカウントダウンが始まり、カウントがゼロになる打ち上げの瞬間は来館者の高揚感がピークに。臨場感あふれるエンジンの炎や煙が来館者を宇宙旅行へといざなう。また、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した高精細な美しい宇宙の写真が映し出され、宇宙の無限の可能性を体感できる。
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の活躍も紹介される
アメリカの文化などを紹介する展示では米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手も登場。ほかにもニューヨークやグランドキャニオンなどアメリカ各地の風景が美しい映像で紹介される。テーマソングを歌いながら館内を案内する星形のマスコット「スパーク」も印象的だ。
(大阪万博のアメリカパビリオン、月の石やロケット打ち上げ映像で宇宙を体感 – 日本経済新聞)

開幕から2週間で140万人が来場 GWで混み合う万博会場で人気の「アメリカパビリオン」を体験
5/2(金) 10:55配信 静岡朝日テレビ

齋藤諒アナウンサー
「こちらひと際注目を集めているパビリオンの前だが、ご覧のように大行列ができています。その皆さんのお目当てがこちら、アメリカ合衆国のパビリオン。先頭が見えないぐらいずっと先まで列が続いている」
 200近くあるパビリオンの中でも、特に人気が高い「アメリカパビリオン」。
Q多い時には1日何人来る?
アメリカパビリオン広報 富瀬和美さん
「1万人弱の方に来ていただいている」
(開幕から2週間で140万人が来場 GWで混み合う万博会場で人気の「アメリカパビリオン」を体験(静岡朝日テレビ) – Yahoo!ニュース)

万博・アメリカ館の設計者「わびさび」文化にヒント得る…憧れの日本で「人々を分け隔てなく迎え入れる」
5/23(金) 11:43配信 読売新聞オンライン

 ショートケーキのような形をした黒い建物が2棟並び、その間に半透明のキューブ(立方体)が架かる。
 2棟の外壁に配された巨大なLEDスクリーンには、巨大な星条旗、米国が開発に力を注ぐ宇宙、大自然などの映像が映し出され、来場者を冒険にいざなう。
 壮大な外観だが、2棟の外壁には、細長い木板が、あえて継ぎ目の位置をそろえずに貼り付けられている。来館者は木板を横目に、鳥居をくぐるようにキューブの下を通り抜けて進む。
 設計した建築家トレイ・トレイハンさん(64)は「風情や簡素さを重んじる日本の『わびさび』の文化から多くのヒントを得た。木が持つ本来の良さを生かしたかった」と明かした。
(万博・アメリカ館の設計者「わびさび」文化にヒント得る…憧れの日本で「人々を分け隔てなく迎え入れる」(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

「月の石」の米国館で予約制を試験導入、長蛇の列対策か 万博開幕1週間、来場者増加傾向
4/20(日) 13:07配信 産経新聞

2025年大阪・関西万博は20日、開幕から1週間を迎えた。大阪市の最高気温が28・1度を記録し、初の土曜日となった19日の来場者数は8万9千人。開幕初日の11万9千人には届かないものの、雨の影響などで4万人台にまで落ち込んだ来場者数は週末にかけて再び増加に転じた。そうした中でも、「月の石」の展示などで人気の米国のパビリオンは“飛び込み”での入館が可能なものの、連日長蛇の列ができており、試験的に予約制の導入に乗り出したという。
万博会場への入場時間は、午前9時から1時間ごとに区切られ、チケットで指定されている。日本国際博覧会協会によると、スタッフの対応力が向上したり、チケットのQRコードをあらかじめスマートフォンのスクリーンショット機能で保存する来場者が増えたりしたことで、スムーズな入場ができつつあるという。
「月の石」の米国館で予約制を試験導入、長蛇の列対策か 万博開幕1週間、来場者増加傾向(産経新聞) – Yahoo!ニュース

投稿日:2025年2月1日

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