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大屋根リングを使って学生会館リニューアル

大屋根リングを使って学生会館リニューアル

万博が終わっても、その象徴は静かに生き続けるらしい。

大阪・関西万博の会場で、世界中の人々をひとつの輪の下に迎え入れた大屋根リング。その巨大な木組みは、役目を終えたあと各地へ旅立っているが、その一部が今度は関西大学千里山キャンパスで新たな人生を歩み始める。

築半世紀を超えた学生会館に代わって誕生する新たな「誠之館」。そのエントランスには、実際に万博で使われた柱や梁、展望回廊の床材が用いられ、高さ約12メートル、幅約36メートルの木組みが再現される。ガラス越しに見上げれば、あの日夢洲で見た大屋根リングの記憶がよみがえり、木の香りとともに未来への物語が始まるだろう。

この場所は単なる学生会館ではない。部活動に励む学生たち、夢を語り合う仲間たち、地域の人々や卒業生たちが行き交い、新しい挑戦が生まれる広場になる。万博が掲げた「多様でありながら、ひとつ」という理念も、きっとこの空間のなかで息づいていく。

考えてみれば不思議なことである。世界中の人々を迎えた木材が、今度は若者たちを迎える。万博で未来を語ったリングが、大学で未来を担う人々を見守るのである。

2029年春、千里山の丘に新しい風景が現れる。そこには単なる建築物ではなく、万博の記憶と学生たちの未来が交差する場所が待っている。万博を愛した人ならば、一度はその木組みの下に立ち、未来へ続く時間の流れを感じてみたくなるはずだ。

関大が万博の「大屋根リング」再現 学生会館建て替えでレガシー継承
6/18(木) 20:30配信 朝日新聞

 大阪・関西万博の「レガシー」が、大学施設に継承される。関西大学は、千里山キャンパス(大阪府吹田市)の学生会館「誠之館(せいしかん)」を建て替え、エントランス部分に万博のシンボルだった「大屋根リング」の一部を再現すると発表した。
 建て替えるのは誠之館2号館、3号館、5号館。1960年代に建てられ、クラブや同好会などの課外活動の拠点として利用されてきた。老朽化や活動スペースの問題があったため、古い学生会館群を解体し、新たな学生会館を整備することにした。
 新学生会館の大きな特徴は、エントランス部分に「大屋根リング」を再現することだ。
 使用する木材は、万博後に残った建築物や建材などの資源有効利用を図るリユースマッチング事業「ミャク市!」で購入。大屋根リングの柱や、はり、展望回廊の床などを使う予定。再現されるリングは、高さ約12メートル、幅・奥行きは約36メートルだという。
(関大が万博の「大屋根リング」再現 学生会館建て替えでレガシー継承(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)

関大、学生会館「誠之館」建て替えへ 万博「大屋根リング」をエントランスに再現
6/18(木) 20:11配信 サンケイスポーツ

新施設のコンセプトは「アクティブ・グリーンヒル・キャンパス」。学生に加え、保護者や校友、地域住民らがつながる場を目指し、地上11階建て、高さ約45メートル、延べ床面積約2万2000平方メートルの鉄骨造施設として整備される。
エントランスには、2025年大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」で使われた木材を活用し、リングを再現する。館内にはトレーニングジム、音楽やスポーツの活動スペース、部室などを設け、学生の交流や課外活動を支える拠点とする。
関大は大阪・関西万博に学生ボランティアや「万博部」の活動などを通じて参画しており、高橋智幸学長は「誠之館は学生同士が出会い、新たな挑戦や学びを生み出す場。万博で得た理念や経験をキャンパスに継承し、学生の成長と新たな価値創造につなげたい」と期待を寄せた。
芝井敬司理事長は「大屋根リングには『多様でありながら、ひとつ』という理念が込められている。今回の取り組みが、万博レガシー継承の新たなモデルとなることを期待している」と意義を語った。
(関大、学生会館「誠之館」建て替えへ 万博「大屋根リング」をエントランスに再現(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース)

万博の大屋根リング木材で木組み再現…3年後、関西大学が学生会館エントランスに
6/19(金) 10:47配信 読売新聞オンライン

 関西大学は18日、千里山キャンパス(大阪府吹田市)で建て替えを予定している学生会館のエントランスに、大阪・関西万博のシンボルとなった大屋根リングの木材を使い、木組みを再現すると発表した。2029年3月の完成を目指す。
 今回、日本国際博覧会協会による公募で、大屋根リングの木材を入手できたことから、エントランスの吹き抜けに木組みを再現することにした。木組みの高さは約12メートルで、大屋根リングの屋根(内側)とほぼ同じになる見通しだ。木材の劣化を防ぐため壁面をガラス張りにし、建物の外からも万博の面影を感じられるようにする。高橋智幸学長は「学生たちだけでなく、地域ともつながる場になれば、万博の理念『多様でありながら、ひとつ』とも重なる。レガシー(遺産)を教育に反映させていきたい」と話した。
(万博の大屋根リング木材で木組み再現…3年後、関西大学が学生会館エントランスに(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

“万博レガシーの継承”関西大学が新学生会館で「大屋根リング」一部を再現へ 学長「さまざまな活動の拠点に。“多様でありながら一つ”という万博の理念と重なる」
6/18(木) 18:46配信 MBSニュース

 万博のレガシーが建て替え予定の大学の施設の一部として継承されることになりました。
 木材が格子状に組み合わさった設計の建物。関西大学が建て替え予定の学生会館の完成イメージを発表し、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」を彷彿させるデザインが特徴となっています。
 千里山キャンパスにある現在の学生会館は、部活やサークルの部室などとして利用されていますが、築50年以上が経ち建て替えられることに。
 その目玉となるのが…
 (関西大学 高橋智幸学長)「万博レガシーの継承として大屋根リングを再現]
 去年開催された万博のシンボル「大屋根リング」。現在は保存が決まっている一部を除き、全体の9割の解体がすでに終わっていて木材は、能登地震の被災地で復興住宅に活用されることなどが決まっています。
 関西大学では、学生が万博にボランティアで参加したり、大屋根リングの設計にあたって模型作りに関わったりしたことなどから、その万博のレガシーの継承を模索。
 新たな学生会館のエントランス部分に再利用した木材を活用。長さが36m、高さは12mほどの大屋根リングの一部を再現するといいます。
(“万博レガシーの継承”関西大学が新学生会館で「大屋根リング」一部を再現へ 学長「さまざまな活動の拠点に。“多様でありながら一つ”という万博の理念と重なる」(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)