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グランフロント大阪の一角に、夢洲の子どもたちの歓声が引っ越してきた。リニューアルした「ボーネルンドあそびのせかい」に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、万博の「光の広場」で人気を集めた巨大なネットドームである。色鮮やかな網の塔は、高さ二・五メートル。子どもたちはまるで未来都市を探検する冒険家のように、夢中で登っていく。
万博のレガシーという言葉を聞くと、大人はつい難しい顔をしてしまう。しかし、この場所ではその意味が実にわかりやすい。夢洲で生まれた熱気や歓声が、形を変えて子どもたちの日常へ降りてきているのである。
ジャングルアイランドを駆け回り、トンネルやスライダーが自在に姿を変えるエアムーブに飛び込んでいるうちに、子どもだけでなく大人まで不思議と心が軽くなる。さらに飲食店や動物病院を模したごっこ遊びの空間では、遊びと学びが自然に混ざり合い、小さな未来社会が静かに動いている。
万博は終わった。しかし、その続きを遊べる場所が、梅田の真ん中に生まれているのである。
万博遊具が常設化 親子の居場所へ進化 ボーネルンド刷新
5/15(金) 18:04配信 週刊大阪日日新聞室内遊戯施設「ボーネルンドあそびのせかい グランフロント大阪店」(大阪市北区)がリニューアルした。
体を動かす遊びをテーマにしたエリア「アクティブオーシャン」のボールプール内に、万博会場内の「光の広場」に設置していた高さ約2・5㍍の大型遊具「ネットドーム」を移設した。
広報の岸辺麻巳さんは「万博で好評だった遊具を〝レガシー〟として残し、より多くの子どもたちに体験してほしい」と話した。他に高さ約1・2㍍のアスレチック「ジャングルアイランド」、トンネルやスライダーなど遊び方によって形を変える遊具「エアムーブ」も導入。
加えて飲食店や動物病院を模したリアルなごっこ遊びは、子どもの創造力を引き出すだけでなく、数字や色を取り入れた仕掛けによって自然と学びにつながる構成となっている。
有料ラウンジスペースを新設し、軽食を楽しみながらくつろげる環境も整備。隣接する探究施設と連携したワークショップも展開し、「遊び」と「学び」を一体化させた新しい都市型施設としての価値を高めている。
子どもが夢中で遊び、親も安心して過ごせる空間づくり。今回のリニューアルは、都市における親子の過ごし方そのものを問い直す取り組みといえそうだ。
(万博遊具が常設化 親子の居場所へ進化 ボーネルンド刷新(週刊大阪日日新聞) – Yahoo!ニュース)