空飛ぶクルマ商用運航を目指す

空飛ぶクルマ商用運航を目指す

万博で空を横切っていた「空飛ぶクルマ」は、あれきり未来の幻として消えていくのかと思われた。しかし大阪港へ行けば、その夢はまだ地上すれすれを飛び続けている。

海風の吹くバーティポートには、どこか未来都市の発着場めいた空気が漂う。格納庫があり、人を迎える施設があり、その向こうには大阪湾が静かに広がっている。ここから京都へ、奈良へ、あるいは瀬戸内の島々へ。そんな構想が真面目な顔で語られているのだから妙に胸が高鳴る。

万博ではついに実現しなかった商用運航。しかし、その続きを諦めてはいないらしい。大阪府や事業者たちは、2027年度以降の実用化を目指し、再び集まり始めた。河川の上を滑るように飛び、渋滞も信号も超えて移動する未来が、大阪港から静かに準備されている。

夢洲で見上げたあの機体は、単なる展示物ではなかったのだと思わされる。夕暮れの港で風を受けながら、その発着場を眺めていると、未来というものは案外こういう場所から始まるのかもしれないと感じるのである。

「空飛ぶクルマ」全国に先駆けて来年度以降の商用運航を目指す 吉村知事「万博で見た空飛ぶクルマが大阪に来たら乗れる…多くの人に体感してほしい」
5/8(金) 19:22配信 MBSニュース

 来年度以降の商用運航を目指す「空飛ぶクルマ」。事業者らがはじめて一堂に集まりました。
 大阪港にある空飛ぶクルマ専用の離着陸場「バーティポート」。5月8日午後、大阪府の吉村洋文知事と大阪市の横山英幸市長のほか、空飛ぶクルマの事業者3社などが集まりました。
 大阪・関西万博では当初、空飛ぶクルマで人を乗せる商用運航が計画されていましたが、デモフライトのみで実現しませんでした。
 大阪府は全国に先駆けて空飛ぶクルマの商用運航を目指していて、8日の会議では「河川の空間を利用する」案や「大阪から京都や奈良の観光地、それに離島を結ぶ」などの案について意見が交わされました。
 (大阪府 吉村洋文知事)「万博で見た空飛ぶクルマが大阪に来たら乗れるということを多くの人に体感してもらいたい」
(「空飛ぶクルマ」全国に先駆けて来年度以降の商用運航を目指す 吉村知事「万博で見た空飛ぶクルマが大阪に来たら乗れる…多くの人に体感してほしい」(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)

空飛ぶクルマ、全国に先駆け大阪港で 実用化へ官民がコンソーシアム
5/8(金) 19:08配信 朝日新聞

 大阪港の離着陸場を使った「空飛ぶクルマ」の実用化を目指す事業者と大阪府・市が8日、迅速な商用化のためのコンソーシアムを立ち上げることで合意した。大阪湾岸の立地を生かし、全国に先駆けた実用化を目指す。
 大阪メトロが整備した離着陸場「大阪港バーティポート」は、格納庫や旅客施設を備える。大阪市内や関西空港、瀬戸内海の島々などへのアクセスに優れ、昨年開催された大阪・関西万博期間中にもデモフライトで使われた。
 コンソーシアムに加わるのは、府市と大阪メトロのほか、丸紅や機体を開発する「スカイドライブ」、運航会社「Soracle(ソラクル)」の計6者。大阪港バーティポートを拠点に2027年度下半期以降の実用化を計画している。
(空飛ぶクルマ、全国に先駆け大阪港で 実用化へ官民がコンソーシアム(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2026年5月10日

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