
夢洲でひときわ現実味を帯びていた未来の売店は、万博の閉幕とともに消え去ったわけではなかった。什器や資材は静かに移動し、北摂の彩都へと再配置され、駅前の風景に新しい物語を根付かせている。
かつて工事現場で働いた無人型トレーラーハウスを思わせる冷蔵什器や、循環を意識したアクリルのサインは、買い物という日常の中に万博の余韻を忍ばせる。木の香りをまとった拠点施設に収まったその姿は、実験都市の記憶を生活へと還元する装置のようだ。
遠くへ行かなければ万博に触れられないと思っていた者ほど、この店の前で足を止め、かつての夢洲を思い出し、次の未来を想像することになる。
あの時の気持ちが再び…「万博ファミマ」が大阪・茨木にオープン、レガシー店舗としてSDGsの促進も
1/21(水) 17:50配信 Lmaga.jp「ファミリーマート大阪・関西万博店」(夢洲/大阪市此花区)で使われていた什器や資材が、大阪府茨木市にある「彩都西駅前店」へ移設。万博のレガシー店舗として、1月21日に同エリア内で移転リニューアルオープンした。
「ファミリーマート彩都西駅前店」では、「開幕前の工事現場で活躍した無人型トレーラーハウスを模した冷蔵什器」や「リサイクルアクリルを使用した商品サイン」などを再利用。万博会場の雰囲気を再び味わうことができ、今後はどの設備が引き継がれたものかを示すパネルも設置予定だという。
「彩都西駅前店」は今回、阪急阪神不動産が彩都(国際文化公園都市)まちびらき20周年を記念して建設した木造拠点「MOKU MOKU 彩都」に移転。同店では、什器の活用などで万博のレガシーを形として残すとともに、脱炭素社会の実現や健全な森林保全、資源循環への取り組みを推進する。
(あの時の気持ちが再び…「万博ファミマ」が大阪・茨木にオープン、レガシー店舗としてSDGsの促進も(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)