• 万博閉幕から

セレッソ大阪、10.25川崎戦でポルトガルパビリオンの「綱」の間を通って入場

セレッソ大阪、10.25川崎戦でポルトガルパビリオンの「綱」の間を通って入場

10月25日、ヨドコウ桜スタジアムに一夜限りの万博がよみがえる。
セレッソ大阪と川崎フロンターレの試合、その舞台に不思議な演出が仕掛けられている。選手たちはポルトガルパビリオンから譲り受けた巨大な「綱」の間をくぐって入場するのだ。

かつて夢洲の海風を受け、光と音に揺れていた異国の綱が、今度はピッチの風を受けて再びたなびく。廃棄されるはずだった素材が、再び息を吹き返す瞬間である。

スタジアムの特設ブースには、ヨルダンの「死海の岩塩」、パキスタンの「8億年前の岩塩」、スーダンの「伝統工芸品」――遥か彼方の国々からやってきた万博の名残が並ぶ。まるで夢洲からそのまま転移してきたかのような光景だ。

サッカーと万博、熱狂と幻想。全く異なる世界が交わる夜。ピッチを照らす光の中で、異国の綱が揺れ、選手たちはその下をくぐって戦いへ向かう。試合が始まる頃、観客の誰もがふと思うだろう。
――この瞬間もまた、ひとつの“万博の続き”なのだと。

大阪・関西万博の一部パビリオンから譲り受けた資材を特別展示
セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト

10/25(土)川崎戦にて、大阪・関西万博の一部パビリオンから譲り受けた資材を特別展示いたしますのでお知らせします。展示するのはポルトガルパビリオンの「綱」など計4カ国のアイテムで、試合開始前の選手たちは入場時に地面に敷かれたポルトガルパビリオンの「綱」の間を入場します。これらの資材は、廃棄予定だったものを、各パビリオン館長および関係者の「自国資材に旅を続けさせたい」というご意向のもと、再利用を目的として譲り受けたもの(公共性のある団体への無償提供)です。
特別展示
◾️時間:11:00〜16:00予定
◾️場所:スタジアム場外 メインスタンド側
・ CEREZO STORE横外壁→ポルトガル「綱」
・ 特設ブース→ヨルダン「死海の岩塩」、パキスタン「8億年前の岩塩」、スーダン「伝統工芸品」ほか
(セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA)

C大阪、譲り受けた関西万博の資材を25日の川崎戦で特別展示 ポルトガルパビリオンなど計4か国
10/23(木) 17:06配信 スポーツ報知

 J1のC大阪が23日、関西万博の一部パビリオンから譲り受けた資材を特別展示することを発表した。25日の川崎戦(ヨドコウ)では、ポルトガルパビリオンの「綱」など計4か国のアイテムが展示される。
 試合開始前の入場時には、選手たちはポルトガルパビリオンの「綱」の間を入場。廃棄予定だった資材を、各パビリオン館長、関係者らのご意向のもと再利用を目的として譲り受けたという。
(C大阪、譲り受けた関西万博の資材を25日の川崎戦で特別展示 ポルトガルパビリオンなど計4か国(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年10月23日

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