• 万博閉幕から

万博8月26日(136日目)のまとめ

八月二十六日、猛暑は相も変わらず続き、三十五度の太陽が夢洲を照りつけていた。それでもなお十二万八千人もの人々が集い、十三日連続の炎天下に不思議と倒れることもなく、ただ祭りの熱気に呑み込まれていた。ここでは暑さすらも祝祭の燃料に変わるのだろうか。

 この日の主役はリベリア。太鼓の轟きと仮面舞踊団の姿がリングの下から現れると、異国のリズムが大阪の空気を塗り替えてしまった。上之島小学校の児童が学び取った国歌を声高に響かせ、クラゲ館ではリベリアの若き歌い手と声を重ねる。遠い国の歌と子どもの声が交差する瞬間に、世界は少しだけ縮まる。

 大阪ヘルスケアパビリオンでは「E・N・NO・SHI・TA」と題された不思議な展示が始まった。電気を流せば粘着力を失うテープ、再生可能なバッテリー、未来を形づくる奇妙で頼もしい技術たち。ここでは物質すら意志を持つかのように変幻する。

 台湾文化の舞台もまた鮮やかだった。布袋戯の人形が軽やかに踊り、原住民の歌声と合唱団の響きが混ざり合う。旗や気球に潜む小さな象徴が、遠い島国の気配をそっと運び込んでいた。百人以上が足を止め、終演後には出演者と記念撮影を求める列ができたという。

 さらに浜松の音楽が万博に鳴り響く前触れとして、抽選不具合すら話題を呼んでいる。そして会場の片隅ではロボットが液体窒素を駆使してジェラートをこしらえるという未来の菓子作り。氷煙の立ちのぼるその光景は、科学実験と魔術の境をたやすく飛び越えていた。

 万博の一日は暑さと祭りと未来の幻影が入り混じり、現実をじわじわと溶かしてゆく。ここに身を置けば、だれもが少しずつ未来の住人になってしまうのである。

【万博】26日(火)の一般来場者数は12.8万人 9月21日(日)までほぼ全ての土日が「大変混雑」予想 平日の9月22日(月)も「大変混雑」予想 協会は「早めの来場予約」強く推奨
8/27(水) 10:13配信 MBSニュース

 博覧会協会は、大阪・関西万博の来場者数について、きのう8月26日(火)の一般来場者数は12万8千人(速報値)だったと発表しました。
 開幕からの一般来場者数の累計は、1590万人を超えました。
(【万博】26日(火)の一般来場者数は12.8万人 9月21日(日)までほぼ全ての土日が「大変混雑」予想 平日の9月22日(月)も「大変混雑」予想 協会は「早めの来場予約」強く推奨(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)

【速報】“万博閉幕まで残り48日” 26日(火)一般来場者は約12.8万人 大阪は13日連続猛暑日
2025年8月27日 9:50 YTV NEWS NNN

 万博協会が27日(水)に発表した、8月26日(火)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約12万8000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約14万7000人でした。
 26日の大阪の最高気温は35.0℃で、13日連続の猛暑日となりましたが、熱中症疑いの救急搬送はなかったということです。
 10月13日の閉幕まで残り50日を切りましたが、一般来場者数の累計は速報値ベースで約1591万人、関係者を含めた総来場者数の累計は約1835万人です。
(【速報】“万博閉幕まで残り48日” 26日(火)一般来場者は約12.8万人 大阪は13日連続猛暑日(2025年8月27日掲載)|YTV NEWS NNN)

【速報】万博きのう8月26日(火)の一般入場者数は12万8000人、今日のイベントは?
8/27(水) 9:45配信 Lmaga.jp

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の8月26日(火)の入場者数は、一般12万8000人、関係者1万9000人、合計14万7000人だった。場外への救急搬送件数は3件(うち熱中症(疑い含む)0件)だった。
(【速報】万博きのう8月26日(火)の一般入場者数は12万8000人、今日のイベントは?(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)

本日、大阪・関西万博「ナショナルデー」公式プログラムにて、
リベリアと交流を重ねてきた八尾市から、
上之島小学校の子どもたち約70名がリベリア国歌を斉唱します。

🎤リードを務めるのは、リベリアから来日した若き歌手
セマ・G・ウィーファーさんとグラディス・ゴーワーさん。
視覚障害がありながらも音楽を通じて希望を届け続ける2人の歌声と、KURAGE Bandの伴奏にあわせて、子どもたちがこれまでの練習の成果を披露します。
これまで学校訪問や音楽交流を重ねてきたつながりが、今日という舞台で響き合います。
🌟プログラム詳細
11:00〜 @ナショナルデーホール「レイガーデン」
➡︎ 八尾市立上之島小学校児童 × セマさん・グラディスさん × KURAGE Band
14:00〜 @シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」
➡︎ リベリア国歌斉唱 & ミニライブ feat. セマ、グラディス(with KURAGE Band)
ぜひご一緒に、音楽でつながる特別な瞬間を見届けてください。
(XユーザーのEXPO2025 KURAGEPJさん: 「🇱🇷✨【本日8/26(火) リベリア ナショナルデー】✨🇱🇷 本日、大阪・関西万博「ナショナルデー」公式プログラムにて、 リベリアと交流を重ねてきた八尾市から、 上之島小学校の子どもたち約70名がリベリア国歌を斉唱します。 🎤リードを務めるのは、リベリアから来日した若き歌手 https://t.co/GEIqOBHM9t」 / X)

国際交流計画が万博国際交流プログラムに登録されました
大阪府八尾市公式ホームページ

 万博国際交流プログラムは、国(所管:内閣官房国際博覧会推進本部事務局)が、全国の自治体と万博参加国のこどもや住民等の間でのビジネス・文化を始めとする幅広い分野での国際交流の取組みを支援するプログラムです。
 八尾市は、アフリカのリベリア共和国(首都:モンロビア)とのリベリアナショナルデーでの交流や、万博会場内のクラゲ館・他パビリオンとの交流、市内小学校での交流イベント等を中心とした交流計画を作成し、令和7年4月23日付で万博国際交流プログラムに登録されました。
(2)8月26日(火曜日) ナショナルデー(万博会場内で実施)での、上之島小学校児童による国歌斉唱
 リベリア共和国の10代のシンガーから学んだ国歌斉唱を、万博会場内のクラゲ館で披露する交流イベントの実施。
(【大阪・関西万博】万博国際交流プログラムについて|大阪府八尾市公式ホームページ)

万博会場で台湾文化伝えるパフォーマンス 舞台装置に国旗も きょう・あすライブ配信
8/27(水) 13:37配信 中央社フォーカス台湾

(大阪中央社)大阪・関西万博の会場内で26日、台湾文化の精神を音楽や舞台芸術で伝えるパフォーマンス「廟前の感謝の舞台」の初回公演が行われた。台湾は国として万博への出展がかなわないものの、公演では中華民国(台湾)の国旗が舞台装置に描かれた気球の柄として登場した他、万博公式サイトにも「台湾文化」の文字が掲載された。
台湾の伝統人形劇「布袋戯」(ポテヒ)の劇団や台湾原住民(先住民)族の歌手と児童合唱団、ダンスカンパニーなどが登場した。100人以上の人々が足を止めて鑑賞し、終演後には出演者や裏方スタッフとの記念撮影を求める人もいた。
公演後、報道陣の取材に応じた芸術監督の杜思慧さんは、パフォーマンスを通じて信仰への理解を表現したいとコメント。信仰については神々や寺廟だけでなく精神的な信仰もあり、例えば原住民歌手の歌唱は声と山林の神の呼応だと説明した。
(万博会場で台湾文化伝えるパフォーマンス 舞台装置に国旗も きょう・あすライブ配信(中央社フォーカス台湾) – Yahoo!ニュース)

【万博】「未来ってすごいな」11企業が製品化間近の“未来の技術”を展示 AIが自分の身体にあった献立を提案する技術など
8/26(火) 18:05配信 MBSニュース

 大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで8月26日始まった展示、その名も「E・N・NO・SHI・TA」。材料や部品を開発し、製造を支える関西の11の企業が研究開発中の技術などを展示しています。
 特殊な物質が混ざった粘着テープは、電気を流すとテープの性質が変わり、粘着力がなくなる特殊な素材だそうです。スマートフォンのバッテリーをリサイクルする場面などで活用が期待されています。
(【万博】「未来ってすごいな」11企業が製品化間近の“未来の技術”を展示 AIが自分の身体にあった献立を提案する技術など(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)

万博が謝罪 音楽ライブ抽選申込でシステム不具合、日時を変更【イベント概要】
(2025年08月26日 17時37分 更新) 紀伊民報AGARA

 大阪・関西万博(大阪・夢洲)は26日、イベント『音楽の都・浜松』コンサートの抽選申込でシステム不具合があったとして、謝罪を掲載した。
 『音楽の都・浜松』コンサートは、数多くの楽器メーカーがある浜松市をアピールする音楽ライブ。9月26日にEXPOホール「シャインハット」で開催。ピアニストの鈴木愛美、シンガー・ソングライターのヒグチアイ、音楽系YouTuber・よみぃらが出演を予定している。
 万博公式Xは26日、イベントを案内するとともに「システムトラブルにより7日前抽選開始が遅れたことをお詫び申し上げます」と記した。
(万博が謝罪 音楽ライブ抽選申込でシステム不具合、日時を変更【イベント概要】:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト)

大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン「ミライと食の文化ゾーン」デモキッチンエリア
8月26日~30日、『ミライのジェラート作り&サイエンスショー』を開催 ~ -196℃の液体窒素とロボットを活用し、未来の「遠隔調理」を体感 ~
2025年08月22日 エア・ウォーター株式会社

当社は大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン「ミライと食の文化ゾーン」内に『AIR WATER NEO MIX STAND』を出展し、ロボットが作る新感覚の「ミライのミックスドリンク」がご来場の皆さまに大変ご好評いただいております。
このたび、2025年8月26日(火)~30日(土)の期間限定で「ミライと食の文化ゾーン」内のデモキッチンエリアにて、試食まで楽しめる『ミライのジェラート作り&サイエンスショー』を開催しますので、お知らせいたします。
本イベントでは、-196℃の液体窒素を使った楽しく学べるサイエンスショーとともに、株式会社辻料理教育研究所様ご協力のもと、辻調理師専門学校の学生が遠隔地からロボットを操作し、未来の「遠隔調理」の可能性を示すジェラート作りを実演します。
なお、8月27日(水)16:00~のイベントには、スペシャルゲストとして、当社のアスリート社員であるフェンシング(フルーレ)日本代表の上野優斗選手と上野優佳選手が参加し、皆さまとともにミライのジェラート作りを体験します。
(大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン「ミライと食の文化ゾーン」デモキッチンエリア 8月26日~30日、『ミライのジェラート作り&サイエンスショー』を開催 ~ -196℃の液体窒素とロボットを活用し、未来の「遠隔調理」を体感 ~ | ニュースリリース | 最新情報 | エア・ウォーター株式会社)

投稿日:2025年8月27日

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