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万博8月27日(137日目)のまとめ

万博8月27日(137日目)のまとめ

8月27日、夢洲の空気はむせ返るほど熱を孕み、13万3千人もの人々がその熱気に吸い寄せられるように集まってきた。炎天下に浮かぶ博覧会は、もはや幻術に近い。そこでは現実と祝祭と未来が渾然一体となり、誰もが少しずつ別の世界の住人にされてしまう。

 この日の舞台を飾ったのは「石川の日」であった。高さ16メートルの燈籠山が悠然と巡行し、総漆塗りの曳山八基が陽光をはね返して進むと、観客はただ拍手に呑み込まれるばかり。能登半島の地震と豪雨を越えて立つ人々の姿は、祭りそのものが祈りであり決意であることを告げていた。そして会場の片隅では、ジェラート世界一の職人が織りなす冷たい甘味が長蛇の列を生み、復興の想いをひと口に変えて配っていた。

 一方、「ご縁も、美肌も、しまねから。」と題した島根の催事は、隠岐・出雲・石見が一堂に集い、神話と美肌伝説と石見銀山が同じ空間でざわめく奇景を生んでいた。長野のブースでは、六台のプロジェクターが信州の森と星空を呼び込み、峰竜太の声がどこか芝居じみて響く。まるで壁も床も山に化け、木々の香りが漂い始めた瞬間、ここが人工島であることを忘れる。

 さらに遠隔ロボットを介して万博を訪れる子どもたちが、教室からカラヴァッジョの絵画を見上げるという不可思議な光景も広がっていた。そこには距離も病も越える祝祭の力があった。

 万博は日ごとに姿を変える怪物である。27日の夢洲では、石川の山車と島根の神話と長野の森と、遠い子どもたちの眼差しが混ざり合い、ひとつの巨大な幻影を編み上げていた。そこに足を運ぶ者は、ただしばし現実を忘れることになるのだ。

【速報】“万博閉幕まで残り47日” 27日(水)一般来場者は約13.3万人、1600万人突破
2025年8月28日9:52 読売テレビ
 万博協会が28日(木)に発表した、8月27日(水)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約13万3000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約15万3000人でした。
(【速報】“万博閉幕まで残り47日” 27日(水)一般来場者は約13.3万人、1600万人突破(2025年8月28日掲載)|日テレNEWS NNN)

【速報】万博きのう8月27日(水)の一般入場者数は13万3000人、今日のイベントは?
8/28(木) 9:45配信 Lmaga.jp

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の8月27日(水)の入場者数は、一般13万3000人、関係者2万人、合計15万3000人だった(前日比はプラス6000人)。場外への救急搬送件数は4件(うち熱中症(疑い含む)1件)だった。
(【速報】万博きのう8月27日(水)の一般入場者数は13万3000人、今日のイベントは?(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)

万博「石川の日」高さ16㍍の燈籠山練る 特別イベント、復興の決意込め能登から参加
8/27(水) 13:12配信 北國新聞社

 大阪市夢洲(ゆめしま)の大阪・関西万博会場で27日、祭りと食文化をテーマにした石川県の特別イベント「石川の日」が始まった。祭り会場のEXPOアリーナ「Matsuri」では、珠洲市飯田町の祭礼「飯田燈籠山(とろやま)祭り」のシンボルである山車(だし)「燈籠山」が巡行し、石川に息づく文化の魅力を国内外の来場者に発信した。
 高さ16㍍の燈籠山と、総漆塗りで輝きを放つ曳山(ひきやま)8基が練り歩くと、会場は拍手に包まれた。昨年の能登半島地震や奥能登豪雨を乗り越えた住民たちが復興への決意を込めて参加した。飯田町祭礼委員会の大丸高広委員長(62)は「能登半島の先端の珠洲に多くの方々が来てくれることを願っている」と話した。
 開幕セレモニーでは、馳浩知事が復興支援への感謝を伝え、県友好交流地域である韓国・全北特別自治道の金寛泳(キム・グァンヨン)知事もあいさつした。大阪府の吉村洋文知事のビデオメッセージが披露された。
(万博「石川の日」高さ16㍍の燈籠山練る 特別イベント、復興の決意込め能登から参加(北國新聞社) – Yahoo!ニュース)

【島根県】大阪・関西万博の舞台に登場 “隠岐/出雲/石見”3エリアの魅力を世界に向けて発信!
8/26(火) 14:30配信 ラジトピ ラジオ関西トピックス

 現在開催中の大阪・関西万博で、島根県が出展する特別催事が8月27日から始まる。「ご縁も、美肌も、しまねから。」をテーマに、8月31日までの5日間、島根の豊かな自然・歴史・文化を国内外へ発信。多彩な展示&体験が繰り広げられるという。会場は「ギャラリーEAST」
 催事の大きな特徴は、島根を代表する三つのエリア「隠岐」「出雲」「石見」の各エリアが一堂に会すること。会場にはパネル展示や映像が並び、それぞれの地域が誇るさまざまな魅力を紹介する。海山に育まれた独自の伝統や世界遺産に触れながら、島根の奥深さを一度に体感できるのだとか。
(【島根県】大阪・関西万博の舞台に登場 “隠岐/出雲/石見”3エリアの魅力を世界に向けて発信!(ラジトピ ラジオ関西トピックス) – Yahoo!ニュース)

国際科学技術センター(ISTC)より、大阪・関西万博におけるイベント「ISTCスペシャルデー」の案内を受け取りました。
2025年08月07日

国際科学技術センター(ISTC)は、大阪・関西万博EXPO2025にて8月27日(水)に開催されるISTCスペシャルデーに、皆様を心よりご招待申し上げます。

公式セレモニー
会場: Expo ナショナルデーホール「レイ ガーデン」
日付: 2025年8月27日(水)
時間: 11:00 -12:00
· 10:15開場、10:45までにご着席ください。
· 11:00-11:20: 公式セレモニー
· 11:20-12:00: ISTC・日本プロジェクトに取り組む研究チームの表彰(アルメニア、ジョージア、カザフスタン、タジキスタンの研究者が参加)
ドレスコード: クールビズ
(国際科学技術センター(ISTC)より、大阪・関西万博におけるイベント「ISTCスペシャルデー」の案内を受け取りました。 |日本タジキスタン投資環境整備ネットワーク)

北九州 病気や障害がある子どもたち 遠隔で万博を体験
08月27日 18時33分 NHK

病気や障害などの事情で大阪・関西万博まで出かけるのが難しいという子どもたちが、ロボットを介して万博を遠隔で体験する催しが北九州市の特別支援学校などで行われました。
これは「どこでも万博」と名付けられた取り組みで、入院中などさまざまな事情で万博まで出かけられない子どもたちにも楽しんでもらおうと企画され、各地で行われています。
27日は北九州市内の6つの特別支援学校と4つの病院でそれぞれ開催され、あわせておよそ600人が参加しました。
このうち八幡西区の「八幡特別支援学校」では、高等部の生徒たちがイタリアパビリオンを遠隔で見学しました。
教室のモニターにはロボットを介して施設内が映し出され、大理石の彫刻「ファルネーゼのアトラス」やイタリアの画家、カラヴァッジョが描いた「キリストの埋葬」など貴重な美術品を鑑賞しました。
(北九州 病気や障害がある子どもたち 遠隔で万博を体験|NHK 北九州のニュース)

大阪・関西万博 長野県の魅力を発信する特設ブースがオープン
08月27日 16時29分 NHK

大阪・関西万博の会場に、長野県の魅力を発信する特設ブースが、27日、オープンしました。
最大の呼び物は、信州の大自然を360度の映像などで体感できる映像空間で、初日から大勢の来場者でにぎわっています。
長野県の特設ブースは、万博のシンボル、大屋根リングの西側に位置するEXPOメッセ「WASSE」に27日、オープンしました。
午前に行われたオープニングセレモニーでは、県の観光大使を務めるタレントの峰竜太さんが「長野県は紅葉や星空がきれいです。このブースで長野の魅力を感じられるので、ぜひ遊びに来てほしい」とあいさつしました。
このあと阿部知事らとともにテープカットをしてオープンを祝いました。
ブースの最大の呼び物は、上高地など、信州の雄大な自然を臨場感あふれる映像などで体感できる映像空間です。
諏訪市に本社を置く、大手情報機器メーカー、「セイコーエプソン」が設営に協力したもので、6台のプロジェクターを使って壁や床一面に映像を映し出し、森林の香りも再現しているということです。
(大阪・関西万博 長野県の魅力を発信する特設ブースがオープン|NHK 長野県のニュース)

万博登場のみりん、なぜ千葉で? 150年前のウィーン万博にも出品
8/28(木) 18:00配信 朝日新聞

 しょうゆ、みりん、日本酒、みそ――。発酵食品の製造が盛んな千葉県は、27日から5日間、大阪・関西万博に、発酵の魅力を国内外に発信するブースを出展している。なぜ千葉で「発酵」が盛んなのか。中でも全国1位の生産量を誇るみりんが千葉に根付いた歴史とは。
 「マンジョウ 本みりん」。聞いたことがある人は多いのではないだろうか。商品のペットボトルには、製造者に「流山キッコーマン株式会社」と記載がある。
(万博登場のみりん、なぜ千葉で? 150年前のウィーン万博にも出品(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)

指原莉乃、万博でおすすめパビリオン「手作り感もありつつ、お金かかってる感もありつつ」
8/28(木) 10:31配信 スポニチアネックス

 タレント・指原莉乃(32)が27日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)にゲスト出演。現在開催中の大阪・関西万博でおすすめのパビリオンを紹介した。
 この番組で共演した元AKB48でタレント、実業家の小嶋陽菜と万博へ行った指原。1カ月前から綿密に計画を立てていたといいSNSを駆使して情報収集した。
 小嶋は「クウェート、サウジアラビア、砂漠の砂を触れるところ(ヨルダン館)」のパビリオンを希望。「普段行けない国を見たくなって」とした。
 一方、指原は「ミーハーパビリオンばっかり選んで」と回想。ところが実際行ってみると「何が良かったかっていうと、まあ、クウェートですね」と明かし笑いを誘った。「クウェートでは、横になれる。楽しかったですよね。手作り感もありつつ、お金かかってる感もありつつ」と振り返った。
 小嶋は「国のパビリオンやっぱ面白いよね。感じられるし。寝転がれたのはプラネタリウムのようなものを砂漠っぽいシチュエーションで見られたり。砂を触れたりとか」と説明。指原も「もう一回行きたいぐらい(万博)ハマった」と大満足の様子だった。
(指原莉乃、万博でおすすめパビリオン「手作り感もありつつ、お金かかってる感もありつつ」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博「石川の日」復興の取り組み発信
2025年8月27日 17時40分 NHK

大阪・関西万博の会場で、石川県は27日から能登半島地震と豪雨災害からの復興の取り組みを知ってもらうイベントを始め、多くの人でにぎわいました。
石川県は、地域の文化を発信するとともに地震と豪雨からの復興の取り組みを広く知ってもらおうと、万博会場に27日から5日間、「石川の日」と銘打った特設ブースの出展を始めました。
オープニングセレモニーでは、石川県の子どもたちによるダンスが披露されたあと、馳知事が「地震と豪雨で国内外から支援をいただき感謝します。石川県に来ていただけるようおもてなししたい」とあいさつしました。
会場では、イタリアで開かれたジェラートの大会で優勝した能登地方出身のジェラート職人 柴野大造さんの出張販売も行われ、訪れた人たちは長い列をつくり、甘くて冷たいジェラートを味わっていました。
また、地震や豪雨により去年の開催が中止となった能登地方・珠洲市の祭りも披露され、地元の人と観客が一緒に「えびす様」の人形を載せた燈籠山(とろやま)と呼ばれる巨大な山車を引いて楽しんでいました。
(大阪・関西万博「石川の日」復興の取り組み発信 | NHK | 大阪・関西万博)

投稿日:2025年8月29日

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