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万博8月13日(123日目)のまとめ

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万博8月13日(123日目)のまとめ

8月13日、開幕から123日目。夏の大阪は、会場そのものが灼熱の展示物だった。奇妙な出来事さえ、万博の景色にうっかり溶け込んでしまう。

午後3時、ポップアップステージ西側のリング下からチュニジア国立舞台芸術団のパレードが立ち上がる。地中海の青とサハラの金が揺れ、旗と太鼓が陽射しを連れてくる。この日は「チュニジア女性の日」でもあり、その誇らしい眼差しが行進に重なるたび、拍手は熱風のように広がった*3。

少し歩けば、バルトパビリオンの不思議な扉。リガのヴェールマネ庭園とこちらを結ぶライブビデオポータルでは、見知らぬ隣人に手を振るのが、なぜか自然な所作になる。夜にはコーラスグループ「PaSaulei」が「上を向いて歩こう」を歌い、ダンスグループ「Dzirnas」が舞った。北の国から届いた透明な声が、海をまたいだ*4。

関西パビリオンは別種の涼を用意していた。昨年「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念して、近畿2府4県の蔵元の酒を3種ずつ利き比べる催し。1日6回、各回50人限定、17日まで。鏡開きの音が合図になり、隣の見知らぬ誰かと盃を合わせると、ここが世界の見本市であることを、一瞬だけ忘れる*5。

その片隅で、現実は妙な角度から顔を出す。公式ストアでは、扇子など9点(約7万4千円相当)が盗まれたとして、東京の若者2人が逮捕された。報道によれば、一行は「撮り鉄」仲間で、フリマアプリでの転売目的とみられ、東京から新幹線に不正乗車して大阪入りした可能性も指摘されている*6*7*8。

夜、もっと大きな現実が会場を包む。21時半ごろ、大阪メトロ中央線の停電で運転が止まり、夢洲駅は入場規制。帰る足を失った人々のため、会場の東ゲートが開放された。SNSには「オールナイト万博」の文字が浮かび、非日常は未明まで持続することになった。13日の入場者は一般16万8千人、関係者1万8千人で合計18万6千人。場外の救急搬送は6件(9時~22時、熱中症疑い含む0件)。中央線は翌14日5時25分に運転再開*1*2。

工事のニュースも、この日は静かに重なった。アンゴラ館の工事を無許可で請け負った疑いで建設会社関係先が捜索を受け、マルタ館の未払い訴訟や、セルビア・ドイツ館での未払い主張など、トラブルの断片が並ぶ。外資系イベント会社側は「事実に反する」と反論しているという*9。

星明かりと万博の灯が混じるあいだ、会場は世界の入口のようだった。扇子の影も、パレードの鼓動も、ビデオの向こうの合唱も、日本酒の香りも、みな同じ夜に置かれていた。

ORIGINAL 2025 2025年に掲載した当時の記事を読む

万博8月13日(123日目)のまとめ

夏の大阪は、万博を包み込む熱気そのものがひとつの物語であった。会場の片隅では、世間を賑わす妙な出来事さえも、まるで万博の奇妙な展示品のひとつのように溶け込んでいる。東京から新幹線を無賃乗車で駆けつけた若者たちが、公式ストアで扇子や「ミャクミャク」のぬいぐるみを手にしたまま立ち去ったという報せが届く。

 午後3時、ポップアップステージ西側のリング下から始まるチュニジア国立舞台芸術団のパレードは、地中海の青とサハラの金を纏った衣装の波で観客を包み込む。旗が翻り、太鼓が鳴り、誰もが異国の陽射しの下に立っている錯覚に陥る。この日は「チュニジア女性の日」でもあり、華やかな笑顔と誇り高い眼差しが行進に重なるたび、会場は拍手と歓声で満ちた。

 少し歩けば、バルトパビリオンに辿り着く。そこでは、リガのヴェールマネ庭園と繋がる不思議な扉が開かれており、スクリーン越しに現れたラトビアの人々と、まるで隣人のように手を振り合うことができる。
13日夜には、透き通る声を持つコーラスグループ「PaSaulei」が「上を向いて歩こう」を歌い、遠い北の国から日本語のメロディが海を越えて響いた。

 さらに、関西パビリオンでは日本酒の香りが漂い、近畿2府4県の蔵元が誇る3種の酒が冷えた盃に注がれていく。鏡開きの音が高らかに響くと、見知らぬ隣人と杯を交わし、ほんのりと頬を染めた笑顔が連なった。

 夜、電車の運行が止まり、人々は帰路を断たれた。しかしその時、会場の東ゲートは開放され、祭りの余韻は静かに続いていた。星明かりと万博の灯が混じり合い、まるで世界の入口で夜を明かすような、不思議に心躍る時間が流れていた。

【速報】万博きのう13日の一般入場者数は16万8千人 夜は大阪メトロ運転見合わせで帰宅困難者続出…会場一部を急遽開放し対応、「オールナイト万博」がトレンド入り
8/14(木) 10:15配信 Lmaga.jp

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の8月13日(水)の入場者数は、一般16万8000人、関係者1万8000人、合計18万6000人だった。場外への救急搬送件数は6件(うち熱中症(疑い含む)0件 ※9時~22時時点)だった。
きのう8月13日(水)21時30分ごろ、大阪メトロ中央線のコスモスクエア駅〜大阪港駅間で発生した停電により電車の運行が停止。多数の来場者が帰宅困難となった。万博会場では一部サービス施設やパビリオン、団体休憩所が開放され、来場者は一夜を明かした。それにより、SNSでは「オールナイト万博」などがトレンド入りし、その状況を知らせる投稿が相次いだ。なお、中央線は14日(木)の5時25分に運行を再開している。
(【速報】万博きのう13日の一般入場者数は16万8千人 夜は大阪メトロ運転見合わせで帰宅困難者続出…会場一部を急遽開放し対応、「オールナイト万博」がトレンド入り(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)

【速報】万博会場で帰宅困難者続出…大阪メトロ中央線が運転見合わせ 万博最寄りの夢洲駅で入場規制 東ゲートを開放
8/13(水) 22:07配信 MBSニュース

 13日午後9時半ごろ、大阪メトロ中央線が電気設備のトラブルのため運転を見合わせました。
 そのため万博会場最寄りの中央線夢洲駅では入場規制が行われ、多くの来場者が帰宅の足を失う事態となりました。
 博覧会協会は中央線の運転再開まで来場者が万博会場内で待機できるよう、東ゲートを開放して対応しているということです。
(大阪万博:【万博】8月12日はなにがある?…イベント一覧 : 読売新聞)

8月13日は『チュニジア』のナショナルデー! みんなでチュニジアの特別な日を一緒に迎えましょう
2025年8月13日のチュニジアナショナルデーで特別なひとときを体験しませんか?

この日は、地中海と砂漠の交わる位置にあるチュニジアの歴史、伝統、創造性を称える特別な日です。また、進歩と平等の実現、そして社会の発展に対する女性の貢献を象徴する「チュニジア女性の日」も祝われます。
当日のプログラムは、チュニジアと日本の国旗掲揚、両国の国歌斉唱による公式式典から始まります。公式スピーチでは、両国の深い絆、友好、長年にわたる協力、そしてチュニジア社会における女性の重要な役割が語られます。
その後は、チュニジアの豊かな文化の鼓動を体感できる魅惑的な音楽や伝統的なダンス、ショーなど、本格的な芸術パフォーマンスが披露されます。
(8月13日は『チュニジア』のナショナルデー! みんなでチュニジアの特別な日を一緒に迎えましょう | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト)

ラトビアと日本、リアルタイムで 交流 大阪・関西万博バルト館、ライブで楽しむパフォーマンス
8/14(木) 13:40配信 ラジトピ ラジオ関西トピックス

 大阪・関西万博のバルトパビリオン(ラトビア・リトアニア共同出展)では、ラトビアの首都・リガのヴェールマネ庭園とつなぐ「ライブビデオポータル」を通して、パビリオン来館者はラトビアの人々とリアルタイムで交流することができる。
 13日夜に行われたデモンストレーションでは、ラトビアで有名なコーラスグループ「PaSaulei(パサウレイ)」がラトビア民謡や、日本でもおなじみの「上を向いて歩こう(スキヤキ)」を歌い、ダンスグループ「Dzirnas(ジルナス)」による伝統舞踊のパフォーマンスをリアルタイムで楽しんだ。
 リガ出身のパビリオンスタッフは、「リガで最も歴史があり有名なヴェールマネ庭園には、たくさんの人が訪れます。現地ではバーチャルの扉を開けて、皆さんをお待ちしています。ぜひ交流してください」と話す。
(ラトビアと日本、リアルタイムで 交流 大阪・関西万博バルト館、ライブで楽しむパフォーマンス(ラジトピ ラジオ関西トピックス) – Yahoo!ニュース)

万博パビリオン工事、トラブル相次ぐのはなぜ 背景に商習慣の違い?
8/13(水) 19:20配信 毎日新聞

 大阪・関西万博のアンゴラパビリオン建設工事を無許可で請け負ったとして、大阪府警は13日、工事を受注した建設会社「一六八(いろは)建設」の関係先を建設業法違反(無許可営業)の疑いで家宅捜索した。
 大阪・関西万博のパビリオン工事を巡っては、アンゴラ館以外にも費用の未払いや業者の無許可参入を指摘する声が相次いでいる。
 マルタ館の工事に関わった建設会社は6月、元請けの外資系イベント会社(東京都)に対し、工事費など約1億2000万円の支払いを求めて東京地裁に提訴した。このイベント会社からセルビアとドイツ館の工事を受注した別の業者も未払いを主張している。
 イベント会社側は「事実に反する」などと反論している。
(万博パビリオン工事、トラブル相次ぐのはなぜ 背景に商習慣の違い?(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)

万博公式ストアで扇子窃盗容疑 東京の大学生ら2人逮捕、府警
8/13(水) 17:47配信 共同通信

 大阪・関西万博会場内の公式ストアで扇子を万引したとして、府警は13日、窃盗容疑で無職荒牧賢人容疑者(21)と、大学生名取利恭容疑者(21)=いずれも東京都板橋区=を逮捕した。2容疑者は、会場で公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみを万引したとして、6月と7月に逮捕された別の20代の男3人と会場を訪れていた。
 府警によると、5人は地元の友達や、鉄道写真撮影の愛好家「撮り鉄」仲間。ほかにも一緒に万引した人がいるとみられ、府警が行方を追っている。
 荒牧容疑者ら2人の逮捕容疑は6月26日午後、公式ストアで扇子など計9点(計約7万4千円)を盗んだ疑い。2人は容疑を認めている。
(万博公式ストアで扇子窃盗容疑 東京の大学生ら2人逮捕、府警(共同通信) – Yahoo!ニュース)

【独自】万博公式ショップで「ミャクミャク」関連商品万引き疑い 新たに2人を逮捕 無賃乗車で大阪入りか
8/13(水) 15:01配信 ABCニュース

 大阪・関西万博会場のオフィシャルストアで、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の関連グッズを万引きしたとして東京都内の大学生3人が逮捕された事件で、警察は新たに20代の男2人を逮捕しました。
 大学生や男らは新幹線を無賃乗車して大阪まで来ていたとみられます。
 窃盗の疑いで新たに逮捕されたのは、都内に住むいずれも21歳の男2人です。
 この3人と13日逮捕された2人は、万引きした商品をフリマアプリなどで売りさばく目的だったとみられています。
 さらに男らは、東京から関西まで新幹線を無賃乗車して来た可能性があるといい、警察は、交通費を抑えて利益を上げようとしていたとみています。
(【独自】万博公式ショップで「ミャクミャク」関連商品万引き疑い 新たに2人を逮捕 無賃乗車で大阪入りか(ABCニュース) – Yahoo!ニュース)

東京駅から“不正乗車”で万博来場か…転売目的でミャクミャクグッズなど約7万4000円相当を盗んだ疑いで大学生2人逮捕
8/13(水) 19:25配信 MBSニュース

 転売目的の万引き旅行なのか?逮捕された大学生ら2人は、新幹線に不正乗車し万博会場にやってきていました。
 窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも東京都に住む大学生の名取利恭容疑者(21)と無職の荒牧賢人容疑者(21)です。
 警察によりますと、2人は今年6月、大阪・関西万博の会場内にあるオフィシャルストアでミャクミャクとキャラクターがコラボした扇子やワッペンなど9点、販売価格計約7万4000円相当を盗んだ疑いが持たれています。
 さらに悪質なのが、その移動手段。2人はすでに逮捕されている大学生3人といわゆる「撮り鉄」仲間で、東京駅の改札を入場券で通過し、乗車券がないまま新幹線に乗車。新神戸駅の改札を何らかの方法ですり抜ける“不正乗車”で大阪の万博に来たとみられています。
(東京駅から“不正乗車”で万博来場か…転売目的でミャクミャクグッズなど約7万4000円相当を盗んだ疑いで大学生2人逮捕(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)

関西の「伝統的酒造り」万博でPR 3種の日本酒試飲できるイベント、17日まで
8/13(水) 18:34配信 産経新聞

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に昨年、日本の「伝統的酒造り」が登録されたことを記念し、大阪・関西万博の関西パビリオンで13日、近畿2府4県の蔵元が手掛けた日本酒を試飲できる大阪国税局のイベントが始まった。17日まで1日6回、各50人限定でえりすぐった3種の酒を味わえる。
13日のオープニングイベントでは、大阪国税局の彦谷直克局長が「多くの人に伝統的酒造りに関心を持ってもらい、日本の食文化、技術の魅力を発信したい」とあいさつ。鏡開きを行い、盛大に祝った。
(関西の「伝統的酒造り」万博でPR 3種の日本酒試飲できるイベント、17日まで(産経新聞) – Yahoo!ニュース)