• 万博閉幕から

万博オールナイト

8月13日の夜、大阪メトロ中央線が突如として沈黙した。長田から夢洲までの鉄の道は途切れ、帰路を求める群衆は、まるで海に取り残された舟のように、万博会場に閉じ込められたのである。時刻は午後9時半、なお3万人が場内に漂っていた。バスは力尽き、駅は人で満ち、出口という出口は詰まってしまった。

 かくして運営は決断した。災害時と同じく、会場を解き放つ。パビリオンの扉が深夜に開く光景は、1970年の大阪万博にもあったと古老は語るが、その時代にはスマホもSNSもなく、今のように誰もが自分の目と指で実況することはなかった。現代では、その一部始終が光る画面に刻まれ、同時に遠くの誰かの眠気を奪った。

 確かに、熱中症に倒れた者は36人、子どもや高齢者には過酷な夜であった。しかし一方で、この予期せぬ長い宵を祝福する奇特な人々もいた。場内には小さな英雄が現れ、ライブカメラの画面越しに、その姿を見た者は胸を熱くした。

 東ゲートが開かれ、大阪ヘルスケアパビリオン、ナショナルデーホール、NTTパビリオン、電力館、団体休憩所などが一夜の宿となった。水や食料は供されなかったが、代わりに物語が供された。そして特筆すべきは「null2」──落合陽一氏が手がける鏡と光の迷宮である。これが深夜に再起動され、“クラブモード”なる隠し機構が呼び覚まされた。遠隔DJの手によって光は脈打ち、音楽は踊り、集まった者たちはオタ芸を放ち、人工島の真ん中で小さな夜の祭が立ち上がった。

 外ではニュートラムや臨時バスが走り、鉄道の折り返し運転が行われたが、多くの人はその喧騒を背に、会場で夜明けを待った。やがて午前5時25分、中央線は息を吹き返し、人々はそれぞれの朝へと散っていった。

 この出来事は、謝罪と反省を伴いながらも、単なる交通障害にとどまらない。偶然に訪れた一夜限りの万博オールナイト、現代の記憶装置が余すことなく保存した夢洲の長い夜は、半世紀後の誰かにとって、1970年の物語と同じように甘く懐かしい伝説となるかもしれない。

万博オールナイト
(ライブカメラYouTubeから)
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万博の開場、1時間遅れに 地下鉄運転見合わせ、会場に帰宅困難者
8/14(木) 7:30配信 毎日新聞

 地下鉄の運転見合わせにより、大阪・関西万博の会場で多数の帰宅困難者が発生した問題で、日本国際博覧会協会(万博協会)は14日、開場時間を通常より1時間遅らせて午前10時とすると発表した。混乱を避けるため、予約した人には遅めの来場を呼びかけている。
(万博の開場、1時間遅れに 地下鉄運転見合わせ、会場に帰宅困難者(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)

大阪ヘルスケアパビリオンを開放 万博会場で来場者滞留で大阪知事 「災害時と同様」
8/14(木) 1:12配信 産経新聞

大阪メトロ中央線が13日夜から運転を見合わせ、大阪・関西万博会場に来場者らが滞留していることを受け、大阪府の吉村洋文知事(日本国際博覧会協会副会長)は14日未明、SNSのXで「まず、このような状態になっていますことを心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
その上で「現在の時刻、会場内の状況から判断して、災害時と同様の対応を取るべきと考えます。少しでも快適に過ごして頂けるように、まずは、大阪ヘルスケアパビリオンを開放いたします」とメッセージを書き込んだ。
会場にいた人によると、14日午前0時40分ごろから、ヘルスケアパビリオンの担当者が、休憩のため先着200人に解放すると呼びかけたが、その後、入れる人まで入れると案内した。一方で、水や食料の提供はないとも説明した。
(大阪ヘルスケアパビリオンを開放 万博会場で来場者滞留で大阪知事 「災害時と同様」(産経新聞) – Yahoo!ニュース)

【万博】「『これだけの量の人が電車に乗るのか?』というぐらいの人数がまだ残っている」万博会場内で運転再開を待つ人も…大阪メトロ運転見合わせ 多くの万博来場者が帰宅困難に 夢洲ーコスモスクエアで折り返し運転
8/13(水) 22:52配信 MBSニュース

 13日午後9時半ごろ、大阪メトロ中央線が電気設備のトラブルのため運転を見合わせました。
 そのため万博会場最寄りの中央線夢洲駅では入場規制が行われ、多くの来場者が帰宅の帰宅困難になりました。
 午後11時前の地下鉄夢洲駅近くには、万博会場を出た多くの人が集まって長蛇の列ができています。
 大阪メトロによると、長田ーコスモスクエア間の全線で一時運転を見合わせ、現在はコスモスクエアー夢洲駅間と阿波座ー学研奈良登美ヶ丘駅間で折り返し運転をしています。
 きょう午後9時半ごろ、大阪メトロ中央線で発生した設備トラブルの影響で中央線夢洲駅~長田駅の間の全線で一時運転を見合わせました。そのため万博会場最寄りの中央線夢洲駅では入場規制が行われ、帰宅困難となった人たちで大混雑する事態となりました。
 大阪メトロによりますと阿波座駅とコスモスクエア駅の間の運転再開の見通しは午後11時の時点で立っていないということです。
(【万博】「『これだけの量の人が電車に乗るのか?』というぐらいの人数がまだ残っている」万博会場内で運転再開を待つ人も…大阪メトロ運転見合わせ 多くの万博来場者が帰宅困難に 夢洲ーコスモスクエアで折り返し運転(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)

万博1時間遅れでオープンへ 帰宅困難36人搬送、熱中症など
8/14(木) 7:57配信 共同通信

 大阪・関西万博会場に直結する大阪メトロ中央線は14日、早朝に運転を再開した。13日夜に電気系統のトラブルで運転を見合わせ、帰宅できなくなった大勢の来場者とスタッフが会場内で一夜を過ごした。日本国際博覧会協会(万博協会)は14日の開場を1時間遅らせ、午前10時にすると発表した。
 会場内では13日深夜、複数のパビリオンが休憩用に開放された。来場者が帰宅できない事態と、開場を遅らせるのはいずれも4月13日の開幕以来初めて。
 大阪市消防局と大阪府警によると、14日朝までに気分不良や熱中症の疑いで36人が救急搬送された。いずれも軽症という。警察官が駅周辺の雑踏警備や会場内の警戒に当たり、大きなトラブルはなかった。
(万博1時間遅れでオープンへ 帰宅困難36人搬送、熱中症など(共同通信) – Yahoo!ニュース)

【続報】大阪メトロ中央線は午前5時25分に全線で運転再開 万博“帰宅困難者”はパビリオンで一夜 未就学児含む36人が救急搬送(14日午前5時半現在)
8/14(木) 5:34配信 読売テレビ

 大阪メトロ中央線は、13日午後9時半ごろに送電線の不具合により一時全線で運転見合わせとなり、万博会場がある夢洲駅周辺では来場者がごった返しました。コスモスクエア~阿波座の間は安全確認が終わり、午前5時25分に運転再開されましたが、大阪・関西万博の会場では、帰宅困難となった多くの来場者が一夜を明かしました。
 大阪メトロでは、日付が変わった14日未明も夢洲~コスモスクエアで折り返し運転を行っていたほか、大阪市内までの迂回ルートとして、ニュートラム(コスモスクエア~住之江公園)と四つ橋線(住之江公園~西梅田)で臨時運転を実施。
 また、桜島駅や弁天町駅に向かう臨時バスが運行されたほか、JR大阪環状線・ゆめ咲線でも臨時列車を運行する措置がとられました。
 コスモスクエア~阿波座の間は14日始発からも運転を見合わせていましたが、設備点検が終了し、安全が確認されたことから、午前5時25分に全線で運転を再開しました。

万博で帰宅困難者が大量発生 災害時と同様対応へ 吉村知事が深夜1時に緊急発信「パビリオン施設管理者の皆様へ」
8/14(木) 1:32配信 オリコン

 大阪・関西万博(大阪・夢洲)の会場を結ぶ大阪メトロ中央線が、13日午後9時30分ごろから一時運転を見合わせ、帰宅困難者が大量に発生した。これを受け、大阪府の吉村洋文知事が、深夜0時30分を過ぎて、Xで緊急発信を行った。
 吉村知事は「現在、夢洲万博会場におられる皆様へ」とし、まず、このような状態になっていますことを心からお詫び申し上げます」と謝罪。大阪ヘルスケアパビリオンの開放とともに、「会場全体を災害対応時と同様に対応するよう努めます」と説明した。
 また「引き続き大阪メトロ中央線の夢洲~コスモスクエアのピストン輸送を継続、接続するニュートラム、四つ橋線の終電延長を検討中、大阪メトロ代替輸送バス16台で桜島駅に輸送(0:30発の臨時便で環状線各駅まで輸送)、タクシーも引き続き夢洲へ集まってもらうとりうる手段をとっていきます」とした。
 その上で「現実問題として、仮に会場外に出ても、その先の他の交通機関がないことから、万博会場内で一夜を過ごさざるを得ない状況の方も多くおられると思います。万博協会から対応の発信があると思いますが、できる限り施設開放して(大阪ヘルスケアパビリオンは開放)、少しでも快適に過ごして頂けるよう努めます」とつづった。
(万博で帰宅困難者が大量発生 災害時と同様対応へ 吉村知事が深夜1時に緊急発信「パビリオン施設管理者の皆様へ」(オリコン) – Yahoo!ニュース)

万博帰路寸断「どうなってる」 救急要請も相次ぐ
8/14(木) 5:47配信 共同通信

 会場内の至る所に人が寝転がり、「どうなっているのか分からない」と戸惑いの声が上がった。13日夜、来場者輸送の要となる大阪メトロが運転を見合わせ、大阪・関西万博会場に多くの人が取り残された。休憩用に開放された一部のパビリオンには長い列ができ、多くの人が真夏の熱帯夜を屋外で過ごした。
 午後10時半ごろ、夢洲駅につながる東ゲート前の広場はごった返した。列を整理する柵にもたれかかったり、その場に座り込んだり。周囲の一般道にも人があふれた。「息がしんどい」「冷や汗が出る」と救急搬送の要請も相次ぎ、救急車など20台以上が出動する事態になった。
(万博帰路寸断「どうなってる」 救急要請も相次ぐ(共同通信) – Yahoo!ニュース)

万博は1時間遅れの午前10時に開場へ メトロ運転見合わせの影響で
8/14(木) 6:35配信 朝日新聞

 大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は14日、同日は通常より1時間遅い午前10時から開場すると発表した。万博会場のある夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)につながる唯一の鉄道路線である大阪メトロ中央線が13日夜に運転を見合わせた影響で、大勢の来場者や関係者が14日朝まで会場内にとどまらざるを得ない事態となった。協会は、パビリオンや営業施設などについてこの影響で、営業できない施設があるとしている。
 中央線をめぐっては、13日午後9時28分ごろ、コスモスクエア―大阪港駅間での停電の影響で、夢洲(ゆめしま)―長田駅間で運転を見合わせた。夢洲駅は万博会場の東ゲートの最寄り駅。同日午後10時10分に夢洲駅と1駅隣のコスモスクエア駅の間で折り返し運転を始めたが、夢洲駅から東ゲートまで大勢の来場者が滞留した。中央線が全線で運転を再開したのは、約8時間後の14日午前5時25分。多くの来場者が帰宅困難となり、大屋根リングの下にあるベンチに寝そべったり、開放された一部のパビリオンに入ったりして一夜を過ごした。
(万博は1時間遅れの午前10時に開場へ メトロ運転見合わせの影響で(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)

【万博会場から中継】”帰宅困難者”がパビリオンで一夜…気分不良でうずくまる来場者・救急搬送も
8/14(木) 6:51配信 読売テレビ

 13日夜、大阪・関西万博の会場につながる大阪メトロ中央線が運転を見合わせた影響で多くの来場者が帰宅困難となり、一部は万博会場内で夜を明かしました。13日夜から万博会場内で取材を続けていた読売テレビの神谷果歩記者が、会場内の様子をお伝えします。
 私が、今いるのは万博会場の大屋根リングの東側に位置する大阪ヘルスケアパビリオンの中です。多くの帰宅困難者が出たことでこのパビリオンのほか、団体休憩所や電力館、NTTパビリオンなどが臨時で開放され、こちらの大阪ヘルスケアパビリオンでも一時は700人を超える来場者が一夜を明かしました。
 来場者には午前2時すぎに水が配られ、お菓子などを無料で配布するパビリオンもありましたが、普段は展示スペースに使われる場所でベンチなどもなく、床で直接横になる姿もみられました。
(【万博会場から中継】”帰宅困難者”がパビリオンで一夜…気分不良でうずくまる来場者・救急搬送も(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

【万博】大混乱の夢洲駅で「阿部寛」の名前がささやかれたワケ…停電パニックに一時騒然
8/14(木) 19:25配信 SmartFLASH

8月13日夜、万博会場がある夢洲に唯一、乗り入れをしている鉄道路線の大阪メトロ中央線で設備トラブルによる停電が発生。全線で運転を見合わせる事態になった。
 お盆休みということもあり大混乱になったが、そんななか、万博会場と夢洲駅を結ぶ連絡通路で多くの来場者が「阿部寛」というワードをささやいていたという。
「俳優の阿部寛さんが来ていた、というわけではありません。
 夢洲駅の改札外にあるエスカレーター横に、象印が高さ5メートル、幅25メートルの巨大な企業広告を掲げていて、そこに同社の炊飯器のCMに出ている阿部寛さんの濃い顔が、大きな存在感を醸しているからです。
 万博マニアからは『阿部寛エスカレーター』と呼ばれ、『名所』になっています。なかには、待ち合わせの場所に使う来場者もいるようです」(大阪在住会社員)
(【万博】大混乱の夢洲駅で「阿部寛」の名前がささやかれたワケ…停電パニックに一時騒然(SmartFLASH) – Yahoo!ニュース)

「泣きそう!」各パビリオンの対応に感動する声続々 「オールナイト万博」体験者が語った「優しい世界」
8/14(木) 18:36配信 J-CASTニュース

 開催中の大阪・関西万博で帰りの地下鉄が止まるというアクシデントが発生し、多くの客が足止めされ会場内で一夜を過ごす事態になった。
 その一方、若者らを中心に、開放された各パビリオンを満喫したとの報告も、X上で相次いでいる。内外のスタッフも「おもてなし」に奔走したようで、その対応に感動したと賞賛の声も上がっている。
何か励みになることをやろうと、会場のライブカメラの前で、パフォーマンスを披露する若者らもいた。10人ほどで組体操をしたりするなどして、X上では、その様子が映った動画が次々に投稿された。
また、各パビリオンでは、エントランス部分を開放したり、スタッフがお菓子を配ったりして、戻って来た来場者の対応に追われた。来場者も、改めて展示を楽しんだり、スタッフと交流したりして、その様子の写真や動画も次々にアップした。
大阪発のガールズバンド「革命メロイック」で活動しているユニカインパクトさん(@kakumero_impact)は14日早朝、ポルトガル館の女性スタッフ4人が来場者の前でダンスを踊る様子を撮った動画などをXで投稿した。友達5人とオランダ館などで過ごしたといい、「オールナイト万博、一部パビリオン開けてくれたり、ダンス踊ってくれたり、お水配ってくれたり楽しく過ごせた オランダ館、ポルトガル館、スタッフや警備、警察の方ありがとー」と報告した。
(「泣きそう!」各パビリオンの対応に感動する声続々 「オールナイト万博」体験者が語った「優しい世界」(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース)

安住紳一郎アナ、『オールナイト万博』朝の生放送で言及 「大変だったと」来場者を気遣う
8/14(木) 11:35配信 中日スポーツ

 14日放送のTBS系朝の情報番組「THE TIME,」は13日夜の地下鉄大阪メトロ中央線の一時運転見合わせの影響で、大阪・関西万博の会場で多くの帰宅困難者が発生した問題を放送。X(旧ツイッター)でトレンド入りした「オールナイト万博」について紹介した。
 総合司会の安住紳一郎アナウンサーは午前6時前のオープニングトークでこの問題に言及。「大変だったと思います。お疲れ出ませんように」と会場に足止めされた来場者を気遣った。
(安住紳一郎アナ、『オールナイト万博』朝の生放送で言及 「大変だったと」来場者を気遣う(中日スポーツ) – Yahoo!ニュース)

「暴動起きないのが不思議」万博足止め、協会対応に不満あらわ 迂回路周知までに3時間超
8/14(木) 21:55配信 産経新聞

大阪・関西万博会場に直結する唯一の鉄道路線である大阪メトロ中央線で13日午後9時半ごろ、車両に電気を供給するレールが停電し、運転を見合わせた。来場者約3万人が大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)に一時足止めされ、大勢が会場内で夜を明かす事態となった。日本国際博覧会協会(万博協会)は雑踏事故の防止を優先したと説明するが、情報発信などの対応に課題を残した。
中央線は14日早朝に全線で運転を再開。大阪市消防局によると、同日朝までに気分不良を訴えた36人が救急搬送された。いずれも軽症という。会場は同日、通常より30分遅れの午前9時半に開場した。万博協会幹部は同日の記者会見で「多くの方が大変な思いをし、心苦しく感じている」と謝罪した。
13日の停電発生時は、午後10時の閉場に合わせて帰宅する人が多く、万博協会は運転見合わせと夢洲駅直結の東ゲートからの退場制限を会場でアナウンスした。
大阪市中心部に戻る迂回(うかい)路として午後10時10分ごろから夢洲-コスモスクエア間で折り返し運転を始めたほか、新交通システムのニュートラムや四つ橋線も終夜運転。しかし、協会は日付が変わる直前まで会場で待機するようアナウンスを繰り返し、公式アプリやX(旧ツイッター)などで迂回路の情報を提供し始めたのは、折り返し運転の開始から3時間以上経過した14日午前1時35分以降だった。
(「暴動起きないのが不思議」万博足止め、協会対応に不満あらわ 迂回路周知までに3時間超(産経新聞) – Yahoo!ニュース)

「オールナイト万博」落合陽一パビリオンが“パーリーナイト状態”に “隠しモード”起動、本人が遠隔DJ
8/14(木) 16:01配信 ITmedia NEWS

 万博会場に再入場して運転再開を待つ帰宅困難者のため、パビリオン「null2」(ヌルヌル)を出展している落合陽一氏は、null2を再起動。“隠しモード”「クラブモード」を起動し、自ら遠隔操作DJとして会場に光と音楽を届けた。
 null2は、変形する鏡を貼り付けた複数の立体で構成されたバビリオン。LEDやスピーカーを内蔵し、周囲に光を放ったり音楽を奏でられる。
 落合氏は、地下鉄が止まったことを受けて13日深夜、「今夜は夜通し輝いていることにしたので遊びに来てね」とXに投稿。null2を再起動して光を点灯し、“隠しモード”「クラブモード」を起動した。
 クラブモードは、遠隔操作でnull2を光らせたり楽曲を奏でたりできるモードのようだ。落合氏本人がDJとしてnull2を奏でると、深夜にもかかわらずnull2に人が集結。集まった人々が「オタ芸」を踊るったりする様子が、万博会場からのライブ配信映像に映った。
 null2はこの時、特別なスタンプも設置するなどして来場者をもてなしていたという。クラブモードは13日深夜から14日午前5時すぎまで続き、その後、定常モードに切り替えたという。
(「オールナイト万博」落合陽一パビリオンが“パーリーナイト状態”に “隠しモード”起動、本人が遠隔DJ(ITmedia NEWS) – Yahoo!ニュース)

【万博】約3万人が帰宅困難に 一部のパビリオンを開放 『オールナイト』を楽しむ若者の姿も
2025年8月14日 17:36 読売テレビ

 13日午後10時すぎ。これは大阪・関西万博を映した情報カメラの映像。万博の閉場時間は過ぎていますが、会場ゲートには多くの人の姿が。別のカメラを夢洲(ゆめしま)駅の方に向けるとこちらも人だかりが。
 大阪メトロによりますと、13日午後9時半ごろ送電線で不具合が発生し、一時全線で運転を見合わせました。大阪メトロ中央線は、万博会場がある夢洲(ゆめしま)につながる唯一の鉄道路線です。
 13日の一般の来場者数は約16万8000人と8月に入って最も多く、13日午後10時すぎから夢洲駅とコスモスクエア駅の間で折り返し運転を行いました。ただ、夢洲駅では入場規制が行われた影響で、会場内にはまだまだ多くの人の姿が。
 約3万人が滞留し、会場で一夜を明かす人も出た大阪・関西万博。対応に問題はなかったのでしょうか。
(【万博】約3万人が帰宅困難に 一部のパビリオンを開放 『オールナイト』を楽しむ若者の姿も (2025年8月14日掲載)|日テレNEWS NNN)

万博会場に多くの帰宅困難者…協会が謝罪 大阪メトロは緊急点検を実施へ
8/14(木) 16:05配信 日テレNEWS NNN

13日夜、大阪・関西万博の会場につながる大阪メトロ中央線が運転を見合わせたため、多くの来場者が帰宅困難となりました。14日も開場時間が遅れるなどの影響が出ています。
万博会場につながる唯一の鉄道である大阪メトロ中央線は、13日午後9時半ごろから一時全線で運転を見合わせ、多くの人が帰宅困難となりました。
およそ8時間後に全線で運転を再開しましたが、およそ3万人に影響がでたほか、未就学児を含む男女36人が熱中症などを訴え救急搬送されました。来場者は、臨時で開放されたパビリオンなどで一夜を過ごしました。
14日もゲートのオープンが30分遅れたほか、開館を遅らせるパビリオンも出るなど影響が出ていて、万博協会は、対応は適切だったとする一方、来場者への情報発信の在り方については検証する必要があるとしています。
万博協会 高科淳副事務総長
「(大阪メトロ中央線の)運行停止から朝にかけ多くの方々が大変な思いをされたことについて大変心苦しく感じている」
また、大阪メトロも会見を開き、レールのつなぎ目部分にあるシートに水分などが付着しショートしたことが原因だとしていて、今後、緊急点検を実施するとしています。
(万博会場に多くの帰宅困難者…協会が謝罪 大阪メトロは緊急点検を実施へ(日テレNEWS NNN) – Yahoo!ニュース)

「きめ細かい情報提供を」交通政策の専門家が指摘 万博3万人足止め
8/14(木) 20:19配信 毎日新聞

 大阪・関西万博会場の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)に乗り入れる大阪メトロ中央線で13日夜、電車が運転を見合わせるトラブルがあり、日本国際博覧会協会(万博協会)によると、万博会場一帯に約3万人が一時足止めされた。万博会場内で一夜を過ごした来場者もおり、万博協会の高科淳・副事務総長は14日に記者会見を開き、「多くの方々が大変な思いをされ、心苦しく思っている」と陳謝した。
 中央線は万博開幕直後の4月22日夜にも車両故障の影響で、約4000人が足止めされていた。
 関西大の安部誠治名誉教授(交通政策論)は、夢洲―コスモスクエア間で折り返し運転をした大阪メトロについて「他の路線と接続できる駅までピストン輸送を行ったことは改善された点だ」と評価。人の滞留を防ぐために、万博会場を開放した万博協会の対応も肯定的に受け止めた。
(「きめ細かい情報提供を」交通政策の専門家が指摘 万博3万人足止め(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博 運転見合わせで帰宅困難 協会「情報発信課題」
2025年8月14日 18時36分 NHK

この問題で、大阪メトロは、14日午前9時半ごろから大阪・西区の本社で緊急の記者会見を開き、堀元治交通事業本部長が「万博来場者、利用者、関係者の皆様に多大なる迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と謝罪しました。
その上で、大阪メトロは停電の原因について、中央線のコスモスクエア駅と大阪港駅の間でレールの継ぎ目部分に設置している装置にとりつけた延焼を防止するシートに鉄粉や水分がついたことでショートしたのが原因とみられることを明らかにしました。
そして、停電の原因特定に時間を要し、再開のめどが立たない中、万博来場者への案内などのオペレーションがうまく機能しなかったことや、運転見合わせの情報をホームページに載せるまでに30分以上かかったことを謝罪しました。
(大阪 万博会場 大阪メトロと博覧会協会が会見「大変心苦しい」最寄りの地下鉄 夢洲駅が閉鎖で大勢足止め | NHK | 大阪・関西万博)

万博、アクセスの脆弱さあらわに 地下鉄動かず3万人が一時足止め
毎日新聞 2025/8/14 19:25

 大阪・関西万博会場の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)に乗り入れる大阪メトロ中央線で13日夜、電車が運転を見合わせるトラブルがあり、日本国際博覧会協会(万博協会)によると、万博会場一帯に約3万人が一時足止めされた。車両に電気を供給するレールで停電が発生したのが原因という。万博会場内で一夜を過ごした来場者もおり、万博協会の高科淳・副事務総長は14日に記者会見を開き、「多くの方々が大変な思いをされ、心苦しく思っている」と陳謝した。
(万博、アクセスの脆弱さあらわに 地下鉄動かず3万人が一時足止め | 毎日新聞)

【中継】万博客700人ほど帰宅困難に…一夜明かす 唯一の鉄道路線は午前5時台に運転再開
2025年8月14日 6:31 日本テレビ放送網

13日夜大阪・関西万博の会場につながる大阪メトロ中央線が運転を見合わせた影響で多くの来場者が帰宅困難となり、一部は万博会場内で夜を明かしました。万博会場から中継です。
私が今いるのは万博会場の東側に位置する大阪ヘルスケアパビリオンです。ここでは700人ほどの来場者が床で横になるなど、一夜を明かしました。
大阪メトロによりますと13日午後9時半ごろ、送電線で不具合が生じ、一時、中央線の全線で運転が見合わせとなりました。大阪メトロ中央線は大阪・関西万博の会場につながる唯一の鉄道路線で、最寄りの夢洲駅付近は一時、帰宅困難となった来場者でごった返しました。
万博協会は帰宅できなくなった来場者のために 大阪ヘルスケアパビリオンや団体用の休憩所などを臨時で開放し、水などが配布されました。
一方、消防によりますと、この間熱中症の疑いなど体調不良を訴える通報が相次ぎ、救急車30台以上が出動し36人が救急搬送されましたが、今のところ重症者はいないということです。
(【中継】万博客700人ほど帰宅困難に…一夜明かす 唯一の鉄道路線は午前5時台に運転再開(2025年8月14日掲載)|日テレNEWS NNN)

真夏のオールナイト万博、取り残された0歳児と母 海外パビリオンの“神対応”に「感謝しかない」
8/15(金) 10:07配信 ENCOUNT

 大阪メトロ中央線の電気系統トラブルにより、13日夜、大阪・関西万博の来場者が帰宅できなくなるアクシデントが起こった。多くの人が会場内で一夜を過ごし、中には赤ちゃんを連れた親子の姿もあった。残されたオムツはあと1枚――。絶体絶命の状況の中、差し伸べられたのは周囲からの温かいサポートの輪だった。
「オムツ残り一枚が心配すぎるけどとりあえずまさかの初万博で初野宿デビューしてしまったbabyちゃん 電車もタクシーもあかんねやったらどーしたらいいん」
 3児の母・NOA(@noa_1989)さんが緊急事態をネット上に投稿したのは、時計の針が14日午前0時を回った時だった。
 大屋根リングの近くで、ベビーカーの中では生後2か月の赤ちゃんがすやすやと眠っている。
 ドイツ館などのパビリオンがグミなどのお菓子を差し入れ。さらに、アイルランド館の館長に声をかけられ、館内で休むことができた。
「グミや飴を配ってる方がいて優しいなーて感動していたところ、子連ればかり声かけてくれてたのがアイルランドの館長スティーブです。クッションにぬいぐるみに飲み物にビールまで笑 本当に赤ちゃんから私たちまで快適に過ごさせてもらって感謝でしかないです。授乳もみんな寝てる別の部屋を使わせてもらったり、一睡もせずみんなのために動き続けてくれてました」
(真夏のオールナイト万博、取り残された0歳児と母 海外パビリオンの“神対応”に「感謝しかない」(ENCOUNT) – Yahoo!ニュース)

真夏の夜の「神対応」、オールナイト万博で本当にあった各国パビリオンの究極のおもてなし
8/14(木) 20:45配信 産経新聞

大阪メトロ中央線のトラブルに伴い、万博会場で一夜を過ごすことになった来場者からはSNSの投稿が相次ぎ、「オールナイト万博」のキーワードが一時トレンド入りした。独自の判断で帰宅困難者を受け入れた各国パビリオンの「神対応」も話題になった。
メトロの運転見合わせが発生した13日午後9時半以降、X(旧ツイッター)では「暑い、水ない、動けない」「陸の孤島」といった不満を訴える投稿が目立ち、運営側の情報共有の遅さや交通インフラの脆弱(ぜいじゃく)性を指摘する声もあった。
一方、時間がたつにつれ、ポルトガル館のビール販売やドイツ館でのグミの配布が取り上げられ「一睡もせず歩き回った。貴重な体験」と非日常の万博を楽しむ書き込みも広がった。
ポルトガル館のベルナルド・アマラル館長によると、13日の閉館間際に運転見合わせの連絡を受け、急遽(きゅうきょ)展示室やレストランの開放を決定。翌14日の午前5時半までオープンし、ビールやミートサンドを普段より安い価格で提供した。ベルナルドさんは「会場内に残っても食事をとるところがなく、我々が対応しなければという思いだった」と語った。
チェコ館もコンサートホールや展示室を開けて来場者に対応。午前4時過ぎには同館屋上に100人くらいの人が集まり、日の出の様子を眺めていたという。
(真夏の夜の「神対応」、オールナイト万博で本当にあった各国パビリオンの究極のおもてなし(産経新聞) – Yahoo!ニュース)

3万人足止め、万博内などで一夜 メトロ、増便影響「否定できない」
2025年8月14日 11時30分 朝日新聞

 大阪・関西万博の会場では13日夜、会場への唯一の鉄道路線である大阪メトロ中央線が運転を見合わせた影響で、来場客が足止めされ、大勢が会場で一夜を明かした。日本国際博覧会協会によると、一時、3万人ほどが会場に足止めされた。これに伴い、万博は14日、通常より1時間遅い午前10時に開場した。
 大阪メトロは14日午前、緊急会見を開いた。堀元治常務は「長時間にわたり運転を見合わせ、万博の来場者や関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。同社は、運転見合わせによる影響人員が約4万人に上るとみている
(3万人足止め、万博内などで一夜 メトロ、増便影響「否定できない」 [大阪・関西万博2025]:朝日新聞)

ドイツ館「オールナイト万博」で水やグミを配布 困難な一夜だったが「連帯の力は大切」
8/15(金) 12:28配信 クランクイン!

 中央線コスモスクエア駅から大阪港駅間の電車線のトラブルに伴う設備点検のため、13日の夜から14日の早朝にかけて全線で運転を見合わせた大阪メトロ中央線。
 その影響で帰宅困難者が続出し、会場で一夜を過ごす人たちも。中には、工夫しながら深夜ならではの万博の楽しみ方を満喫する人もおり、SNSでは「オールナイト万博」と話題になっていた。
 そんな「オールナイト万博」についてドイツパビリオンが公式Instagramを通じてコメント。「地下鉄の運行停止により、多くの来場者やスタッフが夢洲に足止めされ、わたしたちドイツパビリオンチームもその一員でした」と振り返る。
 続けて「困難な一夜ではありましたが、わたしたちチームは力を合わせて、長い待ち時間を過ごす方々に水やグミを配りました」と来場者へサポートを行ったことを報告。
 決して楽な状況ではなかったが改めて「連帯の力は大切」だと実感したといい、「明かりが消えたとしても、わたしたちは共に歩み続けます」とつづった。
 ドイツパビリオンは、循環経済(サーキュラーエコノミー)を体感できるパビリオン。同パビリオンのマスコット「サーキュラー」が人気を博しており、先日、併設するレストランでは「サーキュラー」のパンナコッタが登場した。
(ドイツ館「オールナイト万博」で水やグミを配布 困難な一夜だったが「連帯の力は大切」(クランクイン!) – Yahoo!ニュース)

来場客帰宅困難、検証を指示 伊東万博相
8/15(金) 12:03配信 時事通信

 伊東良孝万博担当相は15日の閣議後記者会見で、大阪・関西万博の会場近くへ乗り入れる大阪メトロの運転見合わせにより、多くの来場客が帰宅困難となった問題で「大変なご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝した。
 その上で、万博を所管する経済産業省に、対応を検証するよう指示したと明らかにした。
 伊東氏は「反省すべき課題もたくさんあったので、それを洗い出し、対策を講じたい」と話した。
(来場客帰宅困難、検証を指示 伊東万博相(時事通信) – Yahoo!ニュース)

JR西、万博輸送で大阪環状線を終夜運転
8/14(木) 6:05配信 共同通信

 JR西日本によると、大阪メトロのトラブルで帰宅できなくなった万博の来場者を運ぶため、大阪環状線は14日未明に臨時列車計7本を増発し、終夜運転した。
(JR西、万博輸送で大阪環状線を終夜運転(共同通信) – Yahoo!ニュース)

真夏の夜の「神対応」、オールナイト万博で本当にあった各国パビリオンの究極のおもてなし
2025/8/14 20:40 産経ニュース

大阪メトロ中央線のトラブルに伴い、万博会場で一夜を過ごすことになった来場者からはSNSの投稿が相次ぎ、「オールナイト万博」のキーワードが一時トレンド入りした。独自の判断で帰宅困難者を受け入れた各国パビリオンの「神対応」も話題になった。
メトロの運転見合わせが発生した13日午後9時半以降、X(旧ツイッター)では「暑い、水ない、動けない」「陸の孤島」といった不満を訴える投稿が目立ち、運営側の情報共有の遅さや交通インフラの脆弱(ぜいじゃく)性を指摘する声もあった。
一方、時間がたつにつれ、ポルトガル館のビール販売やドイツ館でのグミの配布が取り上げられ「一睡もせず歩き回った。貴重な体験」と非日常の万博を楽しむ書き込みも広がった。
ポルトガル館のベルナルド・アマラル館長によると、13日の閉館間際に運転見合わせの連絡を受け、急遽(きゅうきょ)展示室やレストランの開放を決定。翌14日の午前5時半までオープンし、ビールやミートサンドを普段より安い価格で提供した。ベルナルドさんは「会場内に残っても食事をとるところがなく、我々が対応しなければという思いだった」と語った。
チェコ館もコンサートホールや展示室を開けて来場者に対応。午前4時過ぎには同館屋上に100人くらいの人が集まり、日の出の様子を眺めていたという。
またオランダ館も「不安な人を元気づけよう」と施設の一部を開放。同国発の人気キャラクター「ミッフィー」像との撮影会を実施し、ミッフィーグッズや水、クッキーなども配布、未明にもかかわらず同館前には長蛇の列ができた。同館デジタルマーケティングアドバイザーの伊東アレキサンダーさんは「子供連れの方も多く、少しでも良い思い出に変えられれば、とスタッフ全員で動いた」と振り返った。(木下倫太朗、木津悠介)
(真夏の夜の「神対応」、オールナイト万博で本当にあった各国パビリオンの究極のおもてなし – 産経ニュース)

万博足止め、パビリオンで即席ミッフィー撮影会や飲食提供・館内開放…来場者「この恩は忘れない」
2025/08/14 15:00 読売新聞

 13日夜からの大阪メトロ中央線の運転見合わせは約8時間に及び、大阪市此花区の人工島・ 夢洲 にある大阪・関西万博の会場で多数の来場者が一夜を明かした。足止めされた客らは14日朝、疲れ切った表情で帰路についた。
 中央線が全線で運転を再開したのは、日の出直後の14日午前5時25分。場内に帰宅を促す放送が流され、場内で寝ている人を起こして回る警備員の姿もあった。
 オランダ館は水を配り、午前3時頃まで、少しでも楽しんでもらおうと人気キャラクターのミッフィー像と写真撮影できる機会を設けた。その後も高齢者や子連れ家族らが休めるよう、館内も朝まで開放し続けた。
 災害などの有事の際のマニュアルはあるが、今回の対応は現場のスタッフで判断したといい、オランダ館の担当者は「できることを精いっぱいさせてもらった」と話した。
 日本国際博覧会協会(万博協会)によると、一部の国内パビリオンには対応を求めたが、自主的に協力した海外パビリオンも複数あったという。万博協会の高科淳・副事務総長は14日午前の記者会見で、「今回は災害に準じた対応が必要だった。多くの関係者に協力いただき、感謝している」と話した。
(大阪万博:万博足止め、パビリオンで即席ミッフィー撮影会や飲食提供・館内開放…来場者「この恩は忘れない」 : 読売新聞)

「オールナイト万博」落合陽一パビリオンが“パーリーナイト状態”に “隠しモード”起動、本人が遠隔DJ
2025年08月14日 15時46分 公開 ITmedia NEWS

 万博会場に再入場して運転再開を待つ帰宅困難者のため、パビリオン「null2」(ヌルヌル)を出展している落合陽一氏は、null2を再起動。“隠しモード”「クラブモード」を起動し、自ら遠隔操作DJとして会場に光と音楽を届けた。
 null2は、変形する鏡を貼り付けた複数の立体で構成されたバビリオン。LEDやスピーカーを内蔵し、周囲に光を放ったり音楽を奏でられる。
 落合氏は、地下鉄が止まったことを受けて13日深夜、「今夜は夜通し輝いていることにしたので遊びに来てね」とXに投稿。null2を再起動して光を点灯し、“隠しモード”「クラブモード」を起動した。
 クラブモードは、遠隔操作でnull2を光らせたり楽曲を奏でたりできるモードのようだ。落合氏本人がDJとしてnull2を奏でると、深夜にもかかわらずnull2に人が集結。集まった人々が「オタ芸」を踊るったりする様子が、万博会場からのライブ配信映像に映った。
 null2はこの時、特別なスタンプも設置するなどして来場者をもてなしていたという。クラブモードは13日深夜から14日午前5時すぎまで続き、その後、定常モードに切り替えたという。
 ネットでこの様子を見た人から、万博期間中に有志を集めてnullオールナイトを再びやりたいという声も。「有志オールナイトは安全確保してやりたいなぁ」と落合氏は述べている。
(「オールナイト万博」落合陽一パビリオンが“パーリーナイト状態”に “隠しモード”起動、本人が遠隔DJ – ITmedia NEWS)

落合陽一氏、万博で“帰宅困難者”続出も…協力し合う姿勢に「とてつもない底力を見た」
8/15(金) 15:55配信 スポニチアネックス

 メディアアーティスト・落合陽一氏(37)が14日に自身のX(旧ツイッター)を更新。13日に発生した大阪・関西万博での帰宅困難トラブルについて言及した。
 13日午後9時半ごろ、大阪・関西万博の会場につながる大阪メトロ中央線で電気系統のトラブルが発生。一時運転を見合わせる事態が起こった。帰宅する来場者の足が大きく乱れ、約3万人が帰宅困難に。さらに、熱中症の疑いで36人が緊急搬送される事態となった。
 パビリオン「null2」(ヌルヌル)を出展している落合氏は「オールナイト万博でなんらかの凄まじい底力を見た.万博と交通機関のスタッフもお客さんもエンジニアもクリエーターも政治の人も官僚も,そして万博会場外の近所の人もなんかできないかと言い出して行動に移し始めた.ここになんだかとてつもない底力を見た.なんとかせなあかんってやつ.」とポスト。
 「なんとかせなあかんって言われたら,なんとかせなあかんよなぁ.そりゃぁ,当たり前なんだけど.こういう困ったときも,事故ないように怪我ないようにしながらも,楽しまないといけないんだよね.そりゃ当たり前なんだけど,普段実感しないことだなぁ.」と思いをつづっていた。
(落合陽一氏、万博で“帰宅困難者”続出も…協力し合う姿勢に「とてつもない底力を見た」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース)

杉村太蔵氏、万博帰宅困難騒動でスタッフに「よく頑張っていただいた」
8/16(土) 17:18配信 日刊スポーツ

 元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏(45)が16日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西地区)に出演。13日夜に大阪・関西万博で大勢の帰宅困難者が発生した騒動に言及した。
 モデルでタレントの高橋ユウ(34)は、「夢洲っていうロケーションが孤立している人工島っていうのもあって、懸念されている点ではあったんじゃないかなっていう上で、実際にこうなっちゃったので、何か対策できへんかったんかなって」と話した。
 杉村氏は、「まだ、お客さんはね…。スタッフの方もずっと働いて、さあ帰れるかなと思ったら、帰れなくて。皆さんのサポートをしなきゃいけないって、スタッフの方って、本当によく頑張っていただいたと思いますよ」といたわった。
 また、「ちょっと頭の中には『こういうこともあるんだ』って(考慮して)行くのもありですかね」と、来場者も万が一のトラブルを想定しておくべきとの考えも示した。
(杉村太蔵氏、万博帰宅困難騒動でスタッフに「よく頑張っていただいた」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース)

橋下徹氏「言い訳かもしれないけれど」万博で帰宅困難事案発生も「リスクがあってもやるべき」
8/17(日) 13:11配信 日刊スポーツ

 大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏は17日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に生出演。開催中の大阪・関西万博で13日夜、会場への唯一の鉄道ルートである大阪メトロ中央線が運転見合わせとなり、約3万人が帰宅困難となったことについて、「本当に大変な方もたくさんいらっしゃったと思います」と気遣った上で、自身が大阪市長時代に誘致に動いた際から鉄道ルート問題はリスク課題としてあったものの「いろんなリスクはあるけれど、やろうと判断した」と述べ、当時の判断を振り返った。
 その上で「課題がある時に、やめるというふうなことにいくのか、課題はあるけど、やって何とかそこは、最悪の事態にならないように対応する上でやるという方向にいくのか。これはちょっと、言い訳かもしれないけど、やっぱりリスクがあったとしてもやるべきだと思う。実際に万博が行われて、いろんな効果がある」と主張した。
 また「万博協会も問題の検証はしてもらいたいが、これだけの規模の帰宅困難者が出たにもかかわらず、ギリギリのところでうまく対応したなと思います。もちろん、会場に来場されていた方の協力があってのことなんですけれど、うまく楽しめる方向に、海外の人たちの発想はすごいですね。楽しんでいこうというのもまた、すごいよかった」と述べ、一部の海外パビリオンが開放されたり、無料で飲み物が配布されたことや、当時の状況を逆に楽しもうとした人もいて「オールナイト万博」のワードがトレンド入りしたことなどを念頭に指摘。それでも最後は、「検証をして次につなげてもらいたい」と、万博協会に念を押すようにコメントした。
(橋下徹氏「言い訳かもしれないけれど」万博で帰宅困難事案発生も「リスクがあってもやるべき」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース)

固いベンチ、減る充電 「不安だった」一晩明かした来場者が見た万博
毎日新聞 2025/8/14 15:27

 大阪・関西万博の会場で13日夜、大勢の来場者が足止めされた。
 「一睡もできなかった」。保育士の女性(28)=大阪市鶴見区=は、大阪・関西万博の会場で一夜を明かした。
 万博を楽しんだ後、東ゲートから出て夢洲(ゆめしま)駅に向かう途中、大阪メトロ中央線の運転見合わせを伝える放送が流れた。「えー」。周りからは驚く声が上がったという。
 スマートフォン用のモバイルバッテリーを持っていなかったという女性。スマホの充電が少なくなり、インターネットを使った情報収集は控えた。「運転再開のめどを伝えるアナウンスもなく、不安だった」
 女性は混雑した夢洲駅から会場に戻り、大屋根リングの下に移動した。横になったベンチは硬くてなかなか寝付くことはできない。
(固いベンチ、減る充電 「不安だった」一晩明かした来場者が見た万博 | 毎日新聞)

万博の帰宅困難者問題 事務総長が陳謝 情報提供や誘導など検証
8/18(月) 20:49配信 毎日新聞

 大阪・関西万博の会場で13日夜から14日朝にかけて多数の客が帰宅できなくなった問題で、日本国際博覧会協会(万博協会)の石毛博行事務総長は18日の記者会見で「お客様だけでなく多くの方々に大変なご迷惑をおかけし、申し訳なく思っている」と陳謝した。情報提供や一時滞在施設への誘導などを検証し、改善すると明言した。
 13日午後9時半ごろ、万博会場がある人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)に乗り入れる大阪メトロ中央線で停電が発生。夢洲―長田(東大阪市)間の全線で運転を見合わせた。約40分後に夢洲駅と、対岸のコスモスクエア駅(大阪市住之江区)との間で折り返し運転を始め、14日午前5時25分に全線で運転を再開した。会場一帯では一時、約3万人が足止めされた。パビリオン内や大屋根リングの下で夜を明かしたり、体調不良を訴えたりする人も出た。
 万博協会は夢洲駅での雑踏事故を防ぐため、会場へ戻るよう客らを誘導した。大阪メトロが夢洲―コスモスクエア間で折り返し運転を始めた後も、しばらく会場内でアナウンスをせず、客からは情報提供に不満の声が出た。石毛氏は「混乱を避けることが、その時点での私たちの大きな目的となっていた」と釈明した。
 地下鉄のトラブルを「災害時に準じた対応」と位置づけたにもかかわらず、万博協会が帰宅困難者らに飲料水を配ったのは、トラブル発生から6時間半も過ぎてからだった。「もっと早く配れなかったかと思っている」と遅れを認めた。
(万博の帰宅困難者問題 事務総長が陳謝 情報提供や誘導など検証(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年8月15日

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