• 万博閉幕から

万博8月12日(122日目)のまとめ

万博8月12日(122日目)のまとめ

夢洲の夏は、まだ海風がぬるい。『大阪・関西万博』は残り2カ月を切り、8月12日(火)の入場者は一般165000人、関係者18000人、合計183000人。数字の冷たさの奥に、人波のうねりと万華鏡のような光景が隠れている。場外への救急搬送は3件、熱中症は0件というのも、夢洲の空気がただ熱いだけではない証拠だ。

ナショナルデーホール「レイガーデン」では、インド洋の島国コモロが舞台を独占し、異国のリズムが砂の匂いを運んでくる。色鮮やかな衣装が宙を裂き、観客の胸に波打つ鼓動を刻む。

一方、会場の片隅では静かな時間が流れていた。2024年にノーベル平和賞を受賞した日本被団協の金本弘氏(80)が登壇し、広島の空を裂いた閃光と、その後の街の匂いを語る。平和と人権ウィーク「アジェンダ2025」では、近藤紘子氏や国連の中満泉氏も加わり、核兵器が人間性を否定する“絶対悪”であることが静かに、しかし確実に胸に刺さる。

そのすぐ近く、大阪ヘルスケアパビリオンの「リボーンチャレンジエリア」では、9社の中小企業とスタートアップが未来の生活を展示している。Living、Working、Playing――3つの領域に分かれた空間で、まだ見ぬ暮らしの断片が光を放つ。

夢洲では、祝祭と祈りと実験が、潮風に溶け合っていた。

【速報】最大9連休・お盆休みの“平日”12日(火)万博の一般来場者は16.5万人 3連休を上回る
8/13(水) 10:55配信 読売テレビ

 万博協会が13日に発表した、8月12日(火)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約16万5000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約18万3000人でした。
 最大9連休となるお盆休み、最初の3連休の一般来場者は、9日が14万2134人、10日が速報値ベースで約13万9000人で、1日あたり約14万人前後で推移しましたが、“平日”となった12日(火)は3連休を上回る来場者数となりました。
(【速報】最大9連休・お盆休みの“平日”12日(火)万博の一般来場者は16.5万人 3連休を上回る(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

万博12日(火)の一般入場者数は16万5千人、今日のイベントは?
12時間前

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)は早くも残り2カ月に。3連休明け、8月12日(火)の入場者数は一般16万5000人、関係者1万8000人、合計18万3000人だった。場外への救急搬送件数は3件(うち熱中症(疑い含む)0件)だった。
(万博12日(火)の一般入場者数は16万5千人、今日のイベントは? | Lmaga.jp)

大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン リボーンチャレンジエリアに「OSAKA町工場EXPO」

 2025大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」内、リボーンチャレンジエリアで8月12日、「Series A;セレクション~輝く未来社会の創り手ここにあり~」が始まった。実施主体は大阪商工会議所。
 リボーンチャレンジは、新技術開発に取り組む大阪府内中小企業やスタートアップの技術力や魅力を週替わりのテーマで国内外に発信するエリア。今回は「暮らしの未来を体感する」をテーマに「Living」「Working」「Playing」の3つのエリアに9社が出展する。
(大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン リボーンチャレンジエリアに「OSAKA町工場EXPO」 – 東大阪経済新聞)

被爆した姉の最期の言葉 日本被団協の金本さん、万博会場の講演で涙
西晃奈2025年8月13日 8時00分

 ノーベル平和賞を受けた「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」の金本弘代表理事(80)=名古屋市=が12日、大阪・関西万博の会場で講演した。被爆者としての体験を語り、「被害を受けたのは広島、長崎のごく普通の市民。核兵器は人間として絶対に認めることができない『絶対悪』の兵器だ」と訴えた。
 金本さんは広島で生後9カ月の時に被爆。がれきの下敷きになった。この日は万博の「平和と人権」テーマウィークのイベントで登壇し、これまで数度しか話していないという12歳上の姉・千代子さんについて語った。
 学徒動員されていた千代子さんは、爆心地から1キロ離れた場所で被爆した。夏でも服は長袖、長ズボンで、左半身に残るケロイドを隠していた。家族に反対されながら結婚、出産して初産は死産だった。86歳で亡くなるとき、「国に言えるなら、娘時代を返してほしい」と言ったという。
 金本さんは「姉がどんだけ苦しい人生を送ってきたのか。たった1人なんですけど、1人の人生は重い」と涙を流しながら語り、核兵器の廃絶を訴えた。
(被爆した姉の最期の言葉 日本被団協の金本さん、万博会場の講演で涙 [大阪・関西万博2025]:朝日新聞)

忘れない姉の言葉「娘時代を償って」…終戦80年、被団協代表理事「核兵器、認めない」大阪・関西万博
8/13(水) 11:40配信 ラジトピ ラジオ関西トピックス

 昨年(2024年)、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の代表理事・金本弘さん(80)らが12日、大阪・関西万博の会場で講演し、改めて核兵器の廃絶を訴えた。
 大阪・関西万博では8月、「平和と人権ウィーク」と題したプログラム「アジェンダ2025」を展開。
 金本さんと同じく広島で被爆した近藤紘子さん、国連の軍縮担当事務次長・中満泉さんらによるトークセッションが繰り広げられた。
(忘れない姉の言葉「娘時代を償って」…終戦80年、被団協代表理事「核兵器、認めない」大阪・関西万博(ラジトピ ラジオ関西トピックス) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年8月13日

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