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万博10月14日のまとめ

万博10月14日のまとめ

万博の翌朝、夢洲の空はどこまでも青かった。昨日まで万国のざわめきに包まれていたその島は、今や静寂に支配され、海風が白いゲートをなでていた。東ゲートには、わずかな人影があった。誰もがまだ“終わった”という現実を呑み込めずにいたのだ。ゲートの向こうには、もう入ることのできない世界が広がっている。つい昨夜まで光と音と人の流れで満ちていた場所は、今や遠い蜃気楼のように、静けさの中へと沈んでいた。

フランス館の前では、トラックのエンジン音が低く唸っていた。煌びやかな夜を彩った装飾の裏で、作業員たちが無言のまま撤収に取りかかっている。ドイツ館では、夢洲の風を受けて揺れていた木々が重機に吊られ、ゆっくりと宙を舞った。つい昨日まで世界の笑顔を映していた窓は、今朝には灰色の現実を映している。それでも、誰もが心のどこかで信じていた。万博という夢の残り香が、しばらくはこの空に漂い続けることを。

大阪メトロ中央線の車内では、アナウンスが静かに切り替わっていた。「次はいよいよ夢洲です」は、「次は夢洲、終点です」へ。わずかな違いが、胸に刺さる。祭りのあとの静けさとは、こういうものなのだろう。人が去った島に、機械の音と潮騒だけが響く。ガードマンの青年は「僕の万博はまだ終わってません」と笑ったという。そうだろう、誰の中にもまだ小さな万博が灯っている。

【万博閉幕から一夜】閑散とした東ゲートにファンの姿「万博ロス」「パビリオン抽選から解放され安堵」
10/14(火) 10:41配信 読売テレビ

 大阪・関西万博の閉幕から一夜明けた14日、閑散とした会場の東ゲートには閉幕を惜しむ“万博ファン”の姿が見られました。
 184日間続いた万博は熱気と共に閉幕し、13日夜は閉場時間の午後10時を過ぎても閉幕を惜しむ来場者の姿がみられましたが、一夜明けた14日朝、連日入場を待つ人で混雑していた東ゲートは一転して閑散としています。
 14日以降は関係者を除いて万博会場の中には入れませんが、ゲートの外には閉幕を惜しむファンの姿が見られました。
 万博会場につながる唯一の鉄道路線だった大阪メトロ中央線は、開催期間中は最小2分30秒間隔で、1日あたり上り376本、下り379本を運行していました。
 14日は始発からダイヤが改正され、開幕前のダイヤである3分20秒間隔に戻し、平日の1日あたりの運行本数は半分以下の上り177本、下り181本に減便され、このうち約半分は夢洲発着ではなく、1つ手前のコスモスクエア駅での折り返しとなりました。
(【万博閉幕から一夜】閑散とした東ゲートにファンの姿「万博ロス」「パビリオン抽選から解放され安堵」(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

閉幕一夜、会場に惜しむ人の姿 万博「元気与えてくれた」
10/14(火) 10:20配信 共同通信

 大阪・関西万博の閉幕から一夜明けた14日、人工島・夢洲(大阪市此花区)の会場は名残を惜しんで訪れる人の姿が見られた。パビリオンの関係者らは建物の解体・撤去に向けた作業に着手。会場に直結する大阪メトロ中央線はダイヤを大幅に縮小した。にぎわいを見せた万博は打って変わって早くも撤収モードに入った。
 来場者であふれかえっていた会場内はこの日、閑散としていたが、撤収作業に取りかかるパビリオンも。フランス館前にはトラックが数台止まり、作業員が館内に出入りした。ドイツ館では樹木を重機で撤去した。
(閉幕一夜、会場に惜しむ人の姿 万博「元気与えてくれた」(共同通信) – Yahoo!ニュース)

万博人気まだ終わらない 閉幕から一夜明け…公式ストアにファン殺到
10/15(水) 5:30配信 スポニチアネックス

 閉幕から一夜明けたこの日、人工島・夢洲(大阪市此花区)の会場は名残を惜しんで訪れる人の姿が見られた。パビリオンの関係者らは建物の解体・撤去に向けた作業に着手。にぎわいを見せた万博は打って変わって早くも撤収モードに入った。ガードマンの20代男性は「11月いっぱいまで撤収作業にかかると聞いてます。まだ、僕の万博は終わってません」と苦笑いした。
 一方で、いまだ万博熱が収まらない場所も。大阪・大丸梅田店にある公式ストアには万博グッズを買い求めるファンが殺到。この日も開店45分前の午前9時15分から整理券を配布。入店まで2時間以上待つ人もいた。ミャクミャクのぬいぐるみやキーホルダーが飛ぶように売れていた。
(万博人気まだ終わらない 閉幕から一夜明け…公式ストアにファン殺到(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース)

万博和歌山ゾーン、47万人に感動 来場者、目標の30万人を上回る
10/15(水) 10:45配信 朝日新聞

 13日に閉幕した大阪・関西万博の関西パビリオン内に設けた「和歌山ゾーン」について、宮崎泉・和歌山県知事は14日の定例会見で、来場者が目標の30万人を上回る約47万人だったと明らかにした。
 宮崎知事は万博について「国内外の多くの参加者に感動を与えた」と高く評価。知事自身も約10の海外パビリオンを訪問して、各国の関係者と意見交換したという。「今まで交流がなかった国とも交流が始まる気配を感じた。その意味でも非常に成果があった」と振り返った。
(万博和歌山ゾーン、47万人に感動 来場者、目標の30万人を上回る(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)

呂布カルマ 万博行けず反省「甘えてた」「すぐ行動しなくちゃいけない」
10/14(火) 13:16配信 東スポWEB

 ラッパーの呂布カルマが14日、X(旧ツイッター)を更新。13日に閉幕した大阪・関西万博に行けず、悔やんでいることを明かした。
 カルマは兵庫県出身で名古屋在住。「結局行けなかった大阪関西万博からの学びとしては、行きたい場所、会いたい人には後回しにせず人任せにせず自分ですぐ行動しなくちゃいけないという事」と肝に銘じた。
 続けて「半年もあるし、あわよくば仕事で行けるかな~とか甘えてたら自国開催の万博を逃して痛恨」と反省の弁。
(呂布カルマ 万博行けず反省「甘えてた」「すぐ行動しなくちゃいけない」(東スポWEB) – Yahoo!ニュース)

万博閉幕を受けて斎藤知事「今後につなげていくことが大事だ」と述べる/兵庫県
10/14(火) 19:32配信 サンテレビ

閉幕した大阪・関西万博について兵庫県の斎藤知事は会見で、「今後につなげていくことが大事だ」と述べました。
兵庫県は大阪・関西万博の期間中、夢洲の会場の他、県立美術館で展示を行い、合わせて100万人の来場者を呼び込むことを目標にしていました。
関西パビリオンの兵庫ブースにはおよそ43万人が訪れ、目標より3万人多かった一方、県立美術館では目標の60万人を大きくしたまわり、来場者はおよそ10万人に留まったということです。
(万博閉幕を受けて斎藤知事「今後につなげていくことが大事だ」と述べる/兵庫県(サンテレビ) – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博の来場者総数は2557万人 閉幕一夜明け、メトロのダイヤも縮小
10/14(火) 21:14配信 産経新聞

13日に閉幕した大阪・関西万博で、日本国際博覧会協会は14日、4月13日の開幕から184日間の一般来場者総数が計2557万8986人となったと発表した。2005年愛知万博の2205万人を上回ったが、協会が想定していた2820万人には届かなかった。
一方、大阪メトロは14日、会場に直結する中央線夢洲(ゆめしま)駅の会期中の乗降人員が速報値で計約4千万人に上り、1日平均は約21万7千人だったと発表した。閉幕後の同日からはダイヤを大幅に縮小した。
閉幕から一夜明け、会場となった夢洲では施設の撤去に向けた作業が始まった。協会は参加各国に対し、来年4月13日までに敷地を返還するよう要請しており、今月20日以降にパビリオンの解体工事が始まる見通し。すでに撤収作業に取りかかるパビリオンもあり、フランス館やドイツ館などでは作業員が慌ただしく出入りしていた。会場は更地に戻し、跡地は28年2月末までに大阪市に返還される。
(大阪・関西万博の来場者総数は2557万人 閉幕一夜明け、メトロのダイヤも縮小(産経新聞) – Yahoo!ニュース)

「万博ロス」 大阪メトロのアナウンスも切り替え グッズ販売は延長
10/14(火) 20:52配信 毎日新聞

 大阪・関西万博の閉幕から一夜明けた14日、大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)の会場では、朝からパビリオンなどの撤去作業が始まった。前日までは連日20万人以上が集まった会場周辺の風景は一変し、後片付けに来たスタッフたちが名残を惜しんだ。会場外にあるオフィシャルストアでは、公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズを買い求める人たちが列を作っていた。
 会場内の免税センターで働いていた栃木県大田原市の斎藤奈都子さん(55)は「今朝、誰もいない万博会場を見て、終わったんだなと実感した」と目を潤ませた。万博で働くため、半年前から大阪市内にマンションを借りて会場に通ってきた。14日が最後の出勤日だといい「笑顔があふれる特別な場所だった。万博に携われて本当に良かった」と話した。
 カタールパビリオンのフェイサル・アル・イブラヒム館長(37)は「多くの日本の人々と一緒に仕事をしたが、皆がカタールのことを理解しようとしてくれた。私も日本をしっかり見てから母国に帰りたい」と話した。日本国際博覧会協会(万博協会)のスタッフとして819日間、運営に携わってきた男性(39)は「『万博ロス』と言ってくれる人もいるが、私は無事に終えられてホッとしています」と振り返った。
 大阪メトロ中央線は14日から通常のダイヤに戻った。コスモスクエア駅(大阪市住之江区)の発車時に流れていた「次はいよいよ夢洲です」というアナウンスも「次は夢洲、終点です」に切り替わっていた。
(「万博ロス」 大阪メトロのアナウンスも切り替え グッズ販売は延長(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)

大阪万博、閉幕翌日に夢洲に行くと…… “まさかの光景”に衝撃「待って」「なんでこんなに」【貴重なミャクミャクの姿も】
10/14(火) 21:05配信 ねとらぼ

 10月13日には夜遅くまで会場の様子を伝える投稿が見られましたが、翌14日でも“万博ファン”の熱は冷めていないようです。
SNS上では、Osaka Metro中央線で夢洲駅へ向かう際に通常アナウンスが流れる様子(開幕中には万博用のアナウンスと、音楽デュオ・コブクロによるオフィシャルテーマソング「この地球の続きを」が流れていた)、来場者が映り込まずに撮影できた貴重とも言うべき、夢洲駅のミャクミャクの巨大モニター(開幕中には多くの来場者が行き交い、来場者が映り込まない撮影は困難だった)などの写真や動画が投稿されています。
 さらに、改札を出た場所に広がるミャクミャクが描かれた階段装飾を人々が撮影する様子(開幕中には階段は来場者であふれかえっていた他、象印マホービンによる俳優・阿部寛さんを起用した巨大広告のインパクトが話題になった)、国旗などがなくなったゲート前を人々が訪れる様子(開幕中には167の旗が風にたなびき、来場者を出迎えていた)も見られました。
(大阪万博、閉幕翌日に夢洲に行くと…… “まさかの光景”に衝撃「待って」「なんでこんなに」【貴重なミャクミャクの姿も】(ねとらぼ) – Yahoo!ニュース)

松井一郎氏、大阪・関西万博は「来場者と歴史が評価してくれたらいい」ラジオ初レギュラー収録
10/14(火) 18:07配信 日刊スポーツ

 前大阪市長で前大阪府知事の松井一郎氏(61)が14日、ラジオ大阪「藤川貴央のちょうどえぇラジオ」(月~木曜午前9時)内の新コーナー「松井一郎のラジオ大大阪、いっちゃんえぇやん!」の初回収録に参加した。
 誘致に取り組んできた大阪・関西万博が14日で終了。13日の閉幕日には大阪ヘルスケアパビリオン「閉館セレモニー」のグランドフィナーレにサプライズゲストとして登場した。
 万博については「メディアの予想とは大きく外れた。僕は当然成功すると思って誘致をしたし、ほぼほぼ予想どおり」と来場者数、運営費の黒字化は想定内。予約システムの煩雑さは課題として指摘しながらも、「僕としては満足している。万博の評価は、来場者と歴史が評価してくれたらいい」と話した。
 会場となった人工島・夢洲は、30年秋の開業を目指し、国内初のカジノを含む総合型リゾート(IR)を建設中だが、万博のレガシー(遺産)を残しながらの再開発が望まれている。
(松井一郎氏、大阪・関西万博は「来場者と歴史が評価してくれたらいい」ラジオ初レギュラー収録(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース)

「めっちゃ楽しかった」「働く機会をありがとう」 会場のノートにつづられた万博への感謝
10/14(火) 21:38配信 産経新聞

13日に閉幕した大阪・関西万博の会場内に表紙に「ありがとう万博!」と書かれた2冊のノートと数本のペンが置かれていた。ノートにつづられていたのは来場者やスタッフによる万博への感謝の言葉。閑散とする万博会場だが、ノートには万博が愛された証しが残されていた。
ノートは、東ゲートで多くの来場者を出迎えてきたミャクミャク像のそばに隠すようにあった。
「自由にお書きください」とも書かれており、おそらく閉幕日の13日に来場者が置いたようだ。
1冊目のノートには「万博最高 めっちゃ楽しかった」など来場者のものと思われる書き込みが目立つ。スタッフやミャクミャクをたたえる言葉も並ぶ。
後半になってくると閉幕後の14日に書き込まれたのか「万博で働く機会をありがとう」「働いてみたら最高に楽しい場所だった」などスタッフのものが増える。
(「めっちゃ楽しかった」「働く機会をありがとう」 会場のノートにつづられた万博への感謝(産経新聞) – Yahoo!ニュース)

IPA、大阪・関西万博で話題になった没入型VR展示を「CEATEC」会場に移設
10/14(火) 13:25配信 ITmedia NEWS

 IPA(情報処理推進機構)は、10月14日に幕張メッセで開幕したテクノロジーイベント「CEATEC2025」に、先日閉幕した大阪・関西万博の展示の一部を移設した。「従来のVR展示とは一線を画す未来体験を味わえる」としている。
 移設したのは、大阪・関西万博で8月26日から30日まで展示した「LIFE2050パビリオン」内の体験型展示「LIFE2050 Live Anywhere/星の島の学び舎」。期間中、パビリオンには約7万人が来場し、連日10分以内に当日の整理券が配布終了となる人気ぶりだったという。
(IPA、大阪・関西万博で話題になった没入型VR展示を「CEATEC」会場に移設(ITmedia NEWS) – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博終了後、夢洲駅の様子をレポート Osaka Metro中央線は今後どうなるの?
10/15(水) 12:30配信 まいどなニュース

2025年10月13日に大阪・関西万博が終了しました。Osaka Metro中央線は、4月13日~10月13日の184日間にわたり、万博輸送に精を出しました。特別ダイヤを組み、ピストン輸送を実施した功績は後世に伝わることでしょう。ところで万博終了後、中央線はどのように変わるのでしょうか。また、万博終了後の夢洲駅はどのような様子なのでしょうか。
Osaka Metro中央線は、10月14日にダイヤ修正を実施。最小2分30秒間隔のダイヤを、万博開幕前のダイヤ(1月19日改正)の3分20秒間隔に戻しました。また、1日あたりの運行本数(平日)は、万博期間中ダイヤと比べ、上り(コスモスクエア・夢洲方面)は199本減、下り(長田方面)は198本減となっています。
また、約2本に1本がコスモスクエア駅折り返しとなり、夢洲駅折り返し列車は大幅に減少することに。昼間時間帯のコスモスクエア~夢洲間は、15分間隔となりました。
車両面では、中央線の運行本数の減少に伴い、30000A系が中央線から撤退。今後は谷町線で活躍する予定です。
(大阪・関西万博終了後、夢洲駅の様子をレポート Osaka Metro中央線は今後どうなるの?(まいどなニュース) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年10月16日

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