
6月28日、開幕から77日目の大阪・関西万博は、その日だけで19万5000人を超える来場者を迎え、過去最多記録を更新した。陽が傾きはじめた頃、夢洲の空には期待と熱気が静かに立ちこめていた。
この日、万博の空を鮮やかに焦がしたのは、東北・秋田が誇る「大曲の花火」であった。「Japan Fireworks Expo」と銘打たれた壮麗な夜の祭典。わずか5分間に1000発。赤、青、金、緑。色とりどりの花火が夜空を駆け抜け、風の中に火薬の匂いを残していく。日本三大花火大会の名にふさわしい、魂の閃光だった。
その余韻をかみしめながら、人々はカメラを空に向け、歓声と共に万博という現実から少し浮かんだ。
一方、地上では密やかな変化も進んでいた。会場内で長らく禁止されていた喫煙が、来場者の声に押されるように解禁されたのだ。新たに設けられたのは、大屋根リング北側とEXPOメッセ南側の2か所。そこには、タバコを手にした者たちの短い安息の場が現れた。煙の向こうに、懐かしい都市の記憶がぼんやりと立ちのぼっている。
万博という夢の領域。その中心で、花火と煙が交差した一夜は、きっと誰かの記憶の奥に、静かに、そして確かに根を張るだろう。
【速報】万博の来場者数が「過去最多」6月28日の来場者は約19万5000人「大曲の花火」実施などで大勢の人訪れる
2025/06/29 10:10 MBSニュース開幕から77日目となった6月28日の大阪・関西万博の来場者数が約19万5000人になったと博覧会協会が発表しました。1日の来場者数としては5月31日を上回り過去最多を更新しました。来場者の内訳は関係者は約1万8000人で、一般の来場者は約17万7000人となりました。
28日は会場で花火イベントが行われるなどして大勢の人が訪れました。
28日は万博会場では、花火イベント「JAPAN FIREWORKS EXPO」が行われ、日本三大花火大会の1つである「大曲の花火」から数社の花火が打ち上げられたということです。
(【速報】万博の来場者数が「過去最多」6月28日の来場者は約19万5000人「大曲の花火」実施などで大勢の人訪れる | MBSニュース)
関西万博の来場者数、過去最多の17万7千人 「大曲の花火」が誘客
2025年6月29日 10時40分 朝日新聞大阪・関西万博の28日の一般来場者数が17万7千人(速報値)となり、過去最多を更新した。主催する日本国際博覧会協会が29日に発表した。これまでの最多は16万9923人(5月31日)だった。
28日は、日本の花火技術を発信する「Japan Fireworks Expo」の一環として秋田県の「大曲の花火」が打ち上げられ、集客につながった。夕方から夜の混雑対応として、会場南側のウォータープラザ周辺などでは、立ち入りや退場を規制した。
(関西万博の来場者数、過去最多の17万7千人 「大曲の花火」が誘客 [大阪府] [大阪・関西万博2025][リング][ミャクミャク][ユスリカ]:朝日新聞)
万博、28日は混雑予想 リングなど一部エリアで入退場規制へ
6/27(金) 15:11配信 朝日新聞大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は27日、週末の28日夕方から夜にかけて混雑が予想されるため、大屋根リング上や、ウォータープラザからいのちパークまでのエリアで、立ち入りや退場の規制を行うと発表した。28日は、日本の花火技術を発信する「Japan Fireworks Expo」の一環として、秋田県の「大曲の花火」が打ち上げられる。
花火は夢洲南側護岸で5分程度。打ち上げ時刻は警備の都合上公表していない。
(万博、28日は混雑予想 リングなど一部エリアで入退場規制へ(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博 会場で“大曲の花火”が夜空彩る
06月29日 09時02分 NHK大阪・関西万博の会場で、28日夜、日本三大花火大会の一つ、「大曲の花火」に参加する花火師たちが、およそ1000発の色鮮やかな花火を打ち上げ、訪れた人たちを魅了しました。
大阪・関西万博では、毎月、日本を代表する花火師たちが全国から集まって花火を打ち上げ、日本の花火の技術や魅力を世界に発信しています。
28日夜は、日本三大花火大会の一つで、毎年8月に秋田県大仙市で開かれている「大曲の花火」に参加する、全国トップクラスの4つの業者が壮大な花火を披露しました。
5分ほどの間におよそ1000発の赤や青などの色鮮やかな花火が次々と打ち上げられて夜空を彩り、訪れた人たちは写真を撮ったり、歓声を上げたりして楽しんでいました。
(大阪・関西万博 会場で“大曲の花火”が夜空彩る|NHK 関西のニュース)
万博会場内に喫煙所2カ所設置 28日朝から、会場内全面禁煙を転換
6/25(水) 18:59配信 朝日新聞大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は25日、万博会場内に喫煙所を2カ所設置したと発表した。28日朝から使えるようになる。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を踏まえて会場内を全面禁煙としてきたが、方針を転換した。
これまで喫煙所は会場外に2カ所設けていたが、新たに大屋根リングの西側(収容人数68人)と北側(同43人)に設置する。四方を塀で囲む屋外の開放型で、担当者は「自然の風によって煙や臭いは流れていくので、分煙対策はできる」と話す。
(万博会場内に喫煙所2カ所設置 28日朝から、会場内全面禁煙を転換(朝日新聞) – Yahoo!ニュース)
万博会場に『喫煙所』2か所設置 大屋根リング北側・EXPOメッセ南側に 「ごはん食べるスペースの近くにできたらうれしい」などの声も
6/28(土) 18:15配信 MBSニュース全面禁煙だった大阪・関西万博の会場内に、来場者向けの喫煙所が2か所、新設されました。
28日から万博会場に開設された来場者用の喫煙所。これまで会場内は、電子タバコを含めて喫煙が禁止されていて、タバコを吸うには入場ゲートの外にある喫煙スペースを利用する必要がありました。
しかし喫煙者の声などを受け、新たに大屋根リングの北側とEXPOメッセの南側の2か所に喫煙所が設置されることになりました。
また関係者エリアにも、28日から喫煙所が新しく3か所設置されました。
(万博会場に『喫煙所』2か所設置 大屋根リング北側・EXPOメッセ南側に 「ごはん食べるスペースの近くにできたらうれしい」などの声も(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
【注目】日本一の花火師が万博に 直径約320メートル”大曲の花火”が大阪の夜空を彩る 前回の「双葉花火」開催日には過去最多の入場者数を記録
6/28(土) 18:04配信 ABCニュース日本三大花火大会のひとつ「大曲の花火」の花火が28日に大阪・関西万博で打ち上げられます。
「大曲の花火」の正式名は全国花火競技大会で、毎年8月に秋田県大仙市で開催され、総合優勝した煙火店には内閣総理大臣賞が与えられる国内で最も権威のある競技大会です。
今回、花火を打ち上げるのは昨年の大会で、内閣総理大臣賞(最優秀賞)に輝き、日本一となった株式会社小松煙火工業など大仙市の地元4業者でつくる「大曲の花火協同組合」です。
花火の打ち上げは約5分間行われ、約1000発の花火が打ち上がる予定です。
(【注目】日本一の花火師が万博に 直径約320メートル”大曲の花火”が大阪の夜空を彩る 前回の「双葉花火」開催日には過去最多の入場者数を記録(ABCニュース) – Yahoo!ニュース)
万博「大曲の花火」開催に伴い、EXPOアリーナを開放。芝生でゆったり鑑賞できる、大屋根リングなどは立入規制も
6/27(金) 17:23配信 トラベル WatchJAPAN FIREWORKS EXPOは夢洲を舞台に、有名花火大会の花火師・煙火店が月替わりで打ち上げを担当する花火イベント。6月は、日本三大花火大会「大曲の花火」から秋田県大仙市の4業者が担当する。4業者そろっての関西出張は初めてとのこと。
大曲の花火は、JAPAN FIREWORKS EXPOとして4回目の打ち上げになる。開始・終了時間は安全管理上の理由から非公開としており、所要時間は5分程度。
博覧会協会は、当日の混雑状況により「大屋根リング」「ウォータープラザ~いのちパーク」エリアで立入規制を行なうと発表した。花火の打ち上げ終了後には、同エリアで規制退場も実施予定。
また20時30分までは「EXPO ナイトピクニック」と題し、EXPOアリーナ「Matsuri」を開放する。飲食の持ち込みは自由で、芝生エリアからゆったりと花火を楽しめるという。ただしテーブル・イスはないため、必要に応じてレジャーシートや折りたたみイスを持ち込むよう呼びかけている。
(万博「大曲の花火」開催に伴い、EXPOアリーナを開放。芝生でゆったり鑑賞できる、大屋根リングなどは立入規制も(トラベル Watch) – Yahoo!ニュース)
万博に「大曲の花火」で大混雑予想、来場者更新なるか… 急遽一部エリア立入規制の警戒態勢 当日の来場予約状況は?
6/27(金) 19:20配信 Lmaga.jp『大阪・関西万博』(会場:夢洲)にて6月28日、日本三大花火大会のひとつ『大曲の花火』(秋田県大仙市)が出張開催。通常に比べ来場客の増加が予想されるため、万博広報は熱中症対策を呼びかけている。
『大阪・関西万博』は、日本が誇る世界最高峰の花火技術と花火大会文化を世界へ発信するプロジェクト『JAPAN FIREWORKS EXPO』として、月替わりで全国の花火大会を開催。全国の花火師が万博のために製作した芸術玉を披露する。
4月26日には『伊勢神宮奉納全国花火大会』(三重県)、5月31日には『双葉花火』(福島県)を開催。5月31日は16万2000人来場と開幕以来最多を記録し、打ち上げ時間は5分程度と短いものの、全国の有名花火を間近で見られる貴重な機会とあって多くの人が詰めかけた。
なお、時間については「日本博覧会協会および、警察からの要請で、安全上の理由から公表はしない」とのこと。博覧会協会は27日、「大屋根リング」「ウォータープラザからいのちパークまで」のエリアについて立入規制、規制退場をおこなうと発表。また、花火の打ち上げ終了後には同エリアからの規制退場が実施されるという。
(万博に「大曲の花火」で大混雑予想、来場者更新なるか… 急遽一部エリア立入規制の警戒態勢 当日の来場予約状況は?(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)
「帰れない」万博、西ゲートの100人がバスに乗れず…全員がタクシーに乗れたのは翌日に
7/5(土) 12:50配信 読売新聞オンライン大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は4日、来場者が過去最多となった6月28日夜、西ゲートからJR桜島駅へ向かうシャトルバスに約100人が乗れなかったと発表した。タクシーで帰宅したが、全員が乗ったのは閉場から2時間後の翌29日午前0時10分頃だった。今後も同様の事態が起きる恐れがあり、万博協会は対策を検討する。
6月28日は日本三大花火の一つとされる秋田県大仙市の「大曲(おおまがり)の花火」が打ち上げられたこともあり、過去最多の18万4990人が訪れた。花火は午後7時50分頃から約5分間披露され、来場者の帰宅は同8時以降に集中した。
万博協会によると、シャトルバスとタクシーが発着する西ゲート前には同10時20分頃、最大約6000人が滞留した。シャトルバスで最も利用が多い桜島駅行きは同8時以降、臨時の25本を増便し、計148本を運行。最終バスの時刻も、桜島駅発の終電に間に合うよう同11時37分まで27分繰り下げたが、予約なしの列では約100人が乗れなかった。
代替の交通手段はタクシーしかなく、バスに乗れなかった人からは、不満の声が出たという。
(「帰れない」万博、西ゲートの100人がバスに乗れず…全員がタクシーに乗れたのは翌日に(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)