
夢洲の片隅に、ローマの息吹が吹き込まれている。イタリア館では、2000年前の時を越えてやって来た「ファルネーゼのアトラス」が、堂々たる姿で来場者を出迎える。古代ローマの美の精髄をかたちにしたその大理石の彫刻が、日本でその姿を見せるのは今回が初めてという奇跡。
さらに目を奪われるのは、カラヴァッジョの「キリストの埋葬」が放つ闇と光の競演。そして、レオナルド・ダ・ヴィンチ自身の手による直筆スケッチまでが、夢洲の一角にひっそりと息づいている。芸術が生き物のように会場を歩き回る、そんな異世界の回廊がここにはある。
大阪・関西万博 イタリア館“激レア展示”に行列
4/20(日) 9:20配信 テレビ朝日系(ANN)
「ファルネーゼのアトラス」は、2000年前の古代ローマ時代に作られた大理石の彫刻で、日本で初めて公開されました。
さらに、カラヴァッジョの「キリストの埋葬」やレオナルド・ダ・ヴィンチの直筆スケッチまで。
実際にイタリア館を訪れた建築家は次のように話します。
建築家 水野茂朋さん
「他の国のパビリオンは結構『動画』が多かったりする。キラキラしたものが多いが、イタリア館は誰もが知っているけれど、なかなか見られない『人類の歴史』をそのまま持ってきているので、よりその感動が伝わってくる」
(大阪・関西万博 イタリア館“激レア展示”に行列(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース)