ブルーインパルス、飛行を再検討

万博閉幕から

ブルーインパルス、飛行を再検討

万博の空は、まだブルーインパルスを待っている。開幕日、厚くたれこめた雲は雨を降らせ、人々の首を空へと引っ張っておきながら、その眼差しに応えることなく空は沈黙した。見上げる者の心を置き去りにして、飛行は中止となった。だが物語は、ここで終わらない。

航空自衛隊は今、あらためてこの万博の空に色と軌跡を描くべく、静かに準備を進めている。会期は10月まで、時も空もまだ残されている。再び舞い上がるその時に向けて、飛行のコース、演目、天気の機嫌まで、すべてが練り直されようとしているのだ。

大阪出身の松浦翔矢1等空尉の心には、空を裂くように飛ぶ機影を家族に見せたいという静かな炎が燃えており、それがまた空への意思を後押しするか？吉村知事もまた、万博の空を切り裂く青の軌跡を、関西の子どもたちに見せたいと願っている。

飛ばぬ飛行機の物語が、飛ぶことで成就する日。それは、きっと空が祝祭の表紙をめくる瞬間となるだろう。

ブルーインパルス、万博期間の飛行要請　吉村知事「多くの人が期待」
4/16(水) 16:00配信　毎日新聞

大阪・関西万博の開幕日の13日に悪天候で中止となった航空自衛隊の「ブルーインパルス」の展示飛行について、日本国際博覧会協会の副会長を務める吉村洋文・大阪府知事は16日、万博開催中に改めて飛行させるよう、中谷元防衛相に要請したと明らかにした。
吉村氏は報道陣に対して「初日は天候が悪かったので仕方がないが、万博の空をブルーインパルスに飛んでほしいという思いが強くある。関西の多くの人、多くの子どもたちが期待している」と述べた。
ブルーインパルス、万博期間の飛行要請　吉村知事「多くの人が期待」（毎日新聞） – Yahoo!ニュース

吉村洋文知事　延期せず中止のブルーインパルス「万博の大空を飛んでほしい」防衛相に飛行要請
4/16(水) 17:52配信　日刊スポーツ

「ブルーインパルスが飛行中止になりました。本当に多くの方が期待をされていました。僕も期待をしていました。その中でですね、どうしても天候が（万博の）初日、悪かったですから、これは仕方がないと思います」と話し、「でも、やはり、どうしてもですね、この万博の開催している中で、万博の空を僕はブルーインパルスに飛んで欲しいなという思いが強くあります。また、そういうふうに思ってらっしゃる方も多くいらっしゃると思います」と熱弁した。
吉村氏は15日に中谷元・防衛相に飛行を電話で要請。中谷氏からは「前向きに検討する」との回答を得たという。日本国際博覧会協会は13日、延期せず飛行を中止すると発表していた。
吉村洋文知事　延期せず中止のブルーインパルス「万博の大空を飛んでほしい」防衛相に飛行要請（日刊スポーツ） – Yahoo!ニュース

「僕はブルーインパルス飛んでほしい」と吉村知事　万博開幕日は中止の展示飛行　再実施を防衛大臣に要望
4/16(水) 19:25配信　ABCニュース

大阪府の吉村知事は１６日の会見で、開催中にもう一度飛行してほしいと防衛大臣に直接要望したことを明かし、大臣からは「前向きに検討する」と返答があったということです。
（吉村知事）「多くの人が万博の開催中、万博の大空をブルーインパルスが飛ぶことを期待していると思いますので、僕はブルーインパルス飛んで欲しいという思いが強くあります」

「僕はブルーインパルス飛んでほしい」と吉村知事　万博開幕日は中止の展示飛行　再実施を防衛大臣に要望（ABCニュース） – Yahoo!ニュース

【速報】「ブルーインパルスどうしても飛んでほしい」大阪府の吉村知事が防衛大臣に「直訴」再度要請で”リベンジ飛行”なるか
4/16(水) 14:23配信　読売テレビ

16日午後2時からの定例会見で吉村知事は「ブルーインパルスを期待していました。天候が悪かったので仕方ない、でもどうしても万博の開催期間中に飛んでほしいなという思いが強くあります」としたうえで、中谷防衛相に万博期間中に会場の上空を飛んでほしいと要望したことを明かしました。15日、直接、中谷防衛相に要望したところ中谷防衛大臣は「前向きに検討する」との答えをもらったということです。
【速報】「ブルーインパルスどうしても飛んでほしい」大阪府の吉村知事が防衛大臣に「直訴」再度要請で”リベンジ飛行”なるか（読売テレビ） – Yahoo!ニュース

“ブルーインパルスを改めて万博会場の空へ”防衛省が検討中　開幕初日は悪天候のため中止に…悲しむ声を受け吉村知事が防衛大臣に要望
4/17(木) 18:05配信　MBSニュース

　ブルーインパルスを改めて万博会場の空へ。防衛省が検討を始めたようです。
　万博の開幕初日に会場の上空でアクロバット飛行を予定していた航空自衛隊の専門チーム「ブルーインパルス」。開幕３日前にリハーサルを行ったものの、本番は悪天候のため、中止を余儀なくされました。この日、会場の大屋根リングの上には飛行を心待ちにした多くの人が集まりましたが、その思いは空に届きませんでした。
　嘆き悲しむ声を受け、大阪府の吉村知事は、万博期間中に改めて飛行してもらえるよう、防衛大臣に要望したことを４月１６日、明らかにしました。
“ブルーインパルスを改めて万博会場の空へ”防衛省が検討中　開幕初日は悪天候のため中止に…悲しむ声を受け吉村知事が防衛大臣に要望（MBSニュース） – Yahoo!ニュース

ブルーインパルス、万博での飛行を再検討　開幕日に悪天候で中止
4/17(木) 18:17配信　毎日新聞

　大阪・関西万博の開幕日に悪天候のため中止された航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行について、空自トップの内倉浩昭航空幕僚長は17日の定例記者会見で、実施する方向で検討を始めたことを明らかにした。時期は万博終了まで幅広く検討するという。
　内倉氏は「『もう一回飛んでください』との声をメディアやSNS（交流サイト）でもたくさん見た。本当にありがたい。それにお応えできるようにしっかりと検討、調整したい」と述べた。
ブルーインパルス、万博での飛行を再検討　開幕日に悪天候で中止（毎日新聞） – Yahoo!ニュース

大阪万博の「ブルーインパルス」を再検討　内倉空幕長　開幕の13日は悪天候で中止　吉村知事が防衛相に要望
2025年4月17日木曜午後9:29　フジテレビ政治部

大阪・関西万博の開幕にあわせての展示飛行が中止になったアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」について、航空自衛隊は、改めて万博会期中の飛行の検討に入った。
万博開幕の13日に予定されていたブルーインパルスの大阪上空の飛行は、悪天候のため中止となっていたが、航空自衛隊トップの内倉航空幕僚長は、17日の記者会見で、「再度の展示飛行について検討していきたい」と述べた。
内倉氏は、「もう1回飛んでくださいという声をメディアでもSNSでも見た。本当にありがたいことだと思う」とした上で、「それにこたえられるように、また、しっかりと検討していきたい」と語った。
大阪万博の「ブルーインパルス」を再検討　内倉空幕長　開幕の13日は悪天候で中止　吉村知事が防衛相に要望｜FNNプライムオンライン

内倉空幕長、ブルーインパルス万博飛行を再検討
2025.04.18　WING

　内倉浩昭空幕長は4月17日の会見で、大阪・関西万博で予定していたブルーインパルスの展示飛行が悪天候により中止となったことについて、万博の開催期間中に改めて展示飛行を行う方向で検討を進めていることを明かした。飛行の時期やコース、演目などは再度検討した上で発表するとのこと。飛行当日は朝から分厚い雲が垂れ込め、雨が強く降っていたが「悪天候の中、飛来するのを待っていただいた皆様、本当にありがたいこと」であり、続けて「もう1回飛んでくださいという声も各メディアでたくさん見た」として、その気持ちに応えるためにも「（飛行実施へ）しっかりと検討していきたい」と述べた。
(内倉空幕長、ブルーインパルス万博飛行を再検討 – 旅行業界・航空業界最新情報 − 航空新聞社)

万博のブルーインパルス飛行、異例の再チャレンジ…開幕の１３日に天候不良で中止
2025/04/17 18:50　読売新聞

大阪・関西万博の開幕日に天候不良で中止になった航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」の展示飛行について、内倉浩昭・航空幕僚長は１７日の定例記者会見で、「（会期中に）やる方向で検討を始めた」と明らかにした。
　ブルーインパルスは全国で毎年約２０回の展示飛行をこなしており、中止になった飛行の再チャレンジは異例だ。内倉氏は飛行時期や経路について「改めて検討する」と述べるにとどめた。
　展示飛行を巡っては、大阪府の吉村洋文知事が会期中の実施を中谷防衛相に要望していた。
(大阪万博:万博のブルーインパルス飛行、異例の再チャレンジ…開幕の１３日に天候不良で中止 : 読売新聞)

「地元の空を飛びたい」大阪出身ブルーインパルスのパイロット　万博への特別な想いと家族の絆
4/15(火) 16:46配信　TBS NEWS DIG Powered by JNN

万博が開幕するおよそ1か月前。部隊の本拠地、宮城県の松島基地で訓練に励むのはパイロットの中で最年少の30歳、松浦翔矢1等空尉です。
松浦翔矢1等空尉
「YouTubeでブルーインパルスを観たのが（パイロットを志した）きっかけでした。衝撃でした。『かっこいいな、こんな仕事があるのか』と知りまして、そこから（パイロットを）目指しました」
大阪で育った松浦さんは、15歳の頃から地元の空を飛ぶことを夢見てきました。ブルーインパルスのパイロットの任期は通常3年。2年目以降、自ら操縦してアクロバット飛行をすることになります。今回の万博が大阪で開催されることを知った松浦さんは、自分で操縦できる「2年目」のタイミングに合わせて、部隊への配属を志願したそうです。
松浦翔矢 1等空尉
「大阪・関西万博が決まった時には『地元を飛べる』って嬉しい気持ち。1人でも多くの方に笑顔と感動をお届けできるように一生懸命、飛びたい」
今回、松浦さんが特別な想いを込める理由がもう1つあります。
松浦翔矢 1等空尉
「どれだけ疲れていても、この笑顔を見たら吹っ飛びますし、ありがたい存在」
妻の佑佳さんと1歳の娘・菜乃ちゃんの存在です。2人とも、松浦さんが操縦する本番の飛行をまだ見たことがありません。
松浦翔矢 1等空尉
「家族も普段から応援して支えてくれるので、実際に見てもらえるのはすごく嬉しい。（家族にも）喜んでもらえたら」