• 万博閉幕から

ブルーインパルス、飛行のルート発表

ブルーインパルス、飛行のルート発表

大阪・関西万博の記念飛行を務める「ブルーインパルス」の飛行ルートが発表された。
人々が空を仰ぎ、目を凝らす。まもなく、轟音とともに青と白の軌跡が描かれる。

午前11時40分ごろ、関西空港から颯爽と飛び立ったブルーインパルスは、大阪湾の風を受けて北へと進む。通天閣を横目に、大阪城の上空を悠然と通過し、さらには1970年万博の遺産たる太陽の塔を見下ろしながら飛びゆく。そして、ひらかたパークの頭上をかすめ、ついに万博の舞台・夢洲へと到達する。

正午ごろ、万博の空にブルーインパルスは現れ、約15分間の祝祭の舞を繰り広げる。機体は華麗に旋回し、万博のテーマを象徴する軌跡を描き出す。その模様を見つめる人々の心には、きっと一筋の感動が刻まれることだろう。

かつて大阪の空を駆けたブルーインパルスが、再びこの地で舞い踊る。果たしてどんな奇跡が生まれるのか——それは、空を見上げた者だけが知ることとなる。

ブルーインパルス、飛行のルート発表
画像:防衛省 [JASDF] 航空自衛隊HPから

万博「ブルーインパルス」、通天閣・大阪城・太陽の塔上空に…開幕イベントの飛行ルート判明
4/2(水) 20:36配信 読売新聞オンライン

 13日の大阪・関西万博の開幕イベントで、会場となる大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)上空で展示飛行する航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」の飛行ルートが、複数の関係者への取材で判明した。1970年大阪万博のシンボル「太陽の塔」や大阪城など大阪府内のランドマーク上空を飛行してから会場に向かうという。
 関係者によると、ブルーインパルスは、13日午前に関西空港を離陸。北上して大阪・新世界の観光名所「通天閣」、大阪城、太陽の塔、遊園地「ひらかたパーク」の上空を飛行した後、正午から約15分間、万博会場上空で展示飛行を実施する予定だ。
(万博「ブルーインパルス」、通天閣・大阪城・太陽の塔上空に…開幕イベントの飛行ルート判明(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

「万博テーマ感じる演目に」 空自ブルーインパルス、開幕日に記念飛行
3/30(日) 7:06配信 時事通信

 飛行隊長の江尻卓2等空佐(41)らが時事通信の取材に応じ、「世界の人に演技を見てもらう貴重な機会。万博のテーマを感じられる飛行にしたい」と意気込みを語った。
 1970年の前回の大阪万博でも大空に「EXPO70」の文字を描いたブルーインパルス。大阪での飛行は90年の「花と緑の博覧会」以来35年ぶりで、この時は航跡のスモークで巨大な花のマークを作り出し、開会式を盛り上げた。
 今回の万博での演目の詳細は明かせないというが、江尻隊長は「万博のテーマである『いのち』や『未来』、また世界とのつながりといったイメージを取り入れた飛行演目にしたい」と構想を語った。
 演目は主催者のリクエストやイベントの趣旨を考慮するといい、昨年3月の北陸新幹線延伸開業の際は、縦一列に連なって飛ぶ「トレイル」で車両を表現。長崎県島原市では同年10月、キリスト教関連の世界遺産がある土地柄をイメージして、空中に十字架をつくる「グランドクロス」を披露した。江尻隊長は「万博の成功につながる演技が目標。大阪の名所の上を飛ぶことがあれば、空を見上げ、すてきな思い出にしてほしい」と話した。
 万博にゆかりのある隊員もいる。編隊右側を飛ぶ3番機のパイロット松浦翔矢1等空尉(30)は、前回会場だった大阪府吹田市の出身。「太陽の塔」が残る万博記念公園は、日課のランニングコースだった。
 中学生の時にブルーインパルスを知り、2018年に空自のパイロットに。ただ、長年の夢だった部隊での任期は3年間に限られているため、万博開催に重なるようタイミングを見計らって配属を志願した。見事射止めた晴れの舞台を前に、「一生に一度の機会。心に残る飛行になるよう全力で取り組む」と力強く語った。
(「万博テーマ感じる演目に」 空自ブルーインパルス、開幕日に記念飛行(時事通信) – Yahoo!ニュース)

大阪の名所上空から万博会場へ 開幕日、ブルーインパルス飛行
4/2(水) 19:28配信 共同通信

 関係者によると、13日午前11時40分ごろに関西空港を離陸。1970年大阪万博のシンボル「太陽の塔」(大阪府吹田市)や大阪城、通天閣など、大阪の名所上空を飛行した後、正午ごろから万博会場の人工島・夢洲上空でパフォーマンスを披露する計画だ。
 経路には大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」付近も含まれる。天候などにより変更の可能性があるとしている。
(大阪の名所上空から万博会場へ 開幕日、ブルーインパルス飛行(共同通信) – Yahoo!ニュース)

ブルーインパルス、関空に駐機へ 大阪・関西万博開幕日の飛行前
4/2(水) 19:53配信 毎日新聞

 大阪・関西万博の開幕日(13日)に会場周辺を飛行する航空自衛隊の「ブルーインパルス」が、開幕数日前から関西国際空港に駐機されることが判明した。複数の関係者が毎日新聞の取材に明らかにした。地元有志らが機体の招致を求めてきた経緯から歓迎が予想される一方、民間利用が原則の関空に自衛隊機が駐機することは議論を呼ぶ可能性もある。
 関係者によると、万博で飛行するための発着地として関西周辺にある複数の空港を検討した結果、海上に造られ騒音被害の懸念が少なく、万博会場の夢洲(ゆめしま)にも近い関空が最適と判断された模様だ。
 機体は万博開幕日の数日前から駐機され、開幕当日は正午ごろに夢洲周辺を飛行する予定。これに加え、大阪万博のシンボル「太陽の塔」など、大阪府内の複数のランドマーク周辺を飛ぶ案も浮上している。
(ブルーインパルス、関空に駐機へ 大阪・関西万博開幕日の飛行前(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年4月4日

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