
1870年に創業し、日本の産業とともに歩んできた三菱グループ。その歴史と未来を映し出すのが、万博に登場する「三菱未来館」である。
このパビリオンのテーマは「いのちの始まり、いのちの未来」。訪れた者は、高さ9メートルにも及ぶ巨大LEDスクリーンに囲まれ、深海から火星まで約7500キロメートルの壮大な旅に出ることになる。水の揺らめく深海、生命の誕生した原始の大地、そして人類が夢見る宇宙へ——曲面LEDシアターによって没入感は圧倒的。まるで、自分自身が生命の歴史を駆け抜けているかのような錯覚を覚えるだろう。
一度に100人ほどが体験できるこのシアターは、事前予約制。地球の未来を見つめるために、一歩足を踏み入れる価値は大いにある。さらに、地下には自由に使える休憩スペースも用意され、旅の余韻をゆったりと味わうことができる。
三菱が描く未来とは、一体どんな世界なのか?

(大阪・関西万博公式Webサイトから)

「まるでテーマパークのアトラクションを体験しているよう」三菱未来館 体験型シアター公開【万博】
2/28(金) 17:58配信 読売テレビ三菱未来館・小美野 一館長
「奇跡のような星で、これだけ繋いできた命を、我々が地球で次の世代に繋げていくんだ」
三菱未来館は1970年の大阪万博でも出展。当時、最先端の技術で踊る観客の姿をスクリーンに映し出すなどし、民間パビリオンの中で最も人気を集めたパビリオンともいわれ、今回も注目が集まっていますが…。
三菱未来館・小美野 一館長
「70年万博のリザルト(実績)ではないので、新しい世界を見て帰ってくださいというしかない」
幅11メートル、高さ9メートルの巨大スクリーンがあるメインシアター。55年で驚きの進化を遂げた映像技術により、スペースシャトルに乗って深海や宇宙を旅しているかのような体験を味わうことができます。
予約が必要な「三菱未来館」の収容人数は、1日で最大7000人ほど。迫力ある映像で、来場者たちに「いのちの歴史と未来」を伝える、このパビリオンが前回同様、今回も一番人気となれるのか、注目です。
「まるでテーマパークのアトラクションを体験しているよう」三菱未来館 体験型シアター公開【万博】(読売テレビ) – Yahoo!ニュース
三菱未来館は「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」を基本コンセプトとし、「いのちの始まり、いのちの未来」そして「いのちの尊さ」「いのちの出会いと共に生きる奇跡」といった、様々な思いを感じていただきます。三菱未来館は地上に浮かぶマザーシップのような建物です。地下空間からパビリオンを巡り、未知なる深海から遥かなる宇宙へ、いのちを巡る壮大な旅へとご案内いたします。三菱未来館での未知なる体験にどうぞご期待ください。(万博公式サイト)
体験型シアターで深海から火星への旅 万博「三菱未来館」の概要発表
展示スタイルは体験型シアターとし、一度に体験できる人数は100人程度。入館には事前予約が必要。展示テーマ「いのちの始まり、いのちの未来。」に沿って制作され、深海から火星まで約7500キロメートルの旅を、高さ9メートルの巨大LEDスクリーンに上映。加藤監督の説明によると映像時間は約8分半。
野島委員長は説明会で「グループ内の特定の企業やサービスを訴求しているのではない。普遍的なメッセージとして来場者に訴えたい」と語った。
小美野事務局長はイメージしているコンテンツの視聴対象年齢は10~15歳とし、「深海や宇宙の旅に没入して欲しい。エンタメ性あるコンテンツに仕上がっている」と強調。
(体験型シアターで深海から火星への旅 万博「三菱未来館」の概要発表 | 電波新聞デジタル)