
あの不思議なかたちは、いまや呼べば来る存在になった。万博の象徴として人々の記憶に刻まれたミャクミャクが、各地のイベントへと貸し出されるという。1日26万円という具体的な数字を伴いながら、それでもなお、どこか現実離れした気配をまとっている。
かつて夢洲で人々を迎えていた存在が、今度は街の広場や地域の催しへ現れる。1日に3度まで姿を見せ、最大で2日間滞在するその様子は、まるで巡回する祝祭の断片のようだ。ただし、その出現は無条件ではなく、万博の理念や地域の活性といった、未来へつながる意味を持つ場に限られている。
ミャクミャクは単なる着ぐるみではない。あの独特な輪郭は、万博という時間をまとったまま、次の場所へと運ばれていく。呼ぶことができるようになった今、その存在はむしろ、以前よりも広く街に溶け出し始めている。
ミャクミャク出張、日当26万円 万博協会、着ぐるみ貸し出し
3/31(火) 19:27配信 共同通信日本国際博覧会協会は31日、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の着ぐるみを各地の一般イベント向けに貸し出すと発表した。貸出期間は4月18日~5月25日で、費用は1日26万円から。万博の理念継承や地域の活性化に資する催しを条件とする。5月26日以降の延長も検討する。
1日当たりの費用は関東と関西の場合は26万円、それ以外の地域は36万円。着ぐるみを着るスタッフの手配料も含まれている。1日に3回イベントに出演可能で、最大で2日連続利用できる。
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