
夢洲へ向かうたび、私は何度も西ゲートをくぐった。あの巨大な入口は、ただの通路ではなく、日常と祝祭を切り替える境界のような場所だった。高さ8メートル、幅150メートルの構造物の上には「EXPO2025 OSAKA KANSAI JAPAN 西ゲート WEST GATE」の文字が掲げられ、そこを通るたびに胸の奥が少しだけ高鳴ったものだ。
その西ゲートが、いま静かに姿を消しつつある。重機が木材をつかみ、乾いた音とともに天井が崩れ落ちる。鉄骨が切断されるたびに鋭い金属音が響き、あの看板もゆっくりと地上へ降ろされた。2500万人を超える人々を迎えた入口は、こうして役目を終える。
だが、何度も通ったあのゲートは、消えてしまったわけではない。人の記憶の中で、いまも万博の入口として立ち続けている。
万博「西ゲート」解体を公開、重機でバキバキと 2500万人超来訪の夢の跡
3/9(月) 20:02配信 産経新聞昨年10月に閉幕した大阪・関西万博の会場(大阪市此花区)跡地で、多くの来場者を迎えた西ゲートの撤去工事が9日、報道陣に公開された。
西ゲートは高さ最大8メートル、幅約150メートル。上部に「EXPO2025 OSAKA KANSAI JAPAN 西ゲート WEST GATE」の文字看板が掲げられている。
現場では解体を担当する「三同建設」(同市)の大小2台の重機が巨大なエンジン音をとどろかせながら登場すると、オレンジ色の大型重機が早速ゲート天井部分の解体に着手。クレーン先端のカッターが木製部材をつかむと、天井はバキバキと音を立てながら剥がれ落ちていった。
重機がむき出しになった鉄骨を断ち切ると、「バチン」という鋭い金属音が周囲に響く。ほどなく「西ゲート」の文字看板を支える鉄骨が切断され、最後は2台の重機が両端をつかみ、共同作業で地上に看板を下ろした。三同建設の担当者によると、西ゲート全体の撤去作業は2週間程度を予定している。
(万博「西ゲート」解体を公開、重機でバキバキと 2500万人超来訪の夢の跡(産経新聞) – Yahoo!ニュース)
西ゲートにも、さようなら…万博会場「EXPO2025 OSAKA KANSAI JAPAN 西ゲート WEST GATE」看板撤去工事始まる
3/9(月) 14:27配信 読売新聞オンライン大阪・関西万博会場の西ゲートに掲げられた「EXPO2025 OSAKA KANSAI JAPAN 西ゲート WEST GATE」の文字看板の撤去工事が9日午前、始まった。すでに東ゲートは解体されており、2500万人超の来場者を迎えた看板が姿を消す。
解体を担当する「三同建設」(大阪市)の作業員が重機を使い、西ゲート(高さ最大8メートル、幅約146メートル)に設置された高さ約1.8メートルの看板を取り外していった。ゲート自体も月内に解体を終える予定という。
(西ゲートにも、さようなら…万博会場「EXPO2025 OSAKA KANSAI JAPAN 西ゲート WEST GATE」看板撤去工事始まる(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)