• 万博閉幕から

鳥取に砂のパビリオンオープン

鳥取に砂のパビリオンオープン

境港の夢みなとタワーに足を踏み入れた瞬間、ここが日本海の港町であることを一瞬忘れる。とっとりサンドパビリオンに広がるのは、大阪・関西万博で人々の記憶に深く刻まれた「鳥取無限砂丘」の再来であり、砂が主役となる静かな祝祭の空間である。

43平方メートルに敷き詰められた赤い砂は、ヨルダン王国ワディ・ラムの砂漠から渡ってきたものだと聞くと、足元の一粒一粒が急に重みを持ちはじめる。砂の同盟によって結ばれた縁は、国境や言語を超え、砂という最小の存在を媒介にして世界を近づけている。

砂の上には鳥取の自然が映像となって現れ、光と影がゆっくりと移ろう。虫眼鏡型のデバイスを手に巡れば、風景や食、土地の物語が次々と掘り起こされ、歩くほどに旅は深まっていく。

異国のユニフォームや民族衣装に身を包んで写真を撮るひとときも、万博の続きを生きているかのようだ。さらに県内各地へと広がる赤い砂の体験は、鳥取砂丘の未来へと連なっている。ここは展示ではなく、砂を通じて世界と出会い直す場所であり、鳥取という土地が静かに扉を開く瞬間なのである。

大阪・関西万博の“レガシー”が鳥取に!とっとりサンドパビリオンオープン「万博は終わっていない」
2/2(月) 19:17配信 TSKさんいん中央テレビ

境港市の夢みなとタワーにオープンした「とっとりサンドパビリオン」。2025年に開催された大阪・関西万博で、鳥取県が出展した砂の展示「鳥取無限砂丘」が再現されました。
再現された「砂丘」は、広さ43平方メートル、一面に広がる赤い砂は中東・ヨルダン王国の砂漠「ワディ・ラム」の砂。
鳥取県が、万博で砂をテーマに出展した国や地域と結んだ「サンド・アライアンス」=「砂の同盟」の遺産として「ヨルダン館」から譲り受けました。
駐日ヨルダン王国大使館・ナーセルシェシィーデ大使:
鳥取との友情は、砂だけでなく、砂を媒介として、人々の関係を結ぶことが大事だと思っております。
鳥取県・平井伸治知事:
同じ砂というテーマでも全然違った砂の感触があったり、色も違ったり、世界の大きさを知るチャンスじゃないかなと思います。ご家族連れ、万博で感激した皆さん、是非鳥取県に来て頂ければと思います。
砂の上には、鳥取の自然をテーマにしたプロジェクションマッピングを投影。虫眼鏡型のデバイスを使い、おすすめスポットやグルメなど鳥取の魅力を捜すアトラクションも復活しました。
このほか、砂の同盟に参加したパビリオンのスタッフのユニフォームや民族衣装を着て写真撮影ができるスポットも設けられ、新たな「万博」の思い出をつくることもできます。
県は、鳥取砂丘の「こどもの国」と「ビジターセンター」にもヨルダンの「赤い砂」に触れることができる体験の場を設け、大阪・関西万博の意義を伝えていくことにしています。
(大阪・関西万博の“レガシー”が鳥取に!とっとりサンドパビリオンオープン「万博は終わっていない」 (TSKさんいん中央テレビ) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2026年2月2日

“鳥取に砂のパビリオンオープン”の関連キーワード