• 万博閉幕から

用賀にオブジェが登場

用賀にオブジェが登場

万博の屋外に立ち、群衆の流れを静かに描いていたジュリアン・オピーの人影は、役目を終えて消えたのではなかった。
人の往来を愛するその作品は、東京・用賀へと歩みを進め、GMOインターネットTOWERの通路脇で新たな日常を見つめ始めている。

両面LEDに映る簡潔な輪郭は、急ぐ足取りや迷う視線を等価にすくい取り、通勤と帰宅のあいだに小さな余白を生む。万博という祝祭の記憶は、ここで街の鼓動に溶け、芸術は特別な目的地から、ふと立ち止まる理由へと姿を変える。用賀の空気の中で、アートは今日も淡々と人々とすれ違っている。

大阪・関西万博で展示されたジュリアン・オピーの《People 14.》、GMOインターネットTOWERに移設
12/23(火) 15:32配信 美術手帖

 今年開催された大阪・関西万博。その屋外空間で展示されていたジュリアン・オピーの《People 14.》(2014)が、東京・用賀にあるGMOインターネットTOWERに移設された。
 同作はGMOインターネットグループ代表であり、オピー作品のコレクターとしても知られる熊谷正寿が所有するもの。両面LEDディスプレイを用い、人々が行き交う様子をミニマルな表現で描いている。
 移設先となるステーションアリーナは、用賀駅からGMOインターネットTOWERへつながる連絡通路から見える場所。「日常生活のなかでもアートに触れていただく機会をお届けし、地域の皆様と共に街をより魅力的にしていきたい」という思いから、移設展示が実現したという。
(大阪・関西万博で展示されたジュリアン・オピーの《People 14.》、GMOインターネットTOWERに移設(美術手帖) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年12月28日

“用賀にオブジェが登場”の関連キーワード