• 万博閉幕から

ミャクミャク像、“太陽の塔”の近くへ

ミャクミャク像、“太陽の塔”の近くへ

万博の幕が下りても、物語は静かに続いている。吉村知事が語ったのは、まるで旅を始める妖精の近況報告のようだった。大阪・関西万博の象徴となったミャクミャク像が、いよいよ太陽の塔のふもとへ向けて旅立つとかもしれない。

かつて未来への扉を開いた岡本太郎の巨塔と、令和の万博を跳ね回った赤と青の不思議な生命体。その二つが並び立つ光景を思い浮かべるだけで、胸の奥に小さな風が吹き抜ける。

東ゲートの片隅で行われる「旅立ちセレモニー」は、ただの撤去式ではなく、夢洲から万博記念公園へと続く第二幕の開演のようだ。会見で語られた巡回計画によれば、ミャクミャクはひとところにとどまらない。
大阪府内の観光地を数か月ごとに巡り、あちこちに物語の種を落としてゆく。

太陽の塔の影の下で再び姿を現すその日、見慣れたはずの公園も少し違って見えるだろう。巨大な顔を天に向けた塔と、赤青のゆらめく姿が並び立つその瞬間を一目見たいと、心が自然にそわそわし始める。万博は終わったはずなのに、まだどこかで続いているような、そんな気配に誘われる。

万博内のミャクミャク像「太陽の塔」近くに移設 吉村洋文知事が明かす 府内を巡回するプランも
11/18(火) 19:28配信 スポーツ報知

大阪府の吉村洋文知事が18日、定例会見に臨み、大阪・関西万博会場にあるミャクミャク像を、吹田市内の万博公園にある「太陽の塔」近くに移設する意向を明かした。
この日、ミャクミャク像が29日に移設を開始するのに伴い、東ゲート内で「ミャクミャク旅立ちセレモニー」を行うと発表。吉村知事は「太陽の塔とミャクミャクが一緒に見られるようなエリアに設置しようと思っています」と語った。
さらに「万博記念公園に限らず、大阪府内の観光地だったり、名所だったり、数か月ごとに巡回するようなことを、今、計画しています」とミャクミャクを大阪府内各地でお披露目するプランも明かした。
(万博内のミャクミャク像「太陽の塔」近くに移設 吉村洋文知事が明かす 府内を巡回するプランも(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース)

大阪・吉村知事 ミャクミャク像は「太陽の塔の近くに設置」29日に旅立ちセレモニーを実施
11/18(火) 19:40配信 Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE

大阪府の吉村洋文知事は18日午後、府庁で定例会見を行った。
会見では、大阪・関西万博の会場の東ゲート、西ゲート近くに設置されている「ミャクミャク像」が、29日に撤去されることが発表され、それに合わせ「旅立ちセレモニー」を行うことも発表された。
記者からはミャクミャク像を吹田市の万博記念公園内のどこに設置予定か? という質問があった。
それに対し吉村知事は「太陽の塔の近くにしようと思っています。太陽の塔とミャクミャクが一緒にみられるエリアに設置しようと思っています」と答えていた。
吉村知事はミャクミャク像について「万博記念公園に限らず、大阪府内の観光地や名所などに数か月おきに巡回する計画をしている」とも述べていた。
(大阪・吉村知事 ミャクミャク像は「太陽の塔の近くに設置」29日に旅立ちセレモニーを実施(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE))

投稿日:2025年11月28日

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