• 万博閉幕から

大阪メトロ利用者のべ4億6500万人

大阪メトロ利用者のべ4億6500万人

万博が終わったあとも、夢洲の空気にはまだ少し熱が残っている。
その熱を地下から支え続けたのが大阪メトロである。人々は朝も昼も夜も、どこかへ向かって動き続けた。地下鉄の風は、まるで万博の呼吸のように都市の隙間を通り抜け、夢洲という人工の島までを温めていたのだ。

開幕の日から閉幕の日まで――184日。そのあいだ中央線の夢洲駅を利用した人はおよそ4000万人。一日平均21.7万人。まるで海の底に吸い込まれる潮のように、人の波が流れ込み、また吐き出されていった。
朝の改札口ではリュックを背負った少年たちが胸を膨らませ、夜のホームでは疲れた大人たちが静かに余韻を噛みしめた。彼らはみな、未来の断片を見に行った旅人たちである。

大阪メトロ全体では、会期中にのべ4億6500万人が利用したという。去年の同じ時期より15%も増えた。つまりそれだけ多くの人々が、この都市の地下を走る鉄の動脈に身を委ね、万博という一大幻影を目指していたのだ。

夢洲駅は、万博を支えるために生まれた新駅だった。1月の開業以来、無機質なコンクリートの壁も次第に色づき、ポスターや歓声や笑い声で満たされていった。ホームの端に立つと、遠くに光る大屋根リングの気配が感じられた。

この4億6500万人の足跡は、数字でありながらも、無数の物語の積み重ねである。
地下を走る電車が奏でたのは、万博という祝祭の地下交響曲。
夢洲に行くたび、あの音をもう一度聞きたくなる――そんな気持ちに駆られるのだ。

【速報】大阪・関西万博期間中の大阪メトロ利用者はのべ4億6500万人 去年の同時期に比べ15%増
10/14(火) 10:38配信 読売テレビ

 大阪メトロは、13日に閉幕した大阪・関西万博の期間中に、のべ4億6500万人が利用したと発表しました。
 去年の同時期に比べて15%増えています。
 1日あたり利用者の平均は250万人を超え、去年の同時期に比べ約30万人ほど増加したということです。
(【速報】大阪・関西万博期間中の大阪メトロ利用者はのべ4億6500万人 去年の同時期に比べ15%増(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

夢洲駅、万博期間の利用者4千万人
10/14(火) 10:48配信 共同通信

 大阪メトロは14日、大阪・関西万博の会場に直結する中央線夢洲駅の乗降人員が今年4月13日の開幕から今月13日の閉幕までの速報値で計約4千万人に上ったと発表した。1日平均は約21万7千人。
(夢洲駅、万博期間の利用者4千万人(共同通信) – Yahoo!ニュース)

大阪メトロ夢洲駅の乗降客数、万博期間中に4000万人…1日平均21・7万人が乗り降り
10/14(火) 10:26配信 読売新聞オンライン

 大阪メトロは14日、大阪・関西万博の会場東ゲートに直結する夢洲(ゆめしま)駅(大阪市此花区)の、万博会期中(4月13日~10月13日)の乗降客数が4000万人(速報値)だったと発表した。1日平均21・7万人が乗り降りした。
 夢洲駅は大阪市中心部と万博会場を結ぶ主要路線・中央線の新駅として、今年1月19日に開業した。
(大阪メトロ夢洲駅の乗降客数、万博期間中に4000万人…1日平均21・7万人が乗り降り(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

【速報】万博期間中の夢洲駅利用者は約4000万人、1日平均21.7万人 大阪メトロが速報値を発表
10/14(火) 10:25配信 MBSニュース

大阪メトロは、万博会期中の夢洲駅の利用者などを発表しました。
中央線・夢洲駅の利用者は、4月13日から10月13日までの184日の期間中約4000万人で、一日平均は21.7万人でした。
また、地下鉄とニュートラム全駅を利用した人は、去年の同時期に比べて15%増加して、4億6500万人だったということです。
(【速報】万博期間中の夢洲駅利用者は約4000万人、1日平均21.7万人 大阪メトロが速報値を発表(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)

大阪メトロ・夢洲駅、大阪・関西万博期間中に4000万人! 中央線“最短2分30秒”運転間隔終了
10/15(水) 3:00配信 ラジトピ ラジオ関西トピックス

 大阪・関西万博の会場に直結する大阪メトロ中央線・夢洲駅の乗降人員が、開催期間中(4月13日〜10月13日)の速報値で、計約4000万人にのぼったことがわかった。
 大阪メトロが14日に発表した。1日平均は約21万7000人。
 中央線は万博来場者輸送の約8割を担う大動脈。大阪メトロ全駅(ニュートラム含む134駅)の乗降客数は、開催中に計4億6500万人(1日平均252万7000人)と、前年同時期に比べて15%増加したという。
 大阪メトロは万博期間中、夢洲駅につながる中央線の運行本数を、会期中1日あたり上下計755本、列車の運行間隔は最短2分30秒としたが、14日以降はダイヤを大幅に縮小し、運行本数は半数以下に。間隔も最長20分に広げている。
 夢洲駅を発着する列車は最大8割減り、大半は1駅手前のコスモスクエア駅で折り返す。
(大阪メトロ・夢洲駅、大阪・関西万博期間中に4000万人! 中央線“最短2分30秒”運転間隔終了(ラジトピ ラジオ関西トピックス) – Yahoo!ニュース)

夢洲駅利用者4千万人に 万博会場直結、会期中で
10/14(火) 11:28配信 共同通信

 大阪メトロは14日、大阪・関西万博の会場に直結する中央線夢洲駅の乗降人員が今年4月13日の開幕から今月13日の閉幕までの速報値で計約4千万人に上ったと発表した。1日平均は約21万7千人だった。
 中央線は万博会場の人工島・夢洲につながる唯一の鉄道路線で、会期中は来場者輸送の7割を担う大動脈となった。
 新交通システムのニュートラムも含めた大阪メトロ全駅での会期中の乗降人員は、前年同期比15%増の計約4億6500万人で、1日平均は252万7千人だった。
(夢洲駅利用者4千万人に 万博会場直結、会期中で(共同通信) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年10月15日

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