• 万博閉幕から

「ミャクミャク」のモニュメントが買える

「ミャクミャク」のモニュメントが買える

万博の舞台裏で、静かに始まったもうひとつの祭り——その名も「ミャク市!」。夢洲の入り口にひざまずき、来場者を出迎えたあのミャクミャク像が、今や譲渡先を探している。東の門でおじぎをする「いらっしゃい」、西の門で手を広げる「ワクワク」。それぞれが最低落札価格160万円超の風格を携え、新たな居場所を夢見ている。

それは単なるモニュメントではない。数十万の人々を迎え入れ、無数のシャッター音を浴び、子どもたちの声と真夏の空を見上げ続けた存在。いわば、夢洲の地に立つ“物言わぬ語り部”たちである。

万博協会は、建材や備品をリユースする取り組みとしてこの公募を進めるというが、背景には「万博の記憶を誰かの場所で生かしてほしい」という密かな願いがあるのかもしれない。

7月18日までの入札。欲しいのは像だけでなく、万博そのものを家に連れ帰るという体験である。

ミャクミャク像の譲渡公募 万博閉幕後引き渡し
6/20(金) 16:50配信 共同通信

日本国際博覧会協会は20日、大阪・関西万博会場に設置されている公式キャラクター「ミャクミャク」のモニュメント2体の譲渡先の公募を始めた。最低落札価格は、おじぎをした姿勢の像が約168万5千円、振り返って手を広げた様子の像が約157万7千円。入札期間は7月18日までで、閉幕後の今年12月ごろから引き渡される。
他に「EXPO2025」と書かれたモニュメントを最低価格約70万3千円で、「こみゃく」の愛称で知られる目玉のようなデザインのモニュメント数個をそれぞれ18万円弱で出品している。
(ミャクミャク像の譲渡公募 万博閉幕後引き渡し(共同通信) – Yahoo!ニュース)

【速報】東ゲート前のミャクミャク像は168万円から! 大阪・関西万博の建材・備品のリユースめざす「ミャク市!」6月20日から
6/20(金) 10:57配信 ABCニュース

万博協会は20日、大阪・関西万博の会場で使った建材や備品をリユースしてもらうため、購入者を公募をする「ミャク市!」をウェブ上に開設し、東西のゲートを入ってすぐの場所で来場者を出迎えるミャクミャク像を出品すると発表しました。
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、万博協会は資材についても、建設廃棄物の削減に向け、リユースすることを目指しています。その一環で始まった、リユースマッチング事業「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」で東西のゲートを入ってすぐの会場内にあるミャクミャク像を出品するということです。
東ゲート前の、ひざまづいて来場者を迎える「ミャクミャクモニュメント(いらっしゃい)」の最低落札価格は168万5263円、西ゲート前の、足を交差して両手を広げる「ミャクミャクモニュメント(ワクワク)」の最低落札価格は157万6556円です。
(【速報】東ゲート前のミャクミャク像は168万円から! 大阪・関西万博の建材・備品のリユースめざす「ミャク市!」6月20日から(ABCニュース) – Yahoo!ニュース)

大阪万博に設置「ミャクミャク様」が買える!? リユースサイト「ミャク市!」公募開始
6/20(金) 19:20配信 アスキー

 2025年日本国際博覧会協会は6月20日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で使用された資材のリユースを推進するマッチングサイト「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」において、建材・設備の第2期公募を開始したと発表した。会場のシンボルとして設置される「ミャクミャクモニュメント」も出品物に含まれており、注目が集まる。
 今回の公募は2025年6月20日から7月18日までの期間で実施される。出品物には、公式キャラクターをかたどった「ミャクミャクモニュメント」をはじめ、会場内で使用される「ガーデンパラソル」や「案内サイン」のほか、「洋風大便器」や「厨房機器一式」といったアイテムが含まれており、万博の雰囲気を未来に引き継ぐ多様な品々がラインアップされている。
(大阪万博に設置「ミャクミャク様」が買える!? リユースサイト「ミャク市!」公募開始(アスキー) – Yahoo!ニュース)

万博会場の「ミャクミャク」像、落札価格157万円以上で譲渡先を公募…来年以降引き渡し
6/20(金) 18:05配信 読売新聞オンライン

 日本国際博覧会協会(万博協会)は20日、大阪・関西万博会場の備品などをリユースするために開設した専用サイト「ミャク市!」で、公式キャラクター「ミャクミャク」のモニュメント2体の引き取り先の公募を始めた。最低落札価格は、解体費や本体価格などから、それぞれ168万円と157万円に設定した。入札期間は7月18日までで、来年1~3月に引き渡される。
 閉幕後の廃棄物を削減する取り組みの一環で、対象となるのは、東ゲート近くでお辞儀をしている像(高さ3・85メートル)と、西ゲート近くで両手を広げている像(同)。いずれも、多くの来場者が一緒に記念撮影するなど人気スポットになっている。
 自治体や民間事業者、個人が対象。国や大阪府、大阪市が応募した場合、この3者が優先される。万博協会の担当者は「公共性のある施設や場所での活用を目的としているため」と説明している。
(万博会場の「ミャクミャク」像、落札価格157万円以上で譲渡先を公募…来年以降引き渡し(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)

万博、大人気「ミャクミャク像」制作者が呼びかけ「譲渡先を探しています」 最低落札価格が公開
6/24(火) 18:20配信 オリコン

 大阪・関西万博のデザインシステムを手がけた引地耕太氏が、24日までに自身のXを更新し、大人気となっている「ミャクミャク像」の「譲渡先を探しています」と呼びかけた。
 引地氏はこのニュースに触れ「僕らが制作したこの『いらっしゃいませミャクミャク像』と『ワクワクミャクミャク像』も譲渡先を探しています」と伝えた。
 さらに「今回の万博のシンボルでもあるこの像ですが、2025年以降も多くの人に愛されるような場所へ引き取られて欲しいと切に願っております。願わくば、その地域のシンボルとなり愛され、観光にも役立って欲しい。この前で、2025年以降も多くの人が写真を撮れるような『開かれた場所』に設置されて欲しい気もします」とつづった。
(万博、大人気「ミャクミャク像」制作者が呼びかけ「譲渡先を探しています」 最低落札価格が公開(オリコン) – Yahoo!ニュース)

投稿日:2025年6月24日

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