• 万博閉幕から

万博10月1日(172日目)のまとめ

万博10月1日(172日目)のまとめ

夢洲の大地に朝の光が射し込むと同時に、人々は列をなし、熱気を帯びた波となって会場へ流れ込んでいった。発表された入場者数は一般21万3000人、関係者2万2000人、合計23万5000人。
壮大な数字の羅列であるはずが、実際にその場に立てば、目の前に広がる人波がそれを実感させる。9月12日から20日連続で20万人を超えるという記録的な賑わいは、まるで夢洲そのものが生き物となり、歓声や足音を糧に脈動しているかのようであった。

この日の中心に据えられたのは、ポーランドのナショナルデー。荘厳な式典は日本とポーランド両国の国歌演奏で幕を開け、博士や政府代表、議会副議長といった錚々たる顔ぶれが壇上に並び、国家と国家の結びつきを象徴するひとときを演出する。
会場を包む空気は厳粛にして華麗、そして訪れた者の胸を震わせる迫力に満ちていた。クライマックスを飾るのは国境警備隊代表音楽隊によるパレード。金管の響きが夜空を突き抜け、夢洲の風を震わせるその瞬間、会場に集った人々は誰もが「ここに世界が集っている」という実感を胸に刻むこととなった。

一方で、同じ会場の別の空間では、“デジタルドリーマーズ:ポーランドのゲーム”と銘打たれた企画が熱狂を生んでいた。三つのゾーンに分けられた会場には、家庭用ゲームから最先端の開発現場までが詰め込まれ、プロフェッショナルも子どもも一緒になって画面の奥の冒険へ飛び込んでいく。ゲームは世代や国境を軽々と超え、訪れた誰もが夢見る者、すなわち「ドリーマー」としてひとときの旅人となるのだった。

夕暮れが迫る頃、会場を鮮やかに彩ったのはアンゴラのファッションショー。デザイナー、カーラ・シルヴァの手がける衣装は、アフリカの歴史の深みと現代の感性を織り交ぜ、ランウェイの上で自在に舞い踊る。色彩とリズムが交差するその光景は、まるでひとつの国の魂が衣装の形を借りて立ち現れているようで、観客はただ息を呑み、その瞬間を心に焼き付けていた。

さらに、この日は「国際高齢者デー」でもあった。シニアeスポーツ大会『GeeSports決勝』が特設会場で行われ、年齢を重ねた挑戦者たちが真剣な眼差しでコントローラーを握る。観客はその姿に驚きと尊敬を抱き、歓声が幾重にも重なった。年齢という壁を軽やかに飛び越えるその光景は、万博が目指す未来像を小さな形で体現していた。

こうして十月一日の夢洲は、朝から夜まで途切れることのない祝祭のうねりに包まれた。
数字として刻まれる来場者数、式典の荘厳さ、ゲームの熱気、ファッションの華やかさ、シニアたちの挑戦――それぞれがまるで異なる物語でありながら、ひとつの場所に束ねられることで「世界が集い、響き合う瞬間」を紡ぎ出している。大阪・関西万博という幻の都市は、確かにこの日、誰もが心に残すに違いない奇跡の景色を描き出したのであった。

【速報】万博きのう10月1日(水)の一般入場者数は21万3000人、注目コラボ「ラブブ×ミャクミャク」初日のグッズ抽選に客殺到<閉幕まで残り11日>
10/2(木) 9:45配信 Lmaga.jp

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の10月1日(水)の入場者数は、一般21万3000人、関係者2万2000人、合計23万5000人。場外への救急搬送件数は3件(うち熱中症(疑い含む)0件)だった。
「会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店」では、世界的人気キャラクター・ラブブとミャクミャクのコラボグッズ抽選の客で大行列に。1日の12時20分に訪れると、「これ以上お並びいただくことは危険なため現在お並びいただけません」「ラブブ現在お並びできません」のプレートを持ったスタッフが巡回し、列は打ち切られていた。
(【速報】万博きのう10月1日(水)の一般入場者数は21万3000人、注目コラボ「ラブブ×ミャクミャク」初日のグッズ抽選に客殺到<閉幕まで残り11日>(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)

【20日連続の20万人超え】10月1日(水)の一般来場者数速報値は「21.3万人」 閉幕まで約10日… 残り全ての日が「大変混雑」予想
10/2(木) 10:09配信 MBSニュース

 博覧会協会は、大阪・関西万博の来場者数について、きのう10月1日(水)の一般来場者数は21万3千人(速報値)だったと発表しました。
 速報値も含みますが、9月12日(金)から20日連続の20万人超えです。
(【20日連続の20万人超え】10月1日(水)の一般来場者数速報値は「21.3万人」 閉幕まで約10日… 残り全ての日が「大変混雑」予想(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)

【速報】1日(水)万博の一般来場者数は21.3万人 20日連続で20万人超 閉幕まで残り12日
2025年10月2日 9:54 読売テレビ

 万博協会が2日に発表した、10月1日(水)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約21万3000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約23万5000人でした。
 閉幕まで2週間を切る中、一般来場者数が20万人を超えるのは20日連続、関係者を含めると22日連続となりました。4月の開幕からの一般来場者の累計は速報値ベースで約2290万人、関係者を含めた総来場者数の累計は約2605万人です。
 入場するための「予約枠」がほぼ埋まっている状況が続き、“未使用”のチケットが利用できない“死に券”が問題となる中、当日券の販売は9月26日、公式サイトでのチケット販売も9月30日で終了となりました。
(【速報】1日(水)万博の一般来場者数は21.3万人 20日連続で20万人超 閉幕まで残り12日(2025年10月2日掲載)|日テレNEWS NNN)

ポーランド「ナショナルデー」
2025年10月1日 (ポーランドEXPO公式サイト)

2025年大阪・関西万博におけるポーランドのナショナルデーは、ポーランド参加プログラムの中で最も重要なイベントです。象徴性に富み、エネルギーあふれる雰囲気の中、特別なゲストを迎えて開催されます。
2025年10月1日、大阪・関西万博において「ポーランド・ナショナルデー」が開催されます。これは、ポーランドの万博参加プログラムの中で最も重要なイベントであり、現代ポーランドの成果、価値観、そして多様性を強調する機会となります。最高位の来賓の臨席のもとで行われる予定です。
式典には、スワヴォシュ・ウズナンスキ=ヴィシニェフスキ博士やポーランド共和国政府の代表者などが出席する予定です。一日は、ポーランドと日本の国歌が演奏される公式式典で始まります。日のクライマックスは、国境警備隊代表音楽隊による厳粛なパレードです。

プログラム
映画『地下水道』日本版ブルーレイ発売記念記者会見
ナショナルデー歓迎式典、ポトカルパチェ県週間開幕
ゲームフェスティバル
「有名なポーランド人のABC」出版記念プレゼンテーション
ポーランド国境警備隊の代表音楽隊によるパレード
EXPO ナショナルデーホールにて開会式
ポトカルパチェ県の芸術公演
(ポーランド「ナショナルデー」 – Expo)

加藤経済産業大臣政務官が大阪・関西万博のポーランド共和国のナショナルデーに出席しました
2025年10月3日 METI/経済産業省

加藤経済産業大臣政務官は、10月1日(水曜日)に、大阪・関西万博のポーランド共和国のナショナルデー行事に出席したほか、ミハウ・ヤロス開発・技術副大臣と会談を行いました。
加藤大臣政務官は、大阪・関西万博会場にて開催された、ポーランドのナショナルデー行事に出席しました。式典では、モニカ・ヴィエリホフスカ下院副議長とともに登壇し、日本政府の代表としてスピーチを行い、万博を契機として更に二国間関係が発展することへの期待を述べました。また、晩餐会では今後の両国の関係強化に向けてヴィエリホフスカ下院副議長を始めとするポーランド代表団の皆様と意見交換を行いました。
(加藤経済産業大臣政務官が大阪・関西万博のポーランド共和国のナショナルデーに出席しました (METI/経済産業省))

アンゴラの誇りと美が交差する華やかなランウェイ
アンゴラを代表するファッションデザイナーCarla Silva(カーラ・シルヴァ)によるファッションショーを10月1日に大阪・関西万博アンゴラパビリオンで実施
2025年10月3日 19時23分 アンゴラパビリオン

2025年10月1日(水)午後6時より、EXPO 2025 大阪・関西のアンゴラパビリオンにて、アンゴラを代表するファッションデザイナーCarla Silva(カーラ・シルヴァ)によるスペシャルファッションショーが開催されました。アンゴラの歴史と現代的感性が融合した本ショーには、約50名のVIPゲストが来場し、鮮やかでエネルギーに満ちたファッションを通じて、アンゴラ文化の深みに触れるひとときを体験しました。
(アンゴラの誇りと美が交差する華やかなランウェイ | アンゴラパビリオンのプレスリリース)

【開催のお知らせ】10月1日@大阪・関西万博「World Peace Flag Ceremony(ワールド・ピース・フラッグ・セレモニー)」
2025.09.28 五井平和財団

8月に引き続き、当財団と姉妹団体 May Peace Prevail On Earth Internationalは、大阪・関西万博で、「World Peace Flag Ceremony(ワールド・ピース・フラッグ・セレモニー)」を開催します。
今回は会場をEXPOアリーナ「Matsuri」に移し、「世界一大きな絵 完成式」イベントの中で行います。
世界187カ国の国旗を掲げ、美しい映像と音楽に包まれながら地球を旅する平和のセレモニー。
一人ひとりの中にある「平和を願う想い」が引き出され、国境や言葉の違いを越え、つながり合う機会です。
大阪・関西万博アリーナから、また、アーカイブ配信を通じて、共に世界を巡る平和の旅にぜひ、ご参加ください。
(【開催のお知らせ】10月1日@大阪・関西万博「World Peace Flag Ceremony(ワールド・ピース・フラッグ・セレモニー)」 | 五井平和財団)

「世界のミャクミャク展」10月1日から開催。推しミャク投稿するとJR西日本グッズ当たる
2025年9月30日 15:58 トラベル Watch

 JR西日本は、大阪・関西万博フィナーレに向けた「世界のミャクミャク展」を明日から開催する。10月1日~9日はJR大阪駅 1階 旅立ちの広場で、10月12日~13日には万博会場内 ギャラリーWESTで行ない、いずれも事前予約不要。
 万博関係者と世界中のパビリオンスタッフが一人ひとり想いを込めてペイントしたミャクミャクフィギュアを展示するイベント。色とりどりのアレンジやそれぞれの個性を活かしてユニークに表現されたオリジナル作品の数々が大集合する。
(「世界のミャクミャク展」10月1日から開催。推しミャク投稿するとJR西日本グッズ当たる 会場はJR大阪駅と万博会場内ギャラリー – トラベル Watch)

【大阪・関西万博】ポーランド発のゲームの祭典“デジタルドリーマーズ:ポーランドのゲーム”が10月1日~5日開催
2025年09月30日(火) 17:57 電撃オンライン

 Creative Industries Instituteによるイベント“デジタルドリーマーズ:ポーランドのゲーム(Digital Dreamers: Games from Poland)”が、10月1日~5日の期間“EXPO2025”大阪・関西万博にて開催されます。
 本イベントでは、ポーランドのコンピュータゲーム業界を内側から体験することができ、プロフェッショナルや熱心なファンから家族連れまで、すべての人が楽しめるさまざまな企画が3つのゾーンで展開します。
(【大阪・関西万博】ポーランド発のゲームの祭典“デジタルドリーマーズ:ポーランドのゲーム”が10月1日~5日開催 – 電撃オンライン)

10月1日(水)国際高齢者デーに、「2025 大阪・関西万博」でシニアeスポーツ大会『GeeSports大会』を開催
2025年9月24日 16時00分 株式会社デジタルハーツホールディングス

 株式会社デジタルハーツホールディングス(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:筑紫 敏矢、東証プライム:証券コード3676) が資本参加しているGeeSports万博実行委員会有限責任事業組合(以下、「GeeSports LLP」)が、大阪の夢州で開催されている「2025年日本国際博覧会」(以下、「2025 大阪・関西万博」)において、国際高齢者デーである10月1日(水)に、シニアeスポーツ大会『GeeSports大会 決勝』を開催することをお知らせいたします。
 GeeSports LLPは、高齢化社会が抱える課題に対し、エンターテインメント分野からのアプローチによる解決を企図し、加齢に伴う身体機能の低下に関わらず楽しめるゲームをデザインし、それをシニアeスポーツ「GeeSports」と定義しました。
 「GeeSports」は、ゲームが持つ新しい可能性に着目し、シニアである“GrandParents”が、ゲームをプレイすることで“Exciting”なワクワク感を得るだけでなく、生きがいや自信を持つきっかけとなることを目指しています。また、ゲームを楽しむシニアの姿が周囲の人々に“Empower”する力を与え、世代を超えたコミュニケーションの創発を促すことを期待しています。
(10月1日(水)国際高齢者デーに、「2025 大阪・関西万博」でシニアeスポーツ大会『GeeSports大会』を開催 | 株式会社デジタルハーツホールディングスのプレスリリース)

大末建設/大阪・関西万博チェコパビリオンでアカペラ大会/8大学9チームが歌声披露
2025年10月3日 日刊建設工業新聞

 大末建設が施工した大阪・関西万博チェコパビリオン内の大末ホールで1日、同社主催の「関西学生アカペラ大会」が開かれた(協賛・FC大阪)。関西の8大学から9チームが出場し、息の合った歌声を披露。優勝した立命館大学の「Dear」にはトロフィーなどが授与され、副賞として11月に行われるFC大阪の試合のハーフタイムで歌う権利が贈られた。
 大末建設は、壁面に吸音材を用いるなど高い音楽ホール性能を持つ同ホールを生かすイベントとして、大会を企画した。限られた時間で多くのチームが出場できるためアカペラの大会とし、発表の場が少ないアマチュア学生を参加対象とした。
 大会では審査員を荻野目洋子さん、篠崎愛さん、ハシヤスメ・アツコさん、りょーたさんが務めた。3ブロックに分かれて予選を行い、勝ち抜いた3組が決勝へ。決勝戦では特別審査員としてデザイナーのコシノジュンコさんや村尾和則大末建設社長、近藤祐輔FC大阪社長らも採点に加わった。立命館大学「Dear」は男女5人で平井堅さんの「瞳をとじて」を歌い上げ、栄冠をつかんだ。
 大会の中では大末建設の社員らがアカペラを披露したり、荻野目洋子さんがサプライズで自身のヒット曲を歌ったりして、会場は盛り上がりを見せた。万博誘致に尽力した松井一郎元大阪府知事と村尾社長の対談も行われ、8カ月という短期間で建設された同パビリオンが話題となった。村尾社長は「チェコ伝統のボヘミアンガラスなどを船で日本に運び施工した。チェコと日本の職人が信頼関係を築き共同で作業して、素晴らしい建物が完成した」と述懐。万博後の未来などについても語り合った。
(大末建設/大阪・関西万博チェコパビリオンでアカペラ大会/8大学9チームが歌声披露 – 日刊建設工業新聞)

【2025大阪・関西万博 暑熱対策グッズ】 公式マップ購入の方に会場限定スチール製ボトル缶飲料を限定配布!
2025年10月2日 10時07分 大和製罐株式会社

総合容器メーカー大和製罐株式会社(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山口裕久)は、2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)の暑熱対策グッズとして公式マップ購入の方にスチール製ボトル缶飲料を2025年10月1日(水)から18,000本限定で無料配布します。
スチール製ボトル缶飲料は、夏期の暑熱対策および西ゲート来場促進施策の一環としてP&R駐車場を利用した方に7月1日(火)より配布しています。本製品をより多くの方に体験いただくことを目的に、万博会場内の案内所で公式マップを購入した方への特典として10月1日(水)より配布します。
(【2025大阪・関西万博 暑熱対策グッズ】 公式マップ購入の方に会場限定スチール製ボトル缶飲料を限定配布! | 大和製罐株式会社のプレスリリース)

投稿日:2025年10月4日

“万博10月1日(172日目)のまとめ”の関連キーワード