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万博9月15日(156日目)のまとめ

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万博9月15日(156日目)のまとめ

9月15日、敬老の日。夢洲の朝は、秋の光の粒が地面を撫でて通り、ゲート前の列にじわりと厚みを足していった。速報で一般来場は19万9000人、関係者を含めて22万人。総来場は6日連続で20万人超という報せが重なると、日付の区切りより先に、人の往来そのものが鼓動の単位になっていく気がした*1。連休前日の金曜でさえ20万8163人、土曜は21万8130人(過去最多)、日曜は約20万7000人。数字は乾いているのに、並べるほど会場の熱が立ちのぼる*2。

この日は招かれた客人もいた。長距離移動に不安のある人を支える団体が、75歳以上の高齢者や障がいのある人たち約1000人を無料招待。車いすを押す手、視覚障がいのある人に寄り添う声。巨大博覧会はスケールを誇る場でありながら、ふいに「庭」みたいな親密さを取り戻す*4。

中央広場ではセルビア共和国のナショナルデー。大統領が登壇し、2年後にベオグラードで開かれる認定博のPR。「人類のためのあそび」というテーマが空に投げられ、客席のどこかで「次」が弾ける音がした。遠い国の話なのに、夢洲の風がそれを身近にする。糸電話みたいに、国と国の距離が急に短くなる瞬間がある*5。

来場予約は、午前と土日祝を中心にほぼ埋まり、枠の大幅な拡大は難しいという見解。安全優先の舵はぶれないまま、週末の空き枠はなし、という現実が行列の先頭をさらに早くする*6*1。それでも、会場は「終わり」に向かうだけの場所にはならなかった。誰かにとっては最初の万博で、誰かにとっては最後の大行列。時間の向きが、人の数だけ増えるのが万博らしい。

混雑の合間に、淡々とした数字もある。9月15日の場外救急搬送は3件。熱中症(疑い含む)は0件と報じられた。祭りの裏側で働く無数の目配せが、見えない安全の網を編み続ける*3。

パビリオンの中にも「時間の糸」を引き寄せる出来事があった。オランダ館は、1970年大阪万博のアテンダント経験者をSNSで呼びかけ、9月13日に再会のイベントを実施。55年ぶりの集合写真が叶ったという。写真は記憶の証拠であると同時に、記憶の更新でもある。2025年に集まった笑顔が、1970年の笑顔を照らし直す*7。

音のほうでは、氣志團がEXPOアリーナ「Matsuri」の『OSAKA MUSIC LOVER EXPO ARENA 2025』に登場。22年の「氣志團万博」という自前の祭りを携えて、本家の「祭り」へ乗り込む構図は、外伝が本編に追いつく瞬間のようで痛快だ*8。

砂漠の風も吹いた。サウジアラビア王国館では、この日から隼匠が「ハヤブサ狩り」を実演。世代を超えて受け継がれた技と、鳥と人のあいだに築かれたコミュニケーションを見せる。9月15〜20日、22〜25日の各日9:30〜12:30。伝統は展示物ではなく、いま動いている行為として現れる*9。

人が増えると、風景は同じでいられなくなる。けれど、同じでいられないこと自体が風景になることもある。夢洲の地面は、朝よりも夕方のほうが少し柔らかく感じられた。踏まれたからではなく、たくさんの歩幅の平均値が、あの日の会場をちょうどよく調律したのだと思いたい。閉幕へ向かっているはずの万博が、なぜか始まりの気配をまとう。そういう日が、9月15日だった。

ORIGINAL 2025 2025年に掲載した当時の記事を読む

万博9月15日(156日目)のまとめ

9月15日、敬老の日。夢洲の大地は朝から秋の光にかすかに揺れ、ひときわ厚みを増した人の流れがゲートを覆った。速報値で19万9000人、パビリオン関係者を合わせると22万人――六日連続で20万人を超える賑わいは、まるで閉幕へ向けて会場全体が鼓動を早めているかのようである。
前日までの連休も記録的な人波を刻み、平日のはずの金曜日でさえ20万人を超えていたというから、万博の熱は曜日の概念すら軽やかに踏み越えている。

その日、夢洲には特別な客人たちがいた。敬老の日に招かれた高齢者や障がいのある人々である。車いすを押すスタッフの手は、朝の柔らかな陽射しを受けて光り、視覚障がいのある人々を導く声が静かなリズムを生む。普段は遠い異国のように感じられる巨大博覧会が、この日ばかりは親しい庭のように開かれていた。

中央広場ではセルビア共和国のナショナルデーが祝われ、大統領自らが登壇し、二年後にベオグラードで開かれる「人類のためのあそび」をテーマとした認定博を高らかに告げた。セルビアの歌声が空へ放たれると、遠い国とこの夢洲とが一本の糸で結ばれたかのようで、誰もが次なる旅の予感に胸を高鳴らせた。

予約枠はすでに限界に近く、万博協会が安全を最優先に呼びかけるなか、会場はなおも熱を帯び、終わりへ向かうはずの祭りが不思議な未来の始まりのように輝き続けていた。

【速報】3連休最終日15日(月)万博の一般来場者は19万9000人…6日連続で総来場者20万人超 閉幕まで週末の来場予約の空き枠なし
9/16(火) 9:51配信 読売テレビ

9月15日(月祝)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約19万9000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約22万人で、総来場者は6日連続で20万人を超えました。
 3連休の前日となる12日(金)は平日で過去最多となる20万8163人(総来場者は22万8057人)、3連休初日の13日(土)は21万8130人(総来場者は23万7426人)で、14日(日)は、約20万7000人(総来場者数は約22万6000人・速報値ベース)で、総来場者数は10日(水)から6日連続で20万人を超えました。
 閉幕まで1か月を切る中、日に日に来場者が増加している傾向にあります。
(【速報】3連休最終日15日(月)万博の一般来場者は19万9000人…6日連続で総来場者20万人超 閉幕まで週末の来場予約の空き枠なし(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

万博一般入場者数、13日に最多更新 連休前日から3日連続20万人超
9/15(月) 19:00配信 毎日新聞

 日本国際博覧会協会(万博協会)は15日、大阪・関西万博の13日の一般入場者数が21万8130人となり過去最多を更新したと発表した。3連休前日の12日から14日までの3日間の一般入場者数も連日20万人を超えた。閉幕まで1カ月となり、駆け込みの入場者が急増している。
 万博協会によると、12日の一般入場者数は20万8163万人、14日は20万7000人(速報値)。これまでの最多は9月6日の20万9837人だった。
 入場者は事前に来場日時の予約が必要だが、すでに土日祝日の終日と、平日の午前中の予約枠はほぼ埋まっている。
 万博協会の高科淳副事務総長は15日の記者会見で、「これ以上の枠の大幅な拡大は難しい。10月の午後や夜間はまだ少し枠が残っているので早めに予約してほしい」と呼びかけた。
(万博一般入場者数、13日に最多更新 連休前日から3日連続20万人超(毎日新聞) – Yahoo!ニュース)

【速報】万博・3連休は全日20万人前後の大混雑…きのう9月15日(祝・月)の一般入場者数は19万9000人 今日のイベントは?<閉幕まで残り27日>
9/16(火) 9:45配信 Lmaga.jp

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の9月15日(祝・月)の入場者数は、一般19万9000人、関係者2万1000人、合計22万人だった。場外への救急搬送件数は3件(うち熱中症(疑い含む)0件)だった。
(【速報】万博・3連休は全日20万人前後の大混雑…きのう9月15日(祝・月)の一般入場者数は19万9000人 今日のイベントは?<閉幕まで残り27日>(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)

【敬老の日】万博に移動困難な高齢者らが“無料招待” 「足腰が悪いから来られると思いませんでした」
9/15(月) 12:09配信 読売テレビ

 15日は「敬老の日」です。大阪・関西万博では、移動が困難な高齢者らが無料で招待されました。
 この日朝、大阪・関西万博の会場を訪れたのは、車いすに乗った高齢者たち。このイベントは、長距離の移動に不安を感じるなど、『気軽に万博に行けない人』へのサポートを行っている団体が、敬老の日にあわせて行ったもので、75歳以上の高齢者や障がい者ら約1000人が無料で招待されました。
 会場内では、スタッフらが付き添い、車いすの補助や視覚障がいのある人の誘導など、快適に過ごしてもらうためのサポートが行われました。
(【敬老の日】万博に移動困難な高齢者らが“無料招待” 「足腰が悪いから来られると思いませんでした」(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

【万博】セルビアナショナルデーに大統領が登壇 2年後のベオグラード開催の万博をPR
9/15(月) 19:04配信 ABCニュース

 2年後に万博が開催されるセルビアのナショナルデーに大統領が登壇しました。
 万博で15日、ナショナルデーを迎えたセルビア共和国。式典では、セルビアの歌が披露されました。
 登壇したアレクサンダル・ブチッチ大統領は、セルビアの首都・ベオグラードで2年後に開かれる万博をPRしました。
 ベオグラード万博は、大阪・関西万博などの大規模な「登録博」の間に開催される比較的小規模な「認定博」と呼ばれる万博で「人類のためのあそび」をテーマに開催されます。
(【万博】セルビアナショナルデーに大統領が登壇 2年後のベオグラード開催の万博をPR(ABCニュース) – Yahoo!ニュース)

【速報】万博協会「午前中や土日の予約枠ほぼ埋まっている。これ以上大幅な予約枠拡大は困難」と見解 13日(土)の総来場者は過去最多23.7万人…5日連続で20万人超
9/15(月) 16:36配信 読売テレビ

 万博協会の高科淳副事務総長は15日の会見で、「午前中や土日祝日を中心に、閉幕日まで来場予約の枠がおおむね埋まっている。来場者の安全が最優先と考えており、これ以上の大幅な予約枠の拡大は困難」との見解を示し、早期の来場予約を呼びかけました。
 万博協会によりますと、3連休の初日だった9月13日(土)の大阪・関西万博の一般来場者数が、21万8130人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約23万7426人で、いずれも1日あたりの来場者が過去最多となりました。
 さらに、14日(日)も速報値ベースで20万人を超える来場者が訪れていて、関係者を含めた総来場者は10日(水)から5日連続で20万人を超えています。
(【速報】万博協会「午前中や土日の予約枠ほぼ埋まっている。これ以上大幅な予約枠拡大は困難」と見解 13日(土)の総来場者は過去最多23.7万人…5日連続で20万人超(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

万博オランダ館、SNSで「ぜひご連絡ください」呼びかけに「え!私の祖母が…」→55年ぶりの感動ショットが実現
9/15(月) 14:57配信 オリコン

 大阪・関西万博「オランダパビリオン」の公式Xが、15日までに“55年ぶり再会”の様子を伝え、感動を誘っている。
 同館は8月25日の投稿で「1970年大阪万博でオランダ館のアテンダントとして活躍された日本人の皆さまへ」呼びかけ。
 当時の写真を添えて「私たちは、9月13日にオランダパビリオンで、1970年当時の活動を記念するイベントを開催します。当時のオランダ館アテンダントの方々と再会の機会をつくりたいと考えています。もしご本人、またはご家族の方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください」と伝えていた。
 これに対して「え!私の祖母がアテンダントしてました!」「母がオランダ館レストランでウェイトレスをしておりました」などと多数の反応があった。
 そして9月15日に「今週末、オランダ館にて特別な『大阪万博1970』イベントを開催しました!55年前の大阪万博でオランダ館に携わった日本人とオランダ人スタッフが再会し、当時の思い出を分かち合いました。万博のレガシーと、そこから生まれた絆の深さを改めて感じる素晴らしいひとときとなりました」と報告し、2025年の集合ショットが実現した。
(万博オランダ館、SNSで「ぜひご連絡ください」呼びかけに「え!私の祖母が…」→55年ぶりの感動ショットが実現(オリコン) – Yahoo!ニュース)

苦節22年「亜流万博」を続ける氣志團がいよいよ「本家万博」へ…綾小路翔「関西に足向けて寝られない」
9/15(月) 8:00配信 Lmaga.jp

「大阪・関西万博」のステージに9月15日に登場するロックバンド・氣志團。その誇り高き團長、綾小路翔が、9月14日に大阪市内で取材に応じ、いよいよ迫った大舞台への意気込みを語った。
氣志團が、EXPOアリーナ「Matsuri」で開催される『OSAKA MUSIC LOVER EXPO ARENA 2025』に出演する。2003年より『氣志團万博』という名称で、地元千葉県木更津市はじめ各所で、ももいろクローバーZら多種多様なゲストを招いた音楽フェスを主催し、22年。「万博イヤー」となる今年2025年には『関西氣志團万博 2025』として、大阪で独自イベントも開催した彼らが、満を持して「大阪・関西万博」に登場する。
(苦節22年「亜流万博」を続ける氣志團がいよいよ「本家万博」へ…綾小路翔「関西に足向けて寝られない」(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)

万博サウジアラビア館に“隼匠&ハヤブサ”が登場 伝統の技法を実演
9/17(水) 17:37配信 オリコン

 大阪・関西万博の「サウジアラビア王国館」が、15日から「ハヤブサ狩り」を披露している。
 ハヤブサ狩りはサウジアラビアの文化遺産の中心的存在であり、その歴史は数百年にわたる。デモンストレーションでは、この伝統に敬意を表し、また日本の伝統的なハヤブサ狩りとの共通点を紹介する。
 熟練した隼匠が、代々受け継がれてきた技法や、隼匠とハヤブサとの間で交わされる独特のコミュニケーションを実演。サウジアラビア固有のさまざまなハヤブサの品種を知ることができる。
 9月15~20日、22~25日の各日午前9時30分~午後0時30分まで開催。
(万博サウジアラビア館に“隼匠&ハヤブサ”が登場 伝統の技法を実演(オリコン) – Yahoo!ニュース)