
夢洲の広大な敷地を埋め尽くすように、8月16日の大阪・関西万博には約14万6000人の一般来場者が集い、パビリオン関係者などを含めると総来場者数は実に16万4000人に達した。
炎天の大阪市内は36.0℃の猛暑日。空気は揺らめき、舗道は白く光り、誰もが汗を拭いながら歩いていた。万博協会によれば、この日1人が熱中症の疑いで救急搬送されたという。だが、熱気に包まれた会場はその危うささえも祭りの一部に溶け込み、人々は夏の試練を越えてなお昂揚を求めて彷徨っていた。
この日の主役のひとつは、南太平洋の小国ナウルであった。ナショナルデーの式典では、前大統領であり現外務・貿易副大臣でもあるラス・ジョセフ・クンが壇上に立ち、「共に強く、適応力ある社会を設計しよう」と静かに呼びかけた。
その後に始まったのは、長い棒を打ち鳴らしながら舞う伝統舞踊「スティックダンス」。響き合う木の音に合わせ、ゆるやかに揺れる南国の旋律。壇上では政府関係者までもが笑みを浮かべ踊りに加わり、観客の頬をなでる風のように穏やかな時間を流していった。真夏の太陽に照らされる夢洲で、遠い島国の魂が一瞬、我々の世界と重なったのだ。
そして夜が訪れると、会場はさらに熱を帯びた。布袋寅泰のギターが唸りを上げ、U-NEXT MUSIC FES TOMOYASU HOTEI “LIVE in EXPO 2025”が幕を開ける。愛知万博に続く特別な舞台で、彼は音楽の力を信じる歓びを惜しみなく放ち、国境も言葉も越えて心をひとつにする夜を築き上げた。
「BE MY BABY」「MARIONETTE」「BAD FEELING」――世代を超えて響く音の奔流に、会場は熱狂と陶酔の渦に巻き込まれる。ギターの一音ごとに、万博という世界の交差点が共鳴し、未来への希望が火花のように散っていった。やがてその余韻は、U-NEXTを通じて画面の向こうにも広がっていく。
夢洲の熱と音楽、そして異国の舞踊――8月16日の万博は、猛暑を越えた者にしか味わえない祝祭の記憶として、人々の胸に深く刻まれた。
【速報】万博16日(土)の一般来場者数は14.6万人 熱中症疑いで1人が救急搬送
8/17(日) 10:59配信 読売テレビ万博協会が17日(日)に発表した、8月16日(土)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約14万6000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約16万4000人でした。
16日の大阪市内は36.0℃の猛暑日となり、万博協会によると熱中症の疑いで1人が救急搬送されたということです。
(【速報】万博16日(土)の一般来場者数は14.6万人 熱中症疑いで1人が救急搬送(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)
ナウル式典、観光局X人気も紹介 伝統舞踊で来場者を癒やし
8/16(土) 16:40配信 共同通信大阪・関西万博は16日、南太平洋ナウルのナショナルデーを迎えた。式典では前大統領のラス・ジョセフ・クン外務・貿易副大臣が「共に強く、適応力ある社会を設計しよう」とあいさつ。政府観光局のX(旧ツイッター)の発信が日本で人気を得ていることも強調した。
長い棒を鳴らして踊る伝統舞踊「スティックダンス」などが披露された。南国らしい緩やかな音楽にのって政府関係者が壇上で踊る場面もあり、来場者を癒やした。
(ナウル式典、観光局X人気も紹介 伝統舞踊で来場者を癒やし(共同通信) – Yahoo!ニュース)
伝統舞踊「スティックダンス」で癒やし ナウルが万博で式典 SNS人気も強調
2025/8/16 16:31 産経ニュース大阪・関西万博は16日、南太平洋ナウルのナショナルデーを迎えた。式典では前大統領のラス・ジョセフ・クン外務・貿易副大臣が「共に強く、適応力ある社会を設計しよう」とあいさつ。政府観光局のX(旧ツイッター)の発信が日本で人気を得ていることも強調した。
万博の共同館にあるナウルのブースには来場者からの贈り物が寄せられており、審査を経たものは展示されている。共同館担当者によると「贈り物が展示されるのは異例」という。島国のナウルは世界で3番目に小さい国。太平洋戦争中の1942年に旧日本軍が占領した歴史もある。
(伝統舞踊「スティックダンス」で癒やし ナウルが万博で式典 SNS人気も強調 – 産経ニュース)
DAY5:U-NEXT MUSIC FES TOMOYASU HOTEI “LIVE in EXPO 2025”
出演者:布袋寅泰
「U-NEXT MUSIC FES」の出演について、布袋寅泰さんからコメントが届きました。
布袋寅泰さんコメント
世界が集う万博という特別な舞台で、音楽の力を信じ、ギターを鳴らせることを大変光栄に思います。
U-NEXTの情熱とともに、国境や言葉を越えて心をつなぐ、そんな一夜をお届けしたいと思います。
2025年8月16日、夢洲でお会いしましょう。
(大阪・関西万博で開催する初のリアル音楽フェス「U-NEXT MUSIC FES」DAY5に布袋寅泰の出演が決定。特設サイトもオープン | U-NEXT コーポレート)Jump
BE MY BABY
MARIONETTE
スリル
さらば青春の光
Battle wihtout honor or humanity
ラストシーン
ヒトコト
オフィーリア
BAD FEELING
Boogie woogie under moonlight
Move your Body
CIRCUS
バンビーナ
Departure
アンコール:Poison
(布袋寅泰 @ U-NEXT MUSIC FES (2025.08.16) | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】)
50年前に造った道路に「アリガトウ」…南太平洋の島国ナウル、直行便があった鹿児島の建設会社を関西万博に 元大統領自ら歓迎
10/9(木) 11:24配信 南日本新聞鹿児島県錦江町田代の三共建設が大阪・関西万博に招かれ、南太平洋の島国ナウル共和国のナショナルデーに出席した。50年前、技術者5人がナウルの道路工事に携わったことが縁。当時の写真を贈り、元大統領らから歓迎を受けた。
ナウルは鹿児島の南東5000キロほどに位置し、周回道路が25キロほどの小さな国。鹿児島空港とナウルをつなぐ航空便があったことから1975年、県内企業の複数社が工事に参加。三共建設は路盤工事を担当した。
ナショナルデーは8月16日にあり、中島竜作社長(62)と長男で事務部長の海樹さん(28)が出席。ラス・ジョセフ・クン元大統領(50)に工事の様子などの写真をプレゼントした。中島社長は「1975年は元大統領が生まれた年で、子どもの頃から道路を使っていたということで、涙ながらに感激してくれた」と語った。
(50年前に造った道路に「アリガトウ」…南太平洋の島国ナウル、直行便があった鹿児島の建設会社を関西万博に 元大統領自ら歓迎(南日本新聞) – Yahoo!ニュース)