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万博9月4日(145日目)のまとめ

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万博9月4日(145日目)のまとめ

開催145日目の夢洲は、夏の熱をまだ手放さない。強い日差しの下、足取りは軽い人もいれば、木陰で風待ちをする人もいる。数字は静かにその熱気を測る。一般来場13万8000人、関係者を含めて15万8000人。場外への救急搬送は1件にとどまった*1。累計は一般1726万人、総来場1987万人へとじわり近づく*2。閉幕まで39日。砂時計は目に見えない音を立てている。

空は少し落ち着かない表情だった。台風15号が近づくという知らせに、博覧会協会は「現時点では通常どおり」だが、状況により営業時間変更や閉場の可能性もあると呼びかけた*3。大阪府知事もXで同旨をリポストし、当日のイベントが主催者判断で変更・中止になりうることを念押しする*4。会場内では、パビリオンや店舗がパラソルや看板、植木を固定・撤去するなど、風に備える段取りを淡々と進めていた*3。巨大な船が、出航前に甲板のロープを一本ずつ確かめるように。

それでも、催しの鼓動は止まらない。会場の一角ではこの日、マーシャル諸島のナショナルデー。群島の名を持つ国のリズムが、環礁の揺らぎのように広場に満ち、足元の舗装まで少しだけ海に見えた。

EXPOアリーナ「Matsuri」では「EXPO JAZZ&BLUES フェスティバル」。上田正樹、憂歌団の木村充揮、庄野真代、神野美伽――大阪ゆかりの顔ぶれが次々と登場し、アロージャズオーケストラの「シング・シング・シング」で景気よく幕を開ける*5。終盤、舞台には知事も、公式キャラクターのミャクミャクもそろい、客席とひとつになって「翼をください」を合唱。正統派の名曲が、盆踊りの輪とジャズのスウィングの中間みたいな、不思議に居心地のいい場所を見つけていた*5。

午後はもうひとつ、別種の「うた」が鳴っていた。落合陽一が手がけるシグネチャーパビリオンnull²の「null²庵新世界茶会」。会場はEXPOホール「シャインハット」。伝統的な点前に、ドヴォルザーク『新世界より』、生成CG、多層音響、照明が重ね書きされる。道具と身体、東洋と西洋、情報と作法が、ぬるりと溶け合う設えだという*6。茶室に足を踏み入れたつもりが、プロジェクションの陰影にすっと視界を連れ去られる。湯気がスクリーンになり、湯の音がオーケストラの余韻に紛れる。伝統は背筋を伸ばし、テクノロジーは肘掛けに体を預ける――そんな配置の逆転を、茶碗の縁が静かに許容している。

日が傾くと、ギターの弦が夜の入り口を見つけた。「Super EXPO Rockin’ Night -Exclusive Session MIYAVI&YUTA (NCT)-」。大阪出身の二人、YUTAとMIYAVIがEXPOアリーナ「Matsuri」に登場し、スペシャルセッションで火花を散らす。18時30分から20時30分まで、夢洲の夜空はピックの一撃で時折震え、観客の歓声が波のように返ってくる*7。昼間に固定されたパラソルの足元を、今度は低音のうねりがそっと撫でていく。

この日の出来事を横から眺めると、要素はやたらと多層だ。熱気を数える数字、進路を気にする空模様。環礁のダンスと、スウィングのリフ。茶席の点前に差し込むCGの粒子、そしてギターの倍音が夜風に混ざる。どれか一つを主役にしようとすると、別の層が肩をすくめて主役面をやめてくれない。なので、ここでは「段取りの美しさ」に主役を譲りたい。台風に備えてロープを締める段取り。合唱までの呼吸を整える段取り。茶碗に湯を注ぎ足す段取り。アンコールを見越してチューニングを合わせる段取り。段取りは、見えないが確かな掌のように、一日を撫でていく。

数字は冷静だが、段取りはちょっとしたユーモアを含む。ミャクミャクが舞台袖から出てくるタイミングも、パラソルのネジを増し締めする係員の足運びも、null²の「ぬるり」に合わせてわずかに柔らかい。嵐の予報と祭りの熱が同居する日、万博はちゃんと進行した。静かに、しかし厚みのある一枚の進行表の上で。

ORIGINAL 2025 2025年に掲載した当時の記事を読む

万博9月4日(145日目)のまとめ

9月4日の夢洲は、夏の熱気を残したまま、まるで多層の舞台のように時を刻んでいた。入場者は一般13万8000人、関係者を含めて15万8000人。
累計はすでに1987万人に迫り、閉幕まで残り39日という緊張感と期待が漂っている。場外への救急搬送はわずか1件。大勢の人の流れを抱えながらも、この祭典はなお確かに進行している。

台風15号の影が近づき、吉村知事や博覧会協会はXを通じて来場者に呼びかけた。空模様の不安を孕みながらも、パビリオンはパラソルや看板を固定し、あたかも大きな船が嵐に備えるように支度を整えていた。

その日、会場の一角ではマーシャル諸島のナショナルデー。歴史と海の記憶を宿す踊りが披露され、観客を遠い環礁へと誘った。
EXPOアリーナ「Matsuri」では「JAZZ&BLUESフェスティバル」。
上田正樹、憂歌団の木村充揮、庄野真代、神野美伽らが登場し、アロージャズオーケストラの軽快な「シング・シング・シング」で幕を開けた。最後には知事もミャクミャクも舞台に立ち、観客と共に「翼をください」を歌い上げ、会場はひとつの大きな合唱となった。

さらに、落合陽一が仕掛ける「null²庵新世界茶会」。茶の湯とデジタルネイチャーが交わり、点前とCG、音楽と光が渾然一体となる。伝統と未来がとろけ合う奇妙な茶会は、まさにこの万博ならではの光景だ。
夜には「Super EXPO Rockin’ Night」。大阪出身のYUTAとMIYAVIが火花を散らすようにギターを奏で、夢洲の夜空を震わせた。

文化と自然、伝統と未来、人々の熱気と嵐の兆し。あらゆる要素がひしめき合いながら、万博はなおも息づいている。この一日の渦に飛び込めば、自分の感覚さえ新しい世界へと揺さぶられるだろう。

万博4日(木)の一般入場者数は13万8千人、今日のイベントは?
2025.9.5 11:10 Lmaga.jp

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の9月4日(木)の入場者数は、一般13万8000人、関係者2万人、合計15万8000人だった。場外への救急搬送件数は1件(うち熱中症(疑い含む)0件)だった。
(万博4日(木)の一般入場者数は13万8千人、今日のイベントは? | Lmaga.jp)

【速報】万博 4日(木)の一般来場者は13.8万人 5日(金)は台風15号接近も“通常通り営業”
2025年9月5日 9:44 YTV NEWS NNN

 万博協会が5日(金)に発表した、9月4日(木)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約13万8000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約15万8000人でした。
 閉幕まで残り39日となりましたが、一般来場者数の累計は速報値ベースで約1726万人、関係者を含めた総来場者数の累計は約1987万人となりました。
(【速報】万博 4日(木)の一般来場者は13.8万人 5日(金)は台風15号接近も“通常通り営業”(2025年9月5日掲載)|YTV NEWS NNN)

吉村洋文知事、台風15号接近で大阪・関西万博は「営業時間の変更や閉場の可能性があります」と呼びかけ
9/4(木) 13:25配信 中日スポーツ

 大阪府の吉村洋文知事(50)が4日、X(旧ツイッター)を更新。台風接近に伴い、大阪・関西万博来場予定者に向け、注意を呼びかけた。
 「日本国際博覧会協会」の公式Xはこの日、「9月5日(金)に台風15号の接近が予想されています。大阪・関西万博につきましては、現在のところ通常通りの営業を予定しておりますが、状況次第で営業時間の変更や閉場の可能性があります」と投稿。最新情報を確認するよう求めている。
 知事はこのお知らせをリポストし、「明日9月5日(金)の万博についてですが、現時点で通常通り開場予定です」と報告。来場者に「ただ、状況によって変更や閉場の可能性もありますこと、また、明日の万博会場内で開催予定のイベント等につきましても、各主催者判断で変更中止等の可能性もありますので、ご留意、ご容赦下さい」と注意喚起した。
(吉村洋文知事、台風15号接近で大阪・関西万博は「営業時間の変更や閉場の可能性があります」と呼びかけ(中日スポーツ) – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博 台風接近の4日・5日も通常営業 SNSなど確認を
2025年9月4日 19時17分 NHK

大阪・関西万博の実施主体の博覧会協会は、台風15号が接近する4日と5日について、通常どおりの時間で営業する予定だとしています。
ただ、台風の進路や交通状況によっては営業時間の変更や閉場の可能性があるとしていて、来場予定の人に対し、博覧会協会のホームページやSNS、それに交通機関の情報を確認するよう呼びかけています。
また、会場内にある各パビリオンや店舗に対し、パラソルや看板、植木など風に飛ばされやすいものを固定したり、一時撤去したりするなどの対応を呼びかけています。
(大阪・関西万博 台風接近の4日・5日も通常営業 SNSなど確認を | NHK | 大阪・関西万博)

シグネチャーイベント「null²庵新世界茶会」を9月4日に開催

シグネチャーパビリオンnull²(落合陽一プロデューサー 担当テーマ:いのちを磨く)におけるシグネチャーイベントとして「null²庵新世界茶会」を2025年9月4日(木)に開催しますので下記のとおりお知らせします。
日時:2025年9月4日(木) 受付14時30分/開演15時00分/終演18時00分頃
場所:EXPO ホール「シャインハット」
出演:井上八千代、岩﨑宙平(指揮)、裏千家今日庵、落合陽一、細辻伊兵衛、ピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団(五十音順/敬称略)
内容:落合陽一が提唱する「計算機自然(デジタルネイチャー)」を茶の湯の精神に重ね合わせ、伝統的な点前と管弦楽団による『新世界より』、生成CG、多層音響、照明、茶道具が一体となる総合芸術的茶会。ミラードボディとして再構成された大宗匠の点前や茶話会、null(ヌル)的な感覚世界への没入から、伝統とテクノロジー、東洋と西洋、身体と情報がnull²(ヌルヌル)と融解する体験をお楽しみいただけます。
(シグネチャーイベント「null²庵新世界茶会」を9月4日に開催 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト)

万博でジャズとブルースの音楽イベント 上田正樹さん、庄野真代さんら登場
9/8(月) 10:23配信 みんなの経済新聞ネットワーク

 音楽イベント「EXPO JAZZ&BLUES フェスティバル」が9月4日、大阪・関西万博内のEXPOアリーナ「Matsuri」で開催された
 会期中、春・夏・秋の3回にわたり実施する大阪の魅力発信イベント「大阪ウィーク」の一環。ソウル・R&Bシンガー・上田正樹さんやブルース・バンド「憂歌団(ゆうかだん)」のボーカル・木村充揮さん、シンガー・ソングライター・庄野真代さん、演歌歌手・ジャズシンガーの神野美伽さんなど、大阪にゆかりのあるアーティストが登場し、ジャズやブルースなどを披露した。
 ステージは、68年の歴史を持つジャズバンド「アロージャズオーケストラ」による「シング・シング・シング」のパフォーマンスでスタート。吉村洋文知事は「大阪の音楽といえば河内音頭とジャズ。大阪のジャズの魅力を世界に向けて発信したい」とあいさつした。
 ステージの最後では、吉村知事、ミャクミャクを含む出演者全員が登場し、楽曲「翼をください」を披露。観客も手を振りながら歌い、会場が一体となった。
(万博でジャズとブルースの音楽イベント 上田正樹さん、庄野真代さんら登場(みんなの経済新聞ネットワーク) – Yahoo!ニュース)

大阪・関西万博会場内 EXPOアリーナ「Matsuri」で開催される「Super EXPO Rockin’ Night -Exclusive SessionMIYAVI&YUTA(NCT)-」にYUTAの出演が決定!

2025年9月4日(木)、大阪・関西万博会場にて開催される「Super EXPO Rockin’ Night」に、YUTAの出演が決定しました。
ギタリストMIYAVIさんとのスペシャルセッションが実現!大阪出身アーティスト同士による、ここでしか見られないプレミアムなパフォーマンスを、ぜひ!会場でご体感ください。
「Super EXPO Rockin’ Night -Exclusive Session MIYAVI&YUTA (NCT)-」
日程:2025年9月4日(木)18:30~20:30(17:30開場予定)
会場:大阪・関西万博会場内 EXPOアリーナ「Matsuri」
出演:YUTA(NCT)、MIYAVI
(大阪・関西万博会場内 EXPOアリーナ「Matsuri」で開催される「Super EXPO Rockin’ Night -Exclusive Session MIYAVI&YUTA(NCT)-」にYUTAの出演が決定! | NCT | アーティスト・作品 | エイベックス・ポータル)