
8月8日、夢洲は朝から人の波に飲み込まれていた。大阪・関西万博は、この日ひときわ鮮やかな色と音をまとい、まるで巨大な心臓が高鳴るように会場全体が脈打っていた。一般来場者はおよそ12万1000人、関係者を含めると14万人――数字は冷たいのに、その背後に潜む熱気はむせ返るほどだ。
汗ばむ陽射しの下、人々はそれぞれの目的を胸に、しかし同じ方向へと吸い寄せられるように大屋根リングの下へと集う。そこではASEANのスペシャルデーが催され、民族衣装を纏った行列が緩やかに波打ちながら進んでいく。その布の揺れは、南の海の風、熟れた果実の甘み、遠い市場の喧噪をひとつに束ねたかのようで、観る者の時間感覚をほんの一瞬狂わせる。
テックワールド館では台湾の舞鈴劇場が空へ放つディアボロが弧を描き、その軌跡が光の帯となって観客の瞳に焼き付く。拍手は雷鳴のように館内を満たし、笑顔と驚きが交差する。ふと別の通りに足を向ければ、競輪ブース「ふとももEXPO」が異彩を放っている。巨大な太ももバルーンはユーモラスでありながら神々しく、来場者は自転車を漕ぎ、選手と競い、息が上がるのも忘れて夢中になる。その隣では氷が削られ、真夏の熱気をほんの束の間和らげる涼が、通りすがりの人の掌に落ちていく。
会場の裏側では、警察が迷子や体調不良者に対応し、時には口論や事件をも鎮めながら、祭りの機構を見えぬところで動かし続けている。チケット転売への警告、予約可能引換券の販売終了の告知――そうした事務的な知らせすら、この万博という巨大な物語の骨格の一部に過ぎない。
夕暮れが近づくと、京セラドームでは「くるぞ!万博」盛り上げデーが幕を開け、横山大阪市長の始球式、ミャクミャクの登場、そして観客3万5000人に手渡されたうちわが一斉に揺れる。日が沈み、夜の帳が夢洲を包む頃、この日の出来事は無数の記憶となって人々の胸に沈殿する。数字では測れぬ興奮、異国の鼓動、そして未来の匂い――それらすべてが、まだ見ぬ来場者を呼び寄せてやまない。
【速報】“お盆”直前の8日(金)万博の一般来場者12.1万人 “3連休初日”9日は朝から長蛇の列
8/9(土) 11:40配信 読売テレビ万博協会が9日に発表した、8月8日(金)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約12万1000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約14万人でした。
4月13日の開幕からまもなく4か月となりますが、一般来場者の累計は約1323万人、関係者を含めた総来場者数の累計は約1534万人となりました。
(【速報】“お盆”直前の8日(金)万博の一般来場者12.1万人 “3連休初日”9日は朝から長蛇の列(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)
万博3か月で「事件」170件…万引きや無銭飲食・ちかん・盗撮、体調不良など「保護」は190件
8/9(土) 14:16配信 読売新聞オンライン大阪府警は8日、大阪・関西万博の開幕から3か月間(4月13日~7月12日)で、会場や周辺で警戒する「会場警察隊」の事件・事故などの取扱件数が約900件(暫定値)だったと発表した。このうち、「事件」が約170件。万引きが目立ち、巡回を強化している。暴行や無銭飲食、ちかんや盗撮などもあったという。そのほかの内訳は▽迷子や体調不良者に対応する「保護等」が約190件▽会場周辺などでの「交通事故」が約190件▽来場者と警備員の口論など「トラブル」が約100件――などだった。
(万博3か月で「事件」170件…万引きや無銭飲食・ちかん・盗撮、体調不良など「保護」は190件(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース)
【速報】万博でASEANのスペシャルデー 大屋根リングの下でパレード実施
2025年08月08日 16時29分 共同通信大阪・関西万博は8日、東南アジア諸国連合(ASEAN)のスペシャルデーを迎え、大屋根リングの下をパレードが行進した。
東南アジア諸国連合(ASEAN)のスペシャルデー。午後3時からASEAN10か国に東ティモールを加えた国々のメンバーが、各国の民族衣装身を包みオリエンタルパレードを実施します。
(【速報】万博でASEANのスペシャルデー 大屋根リングの下でパレード実施|47NEWS(よんななニュース))
万博「テックワールド館」、パビリオンデーを開催 「台湾ありがとう」と叫ぶ声も
8/9(土) 17:40配信 中央社フォーカス台湾(大阪中央社)台湾が民間企業「玉山デジタルテック」名義で出展している大阪・関西万博の「テックワールド館」は8日、パビリオンデーを開催した。パフォーマンス団体「舞鈴劇場」によってディアボロ(中国ゴマ)の演技が披露され、会場からは大きな拍手が上がった他、「Thank you Taiwan」(台湾、ありがとう)と叫ぶ観客の姿も見られた。
万博の開会式の会場でもあったEXPOホール「シャインハット」で行われた。同万博を運営する日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長や大阪府の山口信彦副知事をはじめ、各パビリオンの代表や日本の政財界関係者、外国人観光客など約2000人が集まり、パフォーマンスを楽しんだ。
イベントが始まる前、メディアの取材に応じた玉山デジタルテックの黄志芳(こうしほう)名誉会長は、テックワールド館は「ライフ」「ネーチャー」「フューチャー」の三つのテーマで構成されたと言及。パフォーマンスはこれに呼応するためにアレンジされた作品で、踊りや音楽、スマート技術などが融合したと説明した。
(万博「テックワールド館」、パビリオンデーを開催 「台湾ありがとう」と叫ぶ声も(中央社フォーカス台湾) – Yahoo!ニュース)
万博、チケット「不正売買」に声明 閉幕まで約2ヶ月、来場者は1500万人を突破
8/8(金) 14:47配信 オリコン2025年日本国際博覧会協会(万博協会)は8日、大阪・関西万博の公式サイトを通じ、「入場チケットは正規の販売チャネルでご購入ください」と呼びかけた。
「転売サイトやSNSなどで、入場チケットが不正に売買される事例が確認されております」という。
その上で「正規の販売チャネル以外で販売されているチケットは、不正な取引により入手されている場合があり、当協会は規約に基づき、そうしたチケットを無効化する場合があります。チケットが無効化された場合、当該チケットをお持ちの方は、博覧会会場への入場ができません。チケットをご購入の際には、ご注意いただきますようお願い申し上げます」とつづった。
(万博、チケット「不正売買」に声明 閉幕まで約2ヶ月、来場者は1500万人を突破(オリコン) – Yahoo!ニュース)
大阪・関西万博に競輪の魅力を伝える「ふとももEXPO~FUTOMOMOoooooooo~」を期間限定オープン
2025年08月08日12時41分 / 提供:TRAICY(トライシー)公益財団法人JKAは、大阪・関西万博のギャラリーWESTに競輪の魅力を発信するブース「ふとももEXPO~FUTOMOMOoooooooo~」をオープンした。 8月8日の「わの日」に合わせて、オープニングセレモニーを開いた。JKAの木戸寛会長、競輪選手の頂点であるS級S班の眞杉匠選手やミャクミャクも参加した。
ブースは、競輪選手の太ももにフォーカスした大きなバルーンが特徴。自転車を漕いで競輪選手と対戦できるゲーム型のアクティビティのほか、競輪の魅力が体感できる大型イマーシブシアター、自転車で削った氷を使った氷嚢がもらえるコーナーも設け、五輪にも採用される日本発祥のスポーツである競輪の魅力を伝える。 挨拶で木戸寛会長は、競輪が鍛え抜かれた太ももに象徴される迫力のあるスポーツで、日本から国際的に発展したスポーツであることを強調し、2024年の世界選手権では5人の選手が金メダル3個を含む6個のメダルを獲得するなど、世界トップレベルの実力を誇ることをアピール。
(大阪・関西万博に競輪の魅力を伝える「ふとももEXPO~FUTOMOMOoooooooo~」を期間限定オープン:マピオンニュースの注目トピック)
8月8日(木) 埼玉西武ライオンズ戦は「『くるぞ!万博』盛り上げようデー」!
8月8日(木)京セラドーム大阪での埼玉西武ライオンズ戦は、2025年4月13日(日)から大阪夢洲で開催されるEXPO 2025 大阪・関西万博を盛り上げるため「『くるぞ!万博』盛り上げようデー」として開催いたします。当日はミャクミャクも来場予定!!
8月8日(木)埼玉西武ライオンズ戦は「『くるぞ!万博』盛り上げようデー」!
当日は横山英幸大阪市長による始球式を行います。
先着35,000名に万博オリジナルうちわをプレゼント
当日は先着35,000名に各入場ゲートで万博オリジナルうちわをプレゼントいたします。
万博オリジナルうちわで、球場を万博カラーで染めあげよう!
1通路付近(13ゲート前)大阪・関西万博PRブースにて万博オリジナルグッズをプレゼント
(8月8日(木) 埼玉西武ライオンズ戦は「『くるぞ!万博』盛り上げようデー」! | オリックス・バファローズ)
大阪・関西万博への”予約なし入場” 8月8日(金)まで!「予約可能引換券」は7月31日で販売を終了、会期後半は混雑を予想
2025.07.04 鉄道チャンネル大阪・関西万博の運営事務局は、コンビニエンスストアや旅行代理店で販売されている「予約可能引換券」について、2025年7月31日(木)をもって販売を終了すると発表しました。
会期後半の混雑が予想されることから、本引換券を予約なしで利用できる期間を2025年8月8日(金)まで拡大するとのことです。一方で、それ以降の予約なしでの利用可能日は限られるため、早期の利用が推奨されています。
現在、コンビニエンスストアのマルチ端末機や旅行代理店などで販売されている、混雑が予想される特定日を除き、来場予約なしで万博会場へ入場できる「予約可能引換券」は、2025年7月31日(木)23時59分をもって販売を終了します。会期後半は混雑が予想されるため、予約なしで利用できる期間が設けられてきましたが、それが変更されます。
予約なしでの利用可能日の拡大と注意点
予約可能引換券を所持している場合、2025年8月8日(金)までの間は予約なしで利用できるよう、利用可能日が拡大されます。しかし、それ以降は、予約なしで利用できるのは2025年9月8日(月)から12日(金)までのみとなるため、早めの利用が呼びかけられています。
(大阪・関西万博への”予約なし入場” 8月8日(金)まで!「予約可能引換券」は7月31日で販売を終了、会期後半は混雑を予想 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル)