• 万博閉幕から

万博7月08日(87日目)のまとめ

万博7月08日(87日目)のまとめ

7月8日、夢洲に熱が満ちる。気温も、心も、未来への期待も――そのすべてが高まり続ける中で、大阪・関西万博はまた一つ節目を迎えた。

この日、会場には一般9万1000人、関係者を含めると10万8000人が集い、猛暑にあえぎながらも未来を求めて歩を進めた。空には灼熱の太陽、地には笑顔と汗。会場外では熱中症の疑いも含めた救急搬送が4件あったが、それでもなお人々の足は止まらなかった。

中止されていた“空飛ぶクルマ”のデモフライトが、ついに再開されるという一報が入る。かつて空を裂いたLIFT社の機体の事故以来、飛行は沈黙していたが、ようやくその沈黙が破られる。人類の夢が再び翼を広げる瞬間は近い。

また、この日は大阪ヘルスケアパビリオンが来場者200万人を突破した記念すべき日でもあった。館長・西澤良記氏をはじめ、万博の守り神とも言えるミャクミャク、そして大阪の顔・もずやんが揃い、ささやかだが心のこもったセレモニーが催された。無数の祈りと健康への願いが、万博の空に放たれた。

ポルトガル館では異国と郷土の響宴が行われた。和歌山県とポルトガルが共鳴する「農業と森の文化」の対話。アルト・ドウロのワインとみなべ・田辺の梅酒が来場者にふるまわれ、1000人以上が風味に酔いしれた。展示された両地の森林文化のパネルは、地球を分かち合うという静かな共感を呼んだ。

未来とは、派手な技術だけではなく、地道な対話と祝祭の積み重ねの中にある。夢洲では今日も、そんな未来が育ちつつある。

【速報】万博きのう7月8日(火)の一般入場者数は9万1000人、今日のイベントは?
7/9(水) 9:47配信 Lmaga.jp

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の7月8日(火)の入場者数は、一般9万1000人、関係者1万7000人、合計10万8000人だった。場外への救急搬送件数は4件(うち熱中症(疑い含む)2件)だった。
(【速報】万博きのう7月8日(火)の一般入場者数は9万1000人、今日のイベントは?(Lmaga.jp) – Yahoo!ニュース)

【速報】万博東ゲート前は長蛇の列…午前9時台は「満員状態」続く 増え続ける来場者『並ばない万博』実現は…6月に来場の男性はしか感染 7月12日までに症状ある場合は医療機関に連絡を
7/8(火) 9:19配信 MBSニュース

 万博開幕から87日目となった7月8日。大阪メトロ・夢洲駅の利用者が集まる東ゲートには、長蛇の列ができていました。大阪の予想最高気温は35℃となっていて、並ぶ人たちの中には日傘をさす人の様子がみられました。
(【速報】万博東ゲート前は長蛇の列…午前9時台は「満員状態」続く 増え続ける来場者『並ばない万博』実現は…6月に来場の男性はしか感染 7月12日までに症状ある場合は医療機関に連絡を(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)

大阪万博、空飛ぶクルマのデモ飛行再開
WING

 2025年日本国際博覧会協会は7月8日、開催中の大阪・関西万博において、空飛ぶクルマのデモフライトを再開することを発表した。万博における空飛ぶクルマのデモフライトは、去る4月26日にLIFT社製の機体で部品落下が発生したことを受け、中止されていた。
 同協会によれば、国産の空飛ぶクルマの開発を進めているSkyDriveは7月31日~8月24日(火・水曜日除く)まで、周回飛行する。さらに丸紅が担当するLIFT製の機体は7月上旬から7月21日まで、万博会場内に設置したバーティポート内の飛行を計画。ANAホールディングスが担当するジョビー・アビエーション製の機体は9月下旬から10月13日まで飛行する予定にあるとした。
(大阪万博、空飛ぶクルマのデモ飛行再開 – 旅行業界・航空業界 最新情報 − 航空新聞社)

【動画】大阪ヘルスケアパビリオンに200万人来館 大阪・関西万博
OSAKA STYLE

 大阪・関西万博(大阪市此花区)の大阪ヘルスケアパビリオンが7月8日、来館者が200万人を突破した。
 当日はイベント広場「リボーンステージ」で200万人突破記念セレモニーが行われ、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」や大阪ヘルスケアパビリオンのマスコットキャラクター「もずやん」も登場し、西澤良記館長から、200万人目の来館者に記念品が贈呈された。
(【動画】大阪ヘルスケアパビリオンに200万人来館 大阪・関西万博 – OSAKA STYLE)

大阪ヘルスケアパビリオン 来館者数200万人突破
来館200万人目のお客様と記念セレモニーを開催
2025年7月9日 14時00分 プレスリリース

公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオンが出展する大阪ヘルスケアパビリオンは、開幕から87日目の2025年7月8日(火)に、来館者数200万人を突破いたしました。 これに伴い、大阪ヘルスケアパビリオン 館長 西澤良記や大阪・関西万博公式キャラクター ミャクミャク、大阪ヘルスケアパビリオンのマスコットキャラクター もずやんと共に記念セレモニーを執り行いました。
大阪ヘルスケアパビリオン200万人目の来館者となったのは、千葉県浦安市から来場した本吉さん、東京都江戸川区から来場した佐野さんです。自分たちが200万人目となったことについて、本吉さんは「200万人目になれたことにとても驚いています。25年後の自分というのは漠然としたものだったが、今日、パビリオンの体験で可視化することができ、未来へ繋がる一歩になった。パビリオンに訪れたことや200万人に選ばれた今日の体験は有意義なものになりました。」と、驚きつつ嬉しそうな様子でお話しされました。
(大阪ヘルスケアパビリオン 来館者数200万人突破 | 公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオンのプレスリリース)

万博、ポルトガル館で和歌山県コラボイベント ワインと梅酒の試飲も
大阪ベイ経済新聞

 2025年大阪・関西万博のポルトガル館で7月8日、和歌山県とのコラボイベント「農業と森の文化、ポルトガルと和歌山の対話」が行われた。
 同万博にパビリオンを出展する和歌山県が海外パリビリオンと交流する中で、ポルトガルと和歌山県は自然や文化で共通点が多いと知ったことをきっかけに企画した。会場ではこの日、世界遺産の「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」で造られたワインと世界農業遺産の「みなべ・田辺の梅システム」によって造られた梅酒が約1000人に振る舞われた。ワインや梅酒のほか、両地域の森林を紹介するパネルも展示する。
(万博、ポルトガル館で和歌山県コラボイベント ワインと梅酒の試飲も – 大阪ベイ経済新聞)

カタールパビリオン、2025年大阪関西万博でナショナルデーを祝う特別イベントを開催
2025年7月14日 18時00分 カタールパビリオン PR事務局

2025年大阪・関西万博において、カタールパビリオンは参加国向けの公式行事として「カタールナショナルデー」を祝うセレモニーを開催しました。
本イベントは、シェイク・アブドゥルラフマン・ビン・ハマド・アルサーニ文化大臣、サード・ビン・アリ・アルハルジ カタールツーリズム会長、ジャベル・ビン・ジャララ・アルマッリ駐日カタール国大使兼2025年大阪・関西万博 カタール館コミッショナージェネラル 、シェイク・アリ・ビン・アルワリード・アルサーニー副コミッショナー兼カタール万博組織委員会委員長が出席し、政府高官、外交団、世界各国からの来場者も出席しました。
アルマッリ駐日カタール国大使は挨拶の中で、「このような国際的な舞台でカタール国のナショナルデーを祝うことは、我が国のアイデンティティと文化遺産への誇りを体現するものであり、団結、寛容、そして国際社会への開かれた姿勢という建国の精神を反映している」と強調しました。また、カタールの2025年大阪万博への参加は、日本との戦略的パートナーシップの深化を再確認するとともに、地域および地球規模の課題への取り組みを示すものであると述べ、カタール国と日本、そして国際社会との相互理解と人と人とのつながりを促進する貴重な機会となったと語りました。
(カタールパビリオン、2025年大阪関西万博でナショナルデーを祝う特別イベントを開催 | カタールパビリオン PR事務局のプレスリリース)

投稿日:2025年7月9日

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