アンゴラ館再開

万博閉幕から

万博会場に長らく沈黙していた扉が、ついに静かに開いた。6月26日、夢洲にてアンゴラ館が再び息を吹き返したのである。開幕当初、一部使用の許可にとどまり、翌日から休館。その長い調整の果て、ようやく万博の大地に本格的にその姿を現した。いまや開かれていないパビリオンはネパール館のみとなった。

アンゴラ館の物語は波乱の連続だった。自前建設の「タイプA」から万博協会が建設を請け負う「タイプX」へ。許可なき業者、未払いの代金。異国の情熱と現場の現実とが、複雑に交錯する建設の舞台裏。だがそのすべてを越え、ようやく訪問者の前にその扉を開いた。

この館では、アンゴラという名の大地に根ざした文化と歴史が静かに語られる。医療への取り組み、女性の社会進出、アフリカの西南に息づく豊かな背景。レストランはまだ準備中であるが、現地の味もまたこの場所で再現されるという。万博の中で最も静かだったパビリオンが、ここから新しい物語を紡ぎ始める。

万博、アンゴラ館が再開　未完成はネパールのみ
6/26(木) 10:38配信　共同通信

　大阪・関西万博で休止が続いていたアンゴラ館が26日午前、再開した。万博が開幕した4月13日時点では、日本国際博覧会協会（万博協会）から出された使用許可がパビリオンの一部にとどまり、翌14日から閉めていた。オープンしていないパビリオンはネパール館のみとなった。
　アンゴラ館は準備段階で、参加国が自前で建設する「タイプA」を断念し、万博協会が建設を代行する「タイプX」に移行。その後も、工事に関わった業者が建設業法の許可を受けていなかったり、下請け業者への費用未払いが発生したりしたことが判明している。
(万博、アンゴラ館が再開　未完成はネパールのみ（共同通信） – Yahoo!ニュース)

アンゴラ館、26日にも再開　万博開幕翌日から休止
6/25(水) 21:01配信　共同通信

　大阪・関西万博で休止が続くアンゴラ館が26日にも再開することが分かった。4月13日の開幕日は開館したものの、翌14日から技術的調整を理由に閉めていた。オープンしていないパビリオンはネパール館のみとなる。関係者が25日、明らかにした。
　関係者によると、消防設備の検査などが続いていたが完了し、日本国際博覧会協会（万博協会）から再開の許可が出たという。
(アンゴラ館、26日にも再開　万博開幕翌日から休止（共同通信） – Yahoo!ニュース)

【速報】紆余曲折経て・・・　アンゴラパビリオンが全面開館！文化や歴史、現地の味を楽しめるレストランも後日オープン予定！
6/26(木) 9:50配信　ABCニュース

　大阪・関西万博で、休館が続いていたアンゴラパビリオンが26日、全面開館しました。
　アンゴラパビリオンは、4月13日の万博開幕日に施設の一部が「来場者の雨宿り」のため開放されたものの、開館に必要な検査を通過していなかったため、その翌日から「技術的調整」を理由に休館していました。
　パビリオンでは、アンゴラの文化や歴史を紹介するほか現地の味を再現したレストランも併設され、レストランは後日オープンする予定だということです。
(【速報】紆余曲折経て・・・　アンゴラパビリオンが全面開館！文化や歴史、現地の味を楽しめるレストランも後日オープン予定！（ABCニュース） – Yahoo!ニュース)

【万博】アンゴラパビリオンがついにオープン　開幕から2か月あまり　未開館はネパールのみに
6/26(木) 9:54配信　MBSニュース

大阪・関西万博で、閉館が続いていたアンゴラパビリオン6月26日午前10時前にオープンしました。
大阪・関西万博のアンゴラパビリオンは、博覧会協会がプレハブ工法で簡易な建物を建設して引き渡す「タイプX」のパビリオンですが、引き渡し後の工事をめぐり、下請け業者間で工事費用の未払いトラブルが発生。未払い額は少なくとも約4300万円にのぼるとみられ、工事が中断する事態にもなっていました。
26日に開館すると、歓迎の民族音楽が鳴り響く中、来場者らが館内に入っていきました。
(【万博】アンゴラパビリオンがついにオープン　開幕から2か月あまり　未開館はネパールのみに（MBSニュース） – Yahoo!ニュース)

アフリカ南西部・アンゴラパビリオンがようやくオープン　医療や女性の社会進出紹介　・・・一方で建設費未払い問題も
　アンゴラパビリオンの前では、スタッフらが現地の音楽を奏でながら来場者を出迎えました。
　アンゴラパビリオンは、万博開幕日以降、開館に必要な検査を通過していなかったため「技術的調整」を理由に休館していましたが、施設の使用許可がおりたことを受け、２６日、ようやく開館しました。
　アンゴラ共和国はアフリカ大陸の南西部に位置し、アンゴラが力を入れている医療や女性の社会進出の様子のほか、文化・歴史が紹介されています。
(アフリカ南西部・アンゴラパビリオンがようやくオープン　医療や女性の社会進出紹介　・・・一方で建設費未払い問題も（ABCニュース） – Yahoo!ニュース)

【万博】アンゴラ館が74日ぶり開館「すごく充実した内容」「期待裏切らず」未開館はネパール館のみ
6/26(木) 12:08配信　読売テレビ

　大阪・関西万博で閉館が続いていたアフリカの国・アンゴラのパビリオンの準備が整い、74日ぶりにオープンしました。
　26日午前10時前、アンゴラパビリオンがオープンすると、待ちわびた人たちが続々と入館していきました。
　アンゴラパビリオンは、4月13日の開幕日のみ一部が開館したものの、翌日から技術的な調整を理由に閉館が続いていました。
　また、工事をめぐって、業者の間で費用の未払いが発生したり、建設業法の許可を受けていない業者が関わっていたことが明らかになったりしていました。
(【万博】アンゴラ館が74日ぶり開館「すごく充実した内容」「期待裏切らず」未開館はネパール館のみ（読売テレビ） – Yahoo!ニュース)