
万博は生きている。夢洲の空の下、始まりの鐘が鳴ってから早くも67日が経った。熱気と埃と希望が渦巻く会場には、すでに700万の足跡が刻まれ、今日もまた誰かがこの祝祭の島に足を踏み入れた。6月17日の大阪は、真夏のような太陽に照らされ、気温は33℃。
汗ばむどころか、体ごと茹だってしまいそうな陽気のなか、ひとりの来場者が熱中症で救急搬送されたという話もある。しかし、そんな灼熱をも飲み込む勢いで、この日の万博は脈打っていた。ウルグアイのナショナルデー。南米の風を乗せて打楽器が鳴り響き、ウーゴ・ファットルーソの音楽にあわせ、民族衣装を纏った踊り手たちが舞い、汗とともに異国の熱が会場に滲んでいく。
同じ日、イタリア館ではアブルッツォ州の特集週間が幕を開けた。マルコ・マルシリオ知事にマリオ・バッターニ代表、政務次官や評議員がずらりと列をなし、まるで一国の縮図がそこに出現したような一幕。日本からはるか遠く離れたアドリア海の風景が、夢洲の空気と静かに交じり合う。その背後では、観光と文化と政治と歴史が、分厚い冊子のように折り重なっている。
だが、万博はいつも整然としているわけではない。光があれば影もある。17日未明、会場の一角「フェスティバル・ステーション」にひとりの青年が忍び込んでいた。中国籍を名乗る大学生。彼は正規のルートではなく、万博の「夜」を歩いていた。スタッフに見つかり、逃げ、そして約10時間後に発見された。侵入というにはあまりにも静かな出来事だったが、この万博の奔流のなかでは、そんな一片の波紋ですら、舞台装置の一部に見えてくる。
こうして6月の万博は続いていく。熱波も人波も、万国の風も、逸脱と歓喜とを含んで、すべてはこの巨大な祝祭空間の燃料になる。光るパビリオンの奥で、未来と過去が握手し、言葉も民族も時間さえも一時的に解け合ってゆく。今この瞬間も、夢洲には誰かの驚きが芽生えている。それが700万人目であれ、701万人目であれ、万博の物語はまだまだ終わりそうにない。
【速報】万博の来場者数が700万人を突破 開幕から66日で超えるも…想定来場者数の25%
6/18(水) 9:10配信 MBSニュース大阪・関西万博は、4月13日の開幕から67日目を迎えていますが、きのう6月17日までの累計来場者数が700万人を突破したことがわかりました。
博覧会協会によりますと、きのう17日の入場者数は、12万7000人で、関係者が17000人、一般来場者が11万人だということです。
(【速報】万博の来場者数が700万人を突破 開幕から66日で超えるも…想定来場者数の25%(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)
【速報】万博の一般来場者数が累計700万人超え 17日(火)は約11万人が来場 “真夏の暑さ”熱中症で1人搬送
2025年6月18日 9:25 YTV NEWS NNN大阪・関西万博が開幕して2か月あまりが経ち、17日までの一般来場者数の累計が、速報値ベースで700万人を超えました。関係者を含めた総来場者数は820万人を超えています。
万博協会が18日に発表した、17日(火)の一般来場数は速報値ベースで約11万人、関係者を含めた総来場者数は約12万7000人でした。
17日は大阪でも33℃を記録する真夏日となりましたが、万博会場では、熱中症により1人が救急搬送されています。
(【速報】万博の一般来場者数が累計700万人超え 17日(火)は約11万人が来場 “真夏の暑さ”熱中症で1人搬送(2025年6月18日掲載)|YTV NEWS NNN)
万博、ウルグアイのナショナルデー 軽快な音楽、躍動的な踊り披露
2025年06月17日 15時14分 共同通信大阪・関西万博は17日、ウルグアイのナショナルデーを迎えた。公式式典ではウルグアイを代表するアーティストのウーゴ・ファットルーソ氏を筆頭に日本人ミュージシャンのヤヒロ・トモヒロ氏らによる打楽器などの軽快なリズムの音楽をパフォーマンス。その旋律に合わせて民族衣装をまとったダンサーがダンスを披露し、会場を盛り上げた。
(万博、ウルグアイのナショナルデー 軽快な音楽、躍動的な踊り披露|47NEWS(よんななニュース))
2025年大阪・関西万博:アブルッツオ州が文化と投資でイタリアパビリオンの主役に
2025年6月17日 17:06 沖縄タイムス+プラス【大阪2025年6月17日ANSA=共同通信JBN】アブルッツオ州を特集するウイーク(一週間)が、2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンで開幕しました。開会のテープカット式には多数の来場者とともに、アブルッツオ州のマルコ・マルシリオ(Marco Marsilio)知事、2025年大阪・関西万博のイタリア政府代表(Commissioner General)であるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)氏、同州労働・産業局評議員のティツィアーナ・マニャッカ(Tiziana Magnacca)氏、同州議会の「イタリアの同胞(FdI)」党代表マッシモ・ベレッキア(Massimo Verrecchia)氏、観光局政務次官のダニエレ・ダマリオ(Daniele D’Amario)氏らが出席しました。
マルシリオ知事は、万博は「全世界が対話し、すべての人がそれぞれの特色を紹介する機会を提供する場です」と述べました。さらに同知事は「私たちの目的は、文化、観光、社会、食とワイン、産業などにおける協力関係を強化するために、日本、ひいてはアジアの人々を魅了することです」と話しました。
(2025年大阪・関西万博:アブルッツオ州が文化と投資でイタリアパビリオンの主役に | プレスリリース | 沖縄タイムス+プラス)
手越祐也、念願の大阪万博を満喫「めちゃ暑かったけど」サングラス姿にファン「カッコいい」
[2025年6月17日20時10分] 日刊スポーツ手越祐也(37)が17日、自身のインスタグラムを更新。大阪万博を満喫する様子を公開した。
手越は「朝から大阪で撮影があったんだけど、撮影が割と早めに終わったので念願だった大阪万博へ。万博で出ているパビリオンのほぼの国に行ったことがあるからすごく楽しみにしててやっと行けました!」と報告し、サングラス姿で万博会場をまわるショットを投稿。特設ブースが登場しているHYDEのフォトスポットでの写真も公開した。
「それぞれのパビリオンに入って懐かしい気持ちになったりまだ行けてない国のパビリオンでは更にその国に行きたくなったし、すごく楽しかった」とし、「めちゃ暑かったけどたくさん歩いてビールやワインも飲んでいい経験できましたー!」と振り返った。
(手越祐也、念願の大阪万博を満喫「めちゃ暑かったけど」サングラス姿にファン「カッコいい」 – 芸能 : 日刊スポーツ)
笹川農林水産副大臣が大阪・関西万博のウルグアイのナショナルデーに合わせて大阪府に出張しました
令和7年6月18日 農林水産省笹川農林水産副大臣は、6月17日(火曜日)に大阪府を訪問し、大阪・関西万博のウルグアイのナショナルデー行事に出席したほか、日本館及びウルグアイ館の視察を行いました。
笹川農林水産副大臣は、大阪・関西万博にて開催されたウルグアイのナショナルデー行事に出席しました。式典では、フラッティ・ウルグアイ農牧水産大臣とともに登壇し、日本政府の代表としてスピーチを行いました。また、日本館及びウルグアイ館を視察するとともに、午餐会では今後の両国の関係強化に向けて意見交換を行いました。
(笹川農林水産副大臣が大阪・関西万博のウルグアイのナショナルデーに合わせて大阪府に出張しました:農林水産省)
万博「夜のショー」時間変更 大屋根リング上空に未来への“願いの樹”を描くドローンショー
6/17(火) 21:51配信 オリコン大阪・関西万博の夜のショーが、きょう17日から時間変更となった。
水上ショー『アオと夜の虹のパレード』の休止期間中、ドローン演出が話題の『One World, One Planet.』が午後7時57分スタートとなる。期間は「当分の間」。
音楽が流れるなか、大屋根リングのライトアップ、上空のドローン演出など、会場全域で幻想的な光景を楽しめる。
2025年日本国際博覧会協会(万博協会)は「『アオと夜の虹のパレード』再開後、本イベントの開催時間については改めてお知らせします」と説明し、また「本イベントは、天候やその他の理由の影響により、ドローンショーのみ、または演出全体を中止する場合があります」としている。
(万博「夜のショー」時間変更 大屋根リング上空に未来への“願いの樹”を描くドローンショー(オリコン) – Yahoo!ニュース)