• 万博閉幕から

メタンガス検知を事業者に依頼

メタンガス検知を事業者に依頼

風光る春の万博。その地中には、かすかな息吹のようにメタンガスが潜んでいた。万博協会はこの問題に対し、会場全体へ172台のガス測定器を配布した。

パビリオンや屋台、賑やかな通りの脇で、人々が笑い、驚き、歩き回るその足元に、慎ましくも着実な見守りの目が潜んでいる。特に西のエリアでは、毎朝と午後に測定が行われ、中央から東にかけては月に一度、静かな儀式のように数値が確かめられる。

21日の会見では、検知された地点にマンホールではなく、より安全なグレーチングを用いる対策も明かされた。見えぬものへの敬意と、確かな手立てが、今この万博を支えている。夢洲はただの華やかな舞台ではない。そこは、目に見えぬ者たちとも共に歩む、不思議と現実の境界線なのだ。

【速報】万博パビリオン・店舗内の“メタンガス”検知を事業者に依頼 172台の測定器を配布
4/22(火) 9:58配信 読売テレビ

 万博協会は22日、会場内で基準値を超えるメタンガスが検出される問題への対応として、パビリオンや飲食・物販施設などの各施設にガス測定器を172台配布したこと明らかにしました。
 万博協会によりますと、パビリオンや店舗で来場者が滞留する場所で、会場の西側のエリアでは毎朝9時までと午後に1回、中央から東のエリアにかけては月に1回の測定をお願いしているということです。
 協会側はガスの検出とあわせて、施設内の換気を推奨し、基準値以上のガスを検出した場合や、そうでない場合でも測定結果を週に1回、協会に報告するよう求めています。
 万博協会は21日の会見で、6日以降も会場内では基準値を超えるメタンガスが検知された場所があり、常時換気をできるよう、マンホールからグレーチングに切り替えるなどの対策を順次行っていることを明かしていました。
(【速報】万博パビリオン・店舗内の“メタンガス”検知を事業者に依頼 172台の測定器を配布(読売テレビ) – Yahoo!ニュース)

【速報】万博会場でメタンガス テストラン以降も安全基準超える濃度検知の箇所も 検知場所はマンホール→グレーチングに 協会は172台の測定器配布など対策講じる
4/21(月) 16:59配信 MBSニュース

大阪・関西万博の会場で開幕前に安全基準値を超える濃度で検知されていたメタンガスについて、博覧会協会は検知された箇所をマンホールからグレーチングに変えるなどの対策を行っていると21日の会見で明らかにしました。また、テストラン以降にも安全基準値を超えるメタンガスが検知された箇所があったということです。
また、その後も、会場内では安全基準値を超えるメタンガスが検知された箇所があり、そうした場所も同様の対策を行っているということです。
大阪・関西万博の会場では4月6日に会場の「西ゲート」に近いキッチンカーが並ぶエリアのマンホールで、着火すれば爆発を起こす濃度のメタンガスが検知されました。
一時周辺への立ち入りを規制して換気などが行われ、夕方ごろに基準値を下回ったということです。
会場では去年3月にも工事中の火花がメタンガスに引火して爆発する事故があり、マンホールに穴をあけてガスを逃がすなどの対策がとられていました。
博覧会協会によりますと、6日に検知された箇所は、マンホールから換気がしやすいようグレーチングに変えられ、その後は同濃度のメタンガスは検知されていないということです。
(【速報】万博会場でメタンガス テストラン以降も安全基準超える濃度検知の箇所も 検知場所はマンホール→グレーチングに 協会は172台の測定器配布など対策講じる(MBSニュース) – Yahoo!ニュース)

万博会場のメタンガス発生受けパビリオン出展国にガス測定器配布 「安全性高める」強調
4/21(月) 18:09配信 産経新聞

大阪・関西万博会場で地中の廃棄物から可燃性のメタンガスが発生している問題を受け、万博を運営する日本国際博覧会協会は21日、パビリオンを出展する海外政府や民間企業にガスの測定器を配布したことを明らかにした。協会幹部は「安全性をさらに高めるため」と説明している。
幹部は「協会として測定や(ガスがたまりやすい場所の)換気などをしっかりと行っているが、その上で各館に協力をお願いすることにした」と強調。測定器を配布したのは「最近」といい、測定結果は協会に報告してもらうことにしている。
万博会場のメタンガス発生受けパビリオン出展国にガス測定器配布 「安全性高める」強調(産経新聞) – Yahoo!ニュース

投稿日:2025年4月23日

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